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STEP 6.現地見学会へ行く

販売担当者との上手なコミュニケーション術

不動産会社の販売担当者(営業マン)は、住まい選びの大切なパートナー。希望に近い物件を購入するため、円滑なコミュニケーションが取れるといいですね。

販売担当者は大切なパートナー

多くの人にとって、住まいは人生で一番大きな買い物でしょう。加えて、一般的には何度も購入するものではありませんから、住まい探しや資金計画、手続きなどに慣れている、という人はほとんどいません。ですから、不安に思うことがいろいろと出てくるのが普通です。

そんな中、最も頼りになるのが、不動産会社の販売担当者です。住まいを購入者した人からは、「最終的にその物件に決めたのは、販売担当者が信頼できる人だったから」という声も多く聞かれます。

販売担当者は、立場により二つのタイプがあります。一つは売主である会社や販売代理店に所属する販売担当者、もう一つは仲介を手がける不動産会社に所属する販売担当者です。いずれも、物件のことから資金面のことまで、購入に関わるさまざまな事柄を熟知しているプロですから、特にどちらがよい、ということはありません。

ただ、前者は扱っている物件により詳しく、後者は客観的な立場からの意見がもらえるという点で、少し性格が違うと考えておいた方がよいでしょう。

アンケートは正直に

販売担当者とやり取りする中で、「なぜそんなことまで聞くの?」と不安に思うことがあるかもしれません。

例えば、物件の見学などに訪れた際には、たいていアンケート用紙を渡されます。その中には、住所や氏名はもちろん、年齢や勤務先、年収など、プライバシーに関わる事柄を記入する欄が設けられています。親しい友だちにも話さないような情報もありますから、「どうして?」と思うのも無理のないところ。

ただ販売担当者がこういったことを知りたいのには、ちゃんとした理由があります。これらの情報は、後々売買契約やローン借り入れ審査に必要な事柄ですので、見学者がどの程度購入する意思があるのか、また購入できるのか、確認しておきたいのです。

しっかりとした購入の意思がある見学者であれば、販売担当者も物件の紹介をするだけでなく、「希望に合う物件かどうか一緒に真剣に考えよう」と思えます。また、年収などから資金面で無理がある、と感じられる場合には、希望に近い別の物件をすすめる、といった対応もしてくれます。

きちんとした不動産会社、販売担当者であれば、アンケート用紙の情報をもとにしつこく電話勧誘してくる、などのケースはほとんどありません。ただ、その後の購入意思を確認することは当然あります。もしもその時に、「希望の物件ではなかったな」と思うのなら、はっきりとその旨を伝えればいいだけです。ですので、アンケートなどには「面倒だから」と適当なことや嘘を書かず、正直に書き込むようにしましょう。

わからないことは何でも聞いてみよう

販売担当者とうまくコミュニケーションを取る上で大切なのが、「質問」していくことです。住まいの購入については、真剣に考えるほどわからないことがたくさん出てくるもの。そういった疑問や不安を解消して、安心して住まいを購入できるようサポートすることも、販売担当者の仕事のうちです。

どんな小さなことでも、気兼ねなく尋ねてみましょう。例えば、法律面や複雑なお金の問題などですぐに回答できないときでも、よい販売担当者は、一度持ち帰って調べたり、つながりのある専門家に確認するなどして的確な答えを探してくれます。

逆に、そういった質問にしっかり答えてくれない、いい加減な答えを返す、などの不満や不安がある時には、担当者の交代をお願いすることもできます。

人同士の付き合いだけに、相性もあります。よい物件を選ぶためには、信頼関係を築ける販売担当者と出会って、しっかりコミュニケーションを取りながら話を進めていきましょう。
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