断熱等級とは?等級ごとの違いや高断熱の住宅を建てる時の注意点を解説

この記事では、後悔しない家づくりのために、断熱等級の基本やメリット・デメリット、建築時の注意点を解説します。この記事を読めば、自身のライフプランに合った最適な断熱性能がわかり、納得のいく家づくりに近づけるでしょう。
記事の目次
断熱等級とは?

マイホームを検討する際に、必ずといってよいほど目にするのが「断熱等級」です。断熱等級は住宅の省エネ性能を示す重要な指標です。等級が高いほど、夏は涼しく、冬は暖かい快適な暮らしができ、光熱費の節約にもつながります。ここでは、断熱等級の重要性や、近年の制度変更を解説します。
断熱等性能等級の重要性
断熱等性能等級は、住宅の断熱性能を示す重要な指標です。等級が高い住宅は、外気の影響を受けにくく、魔法瓶のように室内の温度が保たれやすくなります。
例えば、断熱等性能等級が高いと、以下のような悩みの解消が期待できます。
- 冬に暖房を止めた際、急激に室温が下がる
- 夏はエアコンをつけっぱなしにしないと暑い
また、日々の暮らしの快適性だけでなく、冷暖房の効率が上がるため、光熱費の削減にもつながるでしょう。
このように断熱等性能等級は、家の住み心地と家計に直接影響をおよぼすため、家づくりで優先的に考えるべき性能の一つです。
2022年における断熱等性能等級の変化
断熱等性能等級は2022年に大きく見直され、23年ぶりに等級5、6、7が創設されました。この背景には、国が掲げる「2050年カーボンニュートラル」の実現に向けた動きがあります。2050年カーボンニュートラルは、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする世界的な目標です。
断熱等性能等級の追加にともない、2025年4月以降に建てられる新築住宅には、断熱等級4以上が義務付けられました。これまで最高等級だった等級4が最低基準となるため、これからの家づくりでは、より高い断熱性能が標準になることを理解しておきましょう。
出典:環境省「2050年カーボンニュートラルの実現に向けて」
断熱等級の一覧|それぞれの違いを解説

断熱等級は、2025年8月現在1から7までの7段階に分かれています。等級の数字が大きいほど断熱性能が高く、快適で省エネな住まいであることを示しています。ここでは、2022年の制度改正で新設された等級も含め、それぞれの等級がどのくらいの性能レベルなのか、その違いを見ていきましょう。
断熱等級 | 概要 |
---|---|
断熱等級7級 |
・現行の制度でもっとも高い断熱性能を持つ等級
・省エネ基準の住宅と比較してエネルギー消費量を約40%削減できる水準
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断熱等級6級 |
・高い快適性と建築コストのバランスを兼ね備えている
・省エネ基準の住宅と比較してエネルギー消費量を約30%削減できる水準
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断熱等級5級 |
・ZEHと同等の断熱性能を持つ断熱等級
・2030年度までに新築住宅の最低等級になる予定の等級
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断熱等級4級 |
・2025年4月からすべての新築住宅で適合が義務付けられている断熱等級
・かつては最高等級であった
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断熱等級3級 |
・1992年に定められた「新省エネルギー基準」に相当する断熱等級
・断熱性能は十分とはいえない
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断熱等級2級 |
・1980年の「旧省エネルギー基準」に相当する断熱等級
・限定的な断熱性能
