【プロに聞く】窓の掃除をしよう!初心者でもできる簡単な方法とポイント
本記事では、プロが実践する窓ガラス・網戸・サッシ掃除の基本手順や道具の選び方、汚れ別の落とし方、日々のお手入れのコツまで紹介します。
記事の目次
窓掃除が暮らしにもたらす効果とは?

窓がくもると部屋全体が暗く見え、結露やカビが増えやすくなります。窓ガラスがきれいだと自然光が入りやすくなり、家の清潔感も整うので毎日の気分まで明るくなるでしょう。ここでは、窓掃除をするメリットを紹介します。
窓掃除で得られる主なメリット
- 採光性が向上する
- カビ・結露の防止につながる
- 家の印象や気分がよくなる
- 自然光が入りやすく生活リズムが整う
- 小さな傷や劣化に気付きやすい
窓掃除して自然光が入りやすくなると、朝の目覚めが穏やかになり、生活リズムも整いやすくなります。視界がクリアになるため、部屋の雰囲気も明るくなります。また、掃除をすれば窓ガラスのヒビやパッキンのゆるみを早く見つけられ、早期対処につながるので窓の寿命をのばしやすくなります。
窓に付く主な汚れとは?

窓には季節や環境によっていろいろな汚れが付着します。汚れの種類によって落ちやすさや掃除の手順・お手入れ方法が変わるため、掃除をはじめる前にまずは窓に付きやすい汚れの特徴をおさえておきましょう。ここでは、窓に付着しやすい代表的な汚れを紹介します。
窓に付着しやすい主な汚れ
【室外側】
- ホコリ・花粉・砂ぼこり
- 水垢・雨だれ
- 排気ガス
- 鳥のフン
- 虫の死骸
【室内側】
- 手垢
- 油汚れ
- たばこのヤニ
- カビ・黒ずみ
- 乾いた水滴跡
窓ガラスに付く汚れには、自然光で目立つ汚れから、気付きにくい汚れまで幅があります。ホコリや花粉、砂ぼこりは乾いた状態で払うと広がりにくく、短時間できれいになります。
一方で、水垢や雨だれは白いスジが残りやすく、ミネラルが固まると落としにくくなります。排気ガスや油汚れはベタ付きがあるため水拭きでは取りにくく、手垢やカビの場合は湿気や結露が原因となって室内側で増えやすい特徴があるのです。汚れの特徴をおさえて、掃除の前に手順を考えておきましょう。
窓ガラスの掃除方法

窓ガラス掃除は水滴が残ったり汚れが落ちなかったりと、一見難しい掃除に思えるかもしれません。しかし、順番を押さえて掃除をすれば短時間できれいになります。
外側と内側ではガラスに付く汚れが違うため、掃除手順も変わります。ここでは、窓ガラス掃除にかかる所要時間の目安や必要な道具、外側と内側の掃除手順を紹介します。
【所要時間】
10分(掃き出し窓1枚の目安)
- 外側:6〜8分
- 内側:3〜5分
【準備するモノ】
- バケツ
- マイクロファイバークロス
- スポンジ
- スクイージー(水や洗剤を拭き取るゴム製のプレート)
- 中性洗剤またはガラスクリーナー
- ハンディモップ
【掃除手順(内側の窓ガラス)】
- STEP 1窓が乾いた状態でハンディモップを使い、花粉や砂を払い落とす
- STEP 2ぬるま湯に少量の中性洗剤を溶かして軽くしぼったスポンジでガラス面をなでるように洗うか、ガラスクリーナーをスプレーする
- STEP 3スクイージーを窓ガラスの上から下へまっすぐ動かし、1列ごとに水を切る
- STEP 4マイクロファイバークロスで窓のフチや角の水分を押さえるように拭き、仕上げる
【掃除手順(内側の窓ガラス)】
- STEP 1マイクロファイバークロスやハンディモップを使い、軽くホコリを払い落とす
- STEP 2ぬるま湯または薄めた中性洗剤をクロスに含ませて手垢や油分を拭き取るか、ガラスクリーナーをスプレーして同じように拭き上げる
- STEP 3固くしぼった清潔なクロスで水拭きをし、洗剤や汚れを取り除く
- STEP 4別の乾いたクロスで窓全体を拭き、フチや角の水分を仕上げとして取り除く
窓ガラスの掃除は、「外側→内側」の流れで進めましょう。外側から取りかかると重い汚れが先に落ちるため窓全体の汚れが把握しやすくなり、内側のスジやくもりを見つけやすくなります。
外側の窓掃除では洗剤を入れすぎないようにし、スポンジを軽くしぼって動かすとベタ付きが残りにくくなります。スクイージーは一方向へまっすぐ動かすとスジが残りにくく、ゴム部分を都度拭くと水切れよく掃除を進められるでしょう。
内側の窓掃除では洗剤を控えめに使い、最後に乾拭きをていねいにおこなうと仕上がりが整い、ガラスの透明感が長続きします。
- 【ワンポイントアドバイス】
-
- 室内側と室外側で拭く方向を変えるとスジの位置がわかりやすくなり、仕上げが進めやすくなります。
- スクイージーは、走らせたラインと次のラインを約1cm重ねるとスジが出にくく、均一に水を切りやすくなります。
- 仕上げに斜めから光を当てると細かな汚れを見つけやすいです。
網戸の掃除方法

