新築物件の内覧会と入居説明会
内覧会の意味と重要性

「ステキ……」と感動しておしまい、という人も多いのですが、内覧会には新築物件をチェックする機会、という重要な意味があります。引っ越してから不具合に気づいてガッカリ、とならないよう、物件の出来映えをしっかり確認しましょう。
気になるところを指摘しておくと、引き渡しまでの間に直してもらえます。
チェックしたいポイント

【広さ高さなどは図面通りか】
部屋の寸法、天井高、梁(はり)の出っ張り具合など、図面通りかどうか実際に測ってみます。収納やコンセントの位置なども要確認です。
【施工の不具合】
垂直、水平であるべき面が、キッチリ施工されているか確認します。床の傾きなどは、しっかりチェックしたいですね。コンクリートのでこぼこやひび、クロスのはがれ、継ぎ目の浮き上がりなども要チェック。施工は手作業なので、気になる不具合が見つかることもあります。
【可動部・開口部】
ドアや窓、襖(ふすま)など、動かせるところはすべて動かしてみて、きしみやガタつきがないか、チェックします。また、開口部はすべて開けてみて、天井裏や床下も調べてみてください。配管の配置に問題がないか、ゴミが落ちていたり、水がたまったりしていないか、要チェックです。
【キズや汚れ】
施工途中で、部材がぶつかってキズができたり、へこんだりしていることがあります。また、ペンキや接着剤などによる汚れも確認しましょう。
入居説明会ではどんなことをするの?

また、利用する駐輪場・駐車場の区画や、引越し日もこの時に決められます。希望する区画が重なっていたり、引越し希望日が集中していたりする場合には、抽選が行われます。
相談コーナーが設けられていることもありますから、わからないことや不安に思うことがある時には、遠慮せずに利用するとよいでしょう。