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断熱等級1級 |
・断熱対策がほとんど施されていない
・外気の影響をもっとも受けやすい
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断熱等級7級
断熱等級7は、現在の制度でもっとも高い断熱性能を持つ等級です。国土交通省によると「熱損失等のより著しい削減のための対策が講じられている」と定義されています。これは省エネ基準の住宅(断熱等級4の住宅)と比較して、冷暖房にかかるエネルギー消費量を約40%削減できる水準です。断熱等級7級であれば、冷暖房の依存度が下がり快適な室温を維持できるため、高い快適性と省エネ性を求めるのであれば、目指すべきトップグレードの性能です。
断熱等級6級
断熱等級6は、国土交通省が「熱損失等の著しい削減のための対策が講じられている」と示している住宅性能です。等級にはおよばないものの、高い断熱性能が期待でき、省エネ基準の住宅と比べ、冷暖房のエネルギー消費量を約30%削減するのが目安となっています。高い快適性と建築コストのバランスを重視する際に有力な選択肢となる等級です。
断熱等級5級
断熱等級5は、ZEH(ゼッチ)と同等の断熱性能を持つ基準です。ZEHとは、太陽光発電などでエネルギーを創り、家庭で使うエネルギー消費量をおおむねゼロにする住宅を指します。断熱等級5級は国土交通省により「熱損失等のより大きな削減のための対策が講じられている」とされ、省エネ基準から約10%の一次エネルギー(自然から創られるエネルギー)消費量削減が求められます。2030年度までには、断熱等級5級が新築住宅の最低等級になる予定で、将来のスタンダードとなる性能等級です。
断熱等級4級
断熱等級4は、2025年4月からすべての新築住宅で適合が義務付けられている断熱等級です。断熱等級4は「建築物エネルギー消費性能基準」、つまり国の定める省エネ基準に相当するレベルです。かつては最高等級でしたが、制度改正によって、これからの家づくりの最低限ラインに位置づけが変わりました。この等級をクリアしていることが、現在の住宅建築で必須の条件です。
断熱等級3級
断熱等級3は、1992年に定められた「新省エネルギー基準」に相当する性能レベルです。国土交通省では「熱損失等の一定程度の削減のための対策が講じられている」住宅と定義されています。現在の基準である等級4と比較すると断熱性能は低く、断熱性能は十分とはいえません。既存住宅のなかにはこの等級に該当する建物が多いものの、これから新築で目指す基準ではありません。
断熱等級2級
断熱等級2は、1980年の「旧省エネルギー基準」に沿った性能を示します。この等級は、国土交通省で「熱損失の小さな削減のための対策が講じられている」と定義されています。断熱材が部分的に使われているものの、その効果は限定的で、現代の住宅に求められる快適性や省エネ性の観点から見ると、断熱性能はかなり低いでしょう。築年数が古い住宅に見られる基準で、断熱リフォームを検討する際の目安になります。
断熱等級1級
断熱等級1は、断熱に関する対策がほとんど施されていない住宅を指します。無断熱に近い状態の建物も含まれるため、外気の影響を受けやすく、夏は暑く冬は寒い環境になりがちです。冷暖房効率も悪く光熱費がかさむため、快適性やエネルギー効率の観点からも早めの断熱リフォームが必要なレベルです。
参考:国土交通省「住宅性能表示制度における省エネ性能に係る上位等級の創設」
断熱等級を決定する指標

断熱等級は、主にUA値とηAC値の2つの指標で評価されます。また、断熱等級には日本全国を気候に応じて分けた、地域区分の基準値も存在します。これらの指標が具体的に何を意味するのかを見ていきましょう。
UA値(外皮平均熱貫流率)
UA値(ユーエー値)は、住宅の内部から外部へどれだけ熱が逃げやすいかを示す指標です。この値が小さいほど、熱が逃げにくく断熱性能が高い住宅となります。