網戸には窓の外側に付いているタイプと、室内側に付いているタイプがあります。外側の網戸には土や砂が溜まりやすく、室内側の網戸にはホコリや室内の油分が付着しやすいでしょう。外せる網戸は屋外で洗うと汚れが落ちやすく、短時間で仕上がるため、できるだけ外して掃除をするのが理想です。ここでは、外側と内側の網戸に分けて掃除手順を紹介します。
【所要時間】
5分(網戸1枚の目安)
- 外側:5〜10分
- 内側:3〜5分
【準備するモノ】
- 掃除機(ブラシノズル)
- ナイロンブラシ
- スポンジ
- 弱アルカリ性洗剤(台所用洗剤)
- バケツ
- ぬるま湯
- マイクロファイバークロス
【掃除手順(窓の外側に付いている網戸)】
- STEP 1網戸が外せる場合は取り外し、ブラシノズル付き掃除機やナイロンブラシで土や砂を払い落とす
- STEP 2バケツに入れたぬるま湯に弱アルカリ性洗剤を少量加え、軽くしぼったスポンジかナイロンブラシで上から下へこすり洗いする
- STEP 3汚れが落ちたら、水で全体を洗い流す
- STEP 4マイクロファイバークロスで枠や下部の水分を押さえるように拭き、乾かす
【掃除手順(窓の内側に付いている網戸)】
- STEP 1ハンディモップやブラシノズル付き掃除機で、網の表面のホコリを軽く払い落とす
- STEP 2ぬるま湯に少量の弱アルカリ性洗剤を溶かし、軽くしぼったスポンジで網をやさしく拭き洗いする
- STEP 3清潔な水でしぼったクロスで洗剤を取り除き、細かな汚れを拭き上げる
- STEP 4乾いたクロスで枠の水分を押さえ、仕上げる
外側の網戸には土や砂が多く、乾いた状態で払い落とすと濡らした時に汚れが広がりにくく、洗う作業が進めやすくなります。ブラシは強く押し当てず、面を当てるように動かすと網がたわみにくく均一に汚れが落ちます。
内側の網戸にはホコリに加えて、キッチンの油煙が混ざった汚れが付く場合があり、表面がベタ付きやすくなります。乾いた段階でホコリを払ったあと、弱アルカリ性洗剤を含ませたスポンジを軽くしぼり、網の目をなでるように拭くと油分がゆるみ、汚れが浮きやすくなるでしょう。
- 【ワンポイントアドバイス】
-
- ブラシは強く押し付けず、面を当てるように動かすと網がたわみにくく均一に汚れを落としやすくなります。
- 外した網戸は立てかけて洗うと水が流れやすく、短時間で乾かしやすくなります。
サッシの掃除方法

サッシのレール溝には砂やホコリが入り込み、結露の水分と混ざって泥状になりやすいです。濡らした段階で作業をはじめると汚れが広がるため、乾いた状態で取り除くと短時間で済みます。ここでは、サッシを効率よく掃除する手順を紹介します。
【所要時間】
5分(サッシ1枠の目安)
【準備するモノ】
- 掃除機(細ノズル)
- 古い歯ブラシ
- 割りばし + キッチンペーパー
- バケツ
- ぬるま湯
- マイクロファイバークロス
【手順】
- STEP 1掃除機の細ノズルで砂やホコリを十分に吸い取り、乾いた状態で溝の汚れを取り除く
- STEP 2歯ブラシや割りばしに巻いたキッチンペーパーで溝の角や奥に残る汚れをかき出す
- STEP 3ぬるま湯を少量ずつ流し、歯ブラシで溝を洗い流す
- STEP 4水で浮いた汚れをマイクロファイバークロスでしっかり拭き取り、溝の水分をなくす
サッシの主な汚れは泥状のため、洗剤を使わなくても落としやすいです。歯ブラシや割りばしを使うと溝の角まで届きやすく、奥に残った汚れもかき出しやすくなります。ぬるま湯を少量ずつ流して洗い流したあとは、水分を残すと黒ずみやカビの原因になりやすいため、乾拭きをしっかり入れるようにしましょう。
- 【ワンポイントアドバイス】
-
- 溝の角は割りばしにキッチンペーパーを巻くと形に沿って動かせるため、泥汚れをかき出しやすくなります。
- 結露が多い季節はサッシに水分が残りやすいため、掃除後の乾拭きをていねいにおこなうと黒ずみを防ぎやすくなります。
窓掃除をきれいに仕上げるポイント

