テレワーク向けに作業スペースを整え、仕事のオン・オフを切り替える
朝ごはんを食べながらパソコンを開いて仕事を始めたり、子供のおもちゃや漫画本が置いてあるテーブルの上では、なかなか仕事モードになりにくいですよね。
仕事のオン・オフの切り替えを行うためにも、書斎やワークスペースをつくることが大切です。
書斎には、独立した個室を利用した「クローズ型」と、リビングやダイニング、寝室などの一角を利用した「オープン型」の2種類があります。
それぞれの特徴と、書斎の作り方のを説明していきます。
誰にも邪魔されず仕事がしたい「クローズ型」
クローズ型の書斎のメリットは、仕事中に誰にも邪魔されることがなく、作業に没頭できることです。WEB会議においても生活音などに邪魔される心配もありません。
書斎は1帖から作ることはできますが、一般的に椅子を引いて座るのに必要なスペースは約65~80㎝と言われています。デスクの奥行や、生活動線を考慮しながら家具を配置しましょう。
社外や部外に漏れてはならない書類を収納

重要書類を扱う際には、紛失しないよう鍵付きデスクを選ぶとよいでしょう。情報漏洩はもちろん、大事な書類を子供に汚されたり破られる心配もありません。また、手持ちのデスクが鍵付きデスクでない場合でも、鍵付きのサイドチェストと併せて使うことをオススメします。
長時間座っても疲れない椅子

座っても疲れない椅子は数多くありますが、なかでも長時間ゲームしても疲れないように開発された「ゲーミングチェア」は近年、ビジネスチェアとしても人気があります。F1などのレーシングカーで起用されているバゲットシート採用で、背もたれと座面に高低差をつけることで、太腿・腰・背中・肩などを包み込み長時間作業でも疲れません。チェアのサイズやリクライニングの角度によって背後に必要となるスペースは異なるので、リクライニングの後ろにドアがくる場合は、注意が必要です。
家族とのコミュニケーションも取れ、家事や育児に便利な「オープン型」
オープン型のメリットは、リビングやダイニングにスペースがあれば簡易に作れ、子供の様子も常にチェックができることです。また、階段の下や、窓の下などデッドスペースを有効利用することもできます。ポイントとしては、気を散らすようなものがなるべく目に入らないよう、壁側に机をつけるとよいでしょう。
シンプルデザインのワークデスク

サイズ展開している場合が多いので、レイアウトや用途に合わせて選べます。趣味のソーイングや、クラフトスペースとしても利用できる他、子供の勉強机としても重宝します。使用する人の体型にもよりますが、一般的に150~180cmの幅のデスクがあれば2人並んで作業することができます。一人で利用するなら、十分な作業スペースを確保しつつ、場所を取りすぎない100㎝~120㎝位がオススメです。
狭い空間でも作れるワークスペース
6帖や8帖のワンルームや1Kの部屋の場合、少しでも部屋を広く見せるために、ローテーブルを利用している人も多いはず。ローテーブルの上でパソコンを使用する場合、床に座ることになるため姿勢も悪くなり、腰に負担がかかります。ある程度広いスペースがないと書斎は作れないかというと、そうでもありません。狭い空間でも工夫次第で、ワークスペースを作ることができるのです。
折りたたみ式や、収納一体型デスク
折りたたみ式や収納棚と一体となっているデスクを利用すれば、限られたスペース内でワークスペースを確保することが出来ます。
折りたたみ式は、パソコン用デスクのほか、ミシンを使う際の作業台や、折りたたみ式ワゴンとしても使うことも出来ます。収納一体型は、普段は収納棚として利用ができ、無駄なスペースを取ることもありません。在宅ワークはもちろん、オンライン授業にもオススメです。