UA値は、壁や屋根、窓など建物の外皮全体から失われる熱量を、外皮の総面積で割って算出します。つまり、UA値が低い家ほど冬は暖かさを保ちやすく、少ない暖房エネルギーで快適に過ごせることがわかるでしょう。高性能な断熱材を使ったり、熱が逃げやすい窓を小さくしたりすることで、UA値は小さくなります。
ηAC値(冷房期の平均日射熱取得率)
ηAC値(イータエーシー値)は、夏場に太陽の熱がどれだけ室内に入りやすいかを示す指標です。この値が小さいほど遮熱性能(日差しを遮る性能)が高く、夏の冷房効率がよくなります。例えば、大きな窓があり日差しが入りやすい構造でも、ηAC値が低ければ室温の上昇が抑えられます。
ηAC値を低くすることで、夏の厳しい日差しによる室温上昇を防ぎ、エアコンの使い過ぎを抑えられるでしょう。
地域による区分
断熱等級の基準値は、日本全国で一律ではありません。気候条件に応じて全国を8つに分けた地域区分ごとに設定されています。地域区分が設けられているのは、北海道のような寒冷地と、沖縄のような温暖地とでは、求められる断熱性能が異なるためです。
具体的には、寒さが厳しい地域ほど、熱を逃がさないための厳しいUA値が求められます。自分の住む地域がどの区分に該当し、どの基準値を満たす必要があるのかを確認することが、家づくりの第一歩となります。
断熱等級を調べる方法

自宅や購入を検討している住宅の断熱等級を知りたい時は、どうすればよいのでしょうか。ここでは、断熱等級を調べる具体的な方法を4つ紹介します。
住宅会社・建築士への問い合わせ
断熱等級を調べるためには、自宅を建築した施工会社や、購入した不動産会社へ問い合わせてみましょう。2021年以降、300平方メートル未満の新築住宅では、建築士から施主に対して省エネ性能の説明が義務付けられているため、この説明の際にも、設計上の断熱等級を確認できます。
出典:国土交通省「説明義務制度について」
また、高い等級を希望する場合は、設計段階であれば相談が可能です。早い段階で希望の性能を伝え、仕様を確認しておくことが、後悔のない家づくりにつながります。
設計図の確認
断熱性能に関する情報は、設計図でも確認できます。設計図には、壁や屋根の内部構造、使用される断熱材の種類や厚みなどが記載されており、専門家であればこれらの情報から断熱性能をある程度推測することが可能です。
もし図面の見方がわからなくても、施工した工務店や設計事務所に問い合わせれば、詳しい説明が受けられるでしょう。特に、中古住宅で他の書類がない場合におすすめの方法です。
設計住宅性能評価書・建設住宅性能評価書の確認
断熱等級を知る確実な方法の一つとして、設計住宅性能評価書や建設住宅性能評価書の確認が挙げられます。設計住宅性能評価書・建設住宅性能評価書は「住宅性能表示制度」に基づき、第三者機関が住宅の性能を客観的に評価したもので、断熱性能に関する項目が必ず記載されています。
新築時にこの制度を利用していれば、評価書が発行されるため、建売住宅や中古住宅を購入する際は、不動産会社にこれらの書類の有無を確認してみましょう。
既存住宅性能評価書の利用
すでに建っている中古住宅の性能を知りたい場合は、既存住宅性能評価書を利用することをおすすめします。既存住宅性能評価書は、買主が依頼して既存の建物の性能を評価してもらう制度です。作成には費用がかかりますが、専門家による客観的な評価が得られるのが特徴です。
書類が残っていない中古物件の断熱性能を正確に把握したい時に役立ちます。断熱リフォームを検討する際の判断材料として、購入前に売主と相談してみることも検討してみましょう。
断熱等級の高い住宅を建てるメリット

断熱等級の高い住宅からは、多くの恩恵が受けられます。ここでは、高い断熱性能がもたらす5つのメリットを解説します。
快適な室内環境を維持できる
