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家賃の相場を調べよう

家賃の相場を調べよう
住まいを探すときには、希望エリアの家賃相場を知る必要があります。毎月の予算と照らして、どれくらいの物件に住めそうかという判断のもとになり、効率的に新居を探すのに役立ちます。

なぜ家賃の相場を調べるのか

相場がわからずに住まい探しを進めると、まずそもそも選んだエリア自体が、自分が払える家賃の範囲に合致しているのかどうかがわかりません。

まずは、希望のエリアでの家賃相場は、一般的にどれくらいなのかを、いくつかの物件を比べながらつかんでいきましょう。具体的には、希望の間取り・広さだとどのくらいの家賃なのか、希望の築年数だとどのくらいの家賃なのかをチェックしていきます。おおむねの相場がわかって予算と合致したなら、さらに駅までの距離や設備の状況など、細部の条件を加えて比べていくと、候補物件を選びやすくなるでしょう。

相場を見るときのポイント

相場を見るときのポイント

家賃の相場を見るときにはどんなことをポイントにすればよいのか、主なものを見ていきましょう。

【間取り・広さ】
希望のエリアで同じような間取り・広さの物件をいくつかピックアップします。例えば、2DKが希望なら同じ間取りの物件で気になるものを選択します。同じ間取りでも広さ(面積)によって家賃が違ってきます。

【築年数】
当然、新築は最も高めの家賃設定になり、古ければ低い傾向になります。希望するエリアでは新築物件が借りられるのか、築年数にこだわらなければどんな物件まで対象になるのか、といった判断材料になります。

【利便性】
最寄り駅に近い方が便利ですから、当然家賃は高くなる傾向にあります。ただし、便利であるほど、ゆったりした間取りや広さの物件は少なくなるということにもなります。

【設備・機能の充実度】
例えば、エアコンが最初から完備されていることや、温水洗浄便座、追い焚き機能付きユニットバスなど、住宅設備がより充実している物件は、家賃が高めになります。この他、オートロックや防犯カメラなどのセキュリティ関連、インターネットといった通信設備など、必要だと思う設備・機能を備えた物件を比較します。

この他にも、建物の構造が木造なのか、鉄筋コンクリート造りなのか、駐車場は確保されているかなど、借りる条件によって細かな部分はたくさんあります。しかし、最初から細部を見ていくと、「相場」という観点ではつかみにくくなってしまうので、まずは大きなところに絞ることをおすすめします。
【ランキング】譲れない!失敗しないための賃貸物件こだわり条件BEST10

相場を調べる方法

たくさんある物件情報の中から、家賃相場を便利に素早く調べられる方法を紹介します。

【インターネットで調べる】
まず、インターネットで公開されている不動産情報サイトから調べる方法があります。アットホームでは全国の膨大な物件情報を掲載しており、マンション・アパートなどの種目ごとに、エリアや沿線・駅での検索ができるので、効率よく相場を知ることができます。また、情報の追加・更新も日々行われているので、最新の情報を得ることができます。

【情報誌で調べる】
書店やコンビニエンスストアで売られている、賃貸情報誌も利用できます。地域限定のものから広い情報範囲のものまで、目的に合わせて使い分けましょう。しかし、情報誌は、インターネットに比べると、情報の鮮度(リアルタイム性)が落ちるということは知っておきましょう。

希望のエリアでの家賃相場を知り、自分の予算に合うかどうか、または予算に合わせるためにはどの条件を緩めればいいかなど、いろいろな想定をしながら候補物件選びを進めましょう。

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