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STEP 3.住宅ローンについて知る

住宅ローンの種類は?

住まいを購入するとき、多くの人が利用するのが住宅ローンです。住宅ローンにはいくつもの種類があるので、自分のニーズや状況に合うものを選ぶことが大切です。

自分の希望に合った住宅ローンを選ぼう

自己資金だけで住まいの購入費用を賄える人は少数です。多くの人が住宅ローンを利用することで資金を確保しています。

住宅ローンには銀行の他、ノンバンクと言われるさまざまな機関や保険会社などが競い合って進出しています。競争も激しく、手掛ける住宅ローンの特色を打ち出すために、どの貸出機関もさまざまなメニューを用意していますから、まず「どこのどの種類の住宅ローンを選んだらいいか」というメニューの選択が、最初のポイントになります。

そうした視点でたくさんの宣伝広告を見ていると、「いろいろな住宅ローンがあるけど、それほどの違いはあるの?」という疑問が浮かぶかもしれません。でも、住宅ローンは種類によって、申込資格に始まり、金利タイプ、返済方法、返済期間、保険の条件、手数料など、メニューごとのさまざまな条件に大きな違いがあります。

それぞれの条件を確かめて、自分の希望にできるだけ近いものを選びたいですね。

さまざまな住宅ローンのポイント

住宅ローンには、公的住宅融資と銀行などの民間住宅融資がありますが、財形住宅融資と一部自治体ごとの住宅融資以外の公的住宅融資はどれも姿を消して、現在は大半を民間住宅融資が占めています。民間住宅ローンは住宅を買う人の実情に合わせて、金利の仕組みなどに細かな違いを出して、それに申込資格や利用条件などを組み合わせたメニューが多く、一つの金融機関だけでもかなりの数の住宅ローンがあります。
それだけに、住宅ローンを利用するときには、どの金融機関のどの種類にするかというメニュー選びの感覚がポイントになります。

住宅ローンの返済中に、もし大きな病気や事故などで収入が途絶えてしまったら……というのは、住まいを買う際の心配事ですよね。どの住宅ローンを利用するかを選ぶときには、借入金を返すときのことをぜひ考えておいてください。「いくら借りられるか」という借り入れる人の希望は、「いくら返せるか」という貸し出す側の金融機関の判断で決まります。これは大きなポイントですから頭に入れておきましょう。

多くの人が利用する「フラット35」

民間住宅ローンのメニューの中には、「フラット35」という名前の付いたものがあります。これは、住宅金融支援機構が民間金融機関をバックアップする仕組みの長期固定型金利の住宅ローンです。

返済が始まった後も、一度決めた金利が全額返済まで変わらないタイプの住宅ローンは、民間金融機関による実施は難しく敬遠されがちな事情があります。そのため、住宅金融支援機構の独自の仕組みによって、民間の銀行などが不安なく融資できるのがこの「フラット35」で、特に低金利の状況では注目を集めます。

長期間にわたって、借り入れ当初の金利設定がそのまま継続されるという基本的な特徴の他に、保証料や繰り上げ返済の手数料が要らないことや、住宅の建て方を技術的にチェックする仕組みなど、民間住宅ローンにはない大きなメリットがあります。100万円以上、最大8,000万円まで借り入れできるということも特徴の一つです(建設費または購入価額以内)。
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