断熱等級の高い住宅は、快適な室内環境を維持できます。断熱性能が高いと、住宅が外気から受ける影響は減少します。これにより、夏は外の熱気が室内に伝わりにくく、冬は室内の暖かい空気が外に逃げにくくなるでしょう。結果として、一年を通して少ない冷暖房で心地よい室温を保てます。家のなかのどこにいても温度差が少なくなるため、ストレスのない快適な生活ができます。
光熱費の節約につながる
光熱費の節約につながる点も、断熱等級が高い住宅のメリットです。高断熱住宅は室温を一定に保ちやすいため、冷暖房の効率がよくなります。エアコンや暖房器具を過度に稼働させる必要がなくなり、結果的に毎月の光熱費を抑えられるでしょう。具体的には、断熱等級7の住宅は省エネ基準である等級4の住宅と比較して、冷暖房のエネルギー消費を約40%削減できることを基準としています。
ヒートショックのリスクを軽減できる
ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす現象です。断熱等級が高い住宅は、リビングと脱衣所、トイレなど家の中の温度差が小さくなります。それにより、冬場の入浴時やトイレの使用時などに起こりやすいヒートショックの危険性を減らします。特に高齢の方がいる家庭でも安心して暮らせる環境につながるでしょう。
健康リスクが軽減される
断熱等級が高い住宅は、健康リスクが軽減されるのも特徴です。高断熱・高気密な住宅は、適切な換気計画と組み合わせれば室内の温度環境が安定し、結露の発生を抑制できます。結露を抑えればカビやダニの繁殖を防げます。そのため、高断熱住宅はアレルギーを持つ方や小さなお子どもいる家庭にとって、健康的な生活ができる環境になるでしょう。
補助金・税制優遇を受けられる
高い断熱等級の住宅であれば、補助金や税制優遇を受けられる可能性があります。国や自治体は、省エネ性能の高い住宅の普及を促進するため、さまざまな支援制度を用意しています。例えば、ZEH基準を満たすような高い断熱等級の住宅を建てれば、補助金の対象になったり、住宅ローン減税の控除額が大きくなったりします。
出典:環境共創イニシアチブ「2025年の経済産業省と環境省のZEH補助金について」
出典:国土交通省「住宅ローン減税」
これらの制度をうまく活用すれば、経済的負担を軽減しながら高性能な住宅を手に入れられるでしょう。
以下の記事では、住宅補助金の最新情報をまとめています。気になる方はチェックしてください。
断熱等級の高い住宅を建てるデメリットは?

断熱等級の高い住宅には多くのメリットがある一方で、注意するべき点もあります。ここでは、高断熱住宅を建てる際に知っておきたい3つのデメリットと、その対策を解説します。
建築費用が高額になる
断熱等級の高い住宅は、建築費用が高額になる傾向にあります。高い断熱性能を実現するためには、高性能な断熱材や熱を通しにくい樹脂サッシ、複層ガラスの窓など、グレードの高い建材が必要です。これらの材料費や施工にかかる人件費が、一般的な住宅よりも高くなる要因です。少しでも負担を抑えたい方は、補助金や税制優遇を積極的に活用しましょう。
結露の発生リスクがある
高断熱の住宅は、結露の発生リスクがあります。断熱性能が高い住宅は気密性も高いため、室内の湿気が外に逃げにくくなります。適切な換気がおこなわれないと、冬場に窓や壁の表面で結露が発生し、カビやダニの原因になることがあります。ただし、現在の建築基準法では24時間換気システムの設置が義務付けられているため、この換気システムを正しく利用し、室内の空気を常に入れ替えることで、結露のリスクを大幅に低減できるでしょう。
設計上の制約がある
高い断熱性能を確保するためには、設計上の制約が発生することがあります。熱が逃げやすい大きな窓や複雑な形状の開口部を設けるのが難しくなるケースが挙げられます。例えば、壁一面をガラス張りにするような開放的なデザインは、UA値の基準をクリアするために、高性能で高価な窓ガラスを採用することが必要です。設計段階で希望の間取りやデザインと断熱性能のバランスを、建築士とよく相談することが重要になります。
断熱等級の高い住宅を建てる時の注意点

断熱等級の高い住宅を建て、その性能を最大限に引き出すためには、注意するべきポイントがあります。ここでは、特に注意したい点を4つ解説します。
適切な換気計画を立てる
高断熱住宅を建てる際は、適切な換気計画を立てることを意識しましょう。断熱性が高い家は気密性も高くなるため、意識的に換気しないと室内の空気がよどんでしまいます。
その結果、湿気がこもり結露やカビの原因になったり、ハウスダストが溜まったりする可能性があります。効率よく空気を入れ替えるためには、給気と排気の両方を機械でおこなう第一種換気や、排気の熱を回収して再利用する熱交換型換気システムの採用を検討してみてください。
高性能な断熱材を選定する
高性能な断熱材を使用するのも大切なポイントです。断熱材には、グラスウールやロックウールの繊維系や、ウレタンフォームの発泡プラスチック系など、さまざまな種類があり、それぞれに性能やコスト、施工方法が異なります。
例えば、壁のなかに隙間なく充填できる吹付けタイプの断熱材は、高い気密性を確保しやすいのが特徴です。地域の気候や目指す断熱等級に合わせて、最適な断熱材を施工会社と十分に相談して選びましょう。
信頼できる施工会社に依頼する
希望どおりの性能を実現するためには、信頼できる施工会社に建築を依頼することが不可欠です。どれだけ高性能な断熱材や窓を使っても、施工が雑で隙間が生じると、その性能を十分に発揮できません。
特に、断熱材の充填や気密シートの施工には、高い技術力が求められます。そのため、高断熱住宅の施工実績が豊富で、断熱に関する専門知識が豊富な施工会社を選ぶことが重要です。施工会社のWebサイトで施工事例を確認したり、担当者から直接話を聞いたりして、安心して任せられる施工会社を見極めましょう。
窓・開口部の断熱性を高める
家全体の断熱性能を向上させるためには、窓や開口部の断熱性を高めることが重要です。住宅のなかでもっとも熱の出入りが大きいのは窓や玄関ドアなどの開口部だからです。
具体的には、サッシの素材を熱伝導率の低い樹脂製にしたり、ガラスを2枚または3枚重ねた複層ガラスにしたりすることで、外気の影響を最小限に抑えられます。また、日差しの強い南側の窓には遮熱タイプのガラスを選ぶなど、方角に応じて適切な窓を選ぶことも意識しましょう。
まとめ
最後に、断熱等級の記事の内容をまとめます。
断熱等級とは
住宅の断熱性能を示す指標で、等級が高い住宅ほど外気の影響を受けにくく、室内の温度を保ちやすくなります。断熱等級は、住み心地と家計の両方に影響をおよぼすため、家づくりで優先的に考えるべき性能の一つです。
断熱等級を調べる方法は?
住宅の断熱等級を調べる方法には、主に次の4つがあります。
- 住宅会社や建築士へ問い合わせる
- 設計図を確認する
- 設計住宅性能評価書や建設住宅性能評価書を確認する
- 既存住宅性能評価書を利用する
ケースによって調べる方法は異なるため、施工会社や不動産会社に相談して、適切な調査方法を選びましょう。
断熱等級の高い住宅を建てるメリット・デメリットは?
高い断熱等級の住宅を建てると、以下のメリットが得られます。
- 室内環境が快適になる
- 光熱費を節約できる
- ヒートショックのリスクが下がる
- 健康的な生活を送れる
- 補助金や税制優遇を受けられる
一方で、次のデメリットに注意しましょう。
- 高額な建築費用が必要になる
- 結露が発生するリスクがある
- 設計上の制約が発生する
断熱等級の高い住宅は、メリットとデメリットを考慮して、慎重に検討することが重要です。
この記事では、住宅の省エネ性能を示す断熱等級をテーマに、等級ごとの違いやメリット・デメリット、家を建てる際の注意点を解説しました。断熱等級は、快適な生活や光熱費削減に直結する重要な指標です。メリットやデメリットを十分に理解したうえで、高断熱住宅を選ぶ必要があります。
本記事で紹介した内容を参考に、自身のライフプランに合った断熱性能を検討し、後悔のない家づくりを進めましょう。
注文住宅を建てる