窓掃除は、作業の順番や進める環境によって仕上がりが大きく変わります。また、準備や、窓掃除に適した天気、網戸やサッシと合わせて掃除を進めていくための工夫や掃除の前に乾いた状態でホコリを払うひと手間を取り入れると、掃除後のムラや汚れ戻りを防ぎやすくなります。ここでは、窓を効率よくきれいに仕上げるためのポイントを紹介します。
ホコリを先に落とす
掃除の前に、ガラスやサッシを水や洗剤で濡らしてしまうと、表面に付いたホコリや砂が泥のようになって落としにくくなります。窓掃除の際には、はじめに窓が乾いた状態でホコリを払うようにしましょう。洗剤が均一になじみやすくなり、拭いたあとに残るスジやムラも減らせます。
ホコリを先に落とせば全体の作業が進めやすくなり、時間の短縮にもつながるメリットもあります。ハンディモップやブラシノズル付き掃除機を軽く動かすだけでも表面の汚れは取れるので、意識してみてください。
曇りの日に掃除する
晴れた日に窓掃除をすると、掃除中窓ガラスに付けている洗剤や水分がすぐに乾くため、仕上がりにムラが出やすくなります。水分がゆっくり乾き、拭き上げの動きが安定しやすく仕上がりも整いやすい曇りの日や日差しが弱い時間帯を狙って窓掃除をしましょう。
また、朝日や夕方の光反射は細かなスジを見つけやすく、拭き残しを確認しながら進められます。日中に掃除する場合は、直射日光が当たらない窓からはじめると、ムラを防ぎやすくなるのでおすすめです。
網戸・サッシは一緒に掃除
網戸を外して洗うタイミングは、サッシのレール溝をきれいにするチャンスです。網戸が付いたままでは届きにくい部分も、外した状態なら隅まで手が入りやすく、短時間で汚れを取り除けます。
サッシは砂やホコリが溜まりやすく、網戸の裏側にも細かな汚れが残りやすいため、同じタイミングできれいにしておくと再びガラスへ汚れが移る心配も減ります。「網戸を外して洗う→サッシの溝を掃除する→窓ガラスを拭く」という流れで進めると、作業の手戻りが少なくなり、効率的に窓周りの掃除ができるでしょう。
子どもの手垢・ペットの鼻跡は早めに拭く
子どもの手が届く高さやペットが窓に鼻を寄せる位置には皮脂が付着しやすく、時間が経つほど落としにくくなります。皮脂汚れは空気に触れると酸化しやすく、放置するとくもりやベタ付きが残りやすいため、気付いた時点で早めに拭き取っておくと仕上げが楽になります。
マイクロファイバークロスを軽く湿らせてなでるように拭くと皮脂が浮きやすいです。小さな汚れをこまめに拭く習慣を取り入れて、まとめて掃除する負担を減らしましょう。
窓掃除の理想的な頻度と日々のお手入れ方法

窓は外気や生活習慣の影響を受けやすく、外側と内側で汚れ方が大きく異なります。汚れが蓄積してからまとめて掃除すると時間がかかりやすいため、普段からできる小さなケアを取り入れると窓周りをきれいに保てるでしょう。ここでは理想的な窓掃除の頻度と、日常生活で窓をきれいに保つコツを紹介します。
外側と内側の掃除頻度
外側の窓ガラスは雨・砂・花粉の影響を受けやすく、汚れの付着が早いため季節ごとを目安に掃除しましょう。特に花粉や黄砂の時期は汚れがこびり付きやすいため、軽い水洗いだけでも十分です。内側の窓ガラスは手垢や皮脂が中心のため、2~3カ月に1度を目安に拭き掃除をしましょう。
日々のお手入れで掃除を楽にする
一度にまとめて窓掃除をすると負担が大きくなるため、日常にパパっとできる窓掃除を習慣化しましょう。例えば、自然光の角度でくもりが見えたタイミングに軽く湿らせたクロスで手垢を拭く、気付いた時にハンディモップで網戸のホコリを払うだけでも、窓をきれいに保てます。
結露が出る季節は、朝にサッシの水分を拭き取るとカビの発生を防げます。短時間のお手入れを続けて、季節ごとの掃除を短く済ませましょう。
日常生活で窓を汚しにくくする工夫
キッチン近くの窓は油煙が付着しやすいため、換気扇を早めに回すと油の付着を抑えられます。子どもの手が届く位置には家具を配置し、窓に触れる回数を減らすと皮脂汚れが溜まりにくくなります。ペットが窓に鼻をつける場所には目線を遮らない透明フィルムを貼ると跡が直接ガラスに残りません。
まとめ
窓掃除は見た目を整えるだけではなく、採光や住まいの寿命に関わる役割もあります。窓に付きやすい汚れの種類や場所を理解すると、労力を減らし短時間できれいに窓掃除ができます。
ガラス・網戸・サッシを順序よく掃除すれば、窓周り全体がすっきりし、新たな汚れも防ぎやすくなるでしょう。そのため、生活リズムや季節に合わせて無理のない頻度を決め、続けやすい掃除習慣として窓掃除をしてみてください。
窓の掃除をするべき理由は?
窓掃除をおこなうと自然光が入りやすくなり、部屋が明るくなるだけでなく生活習慣も整い健康的な空間になります。結露やカビ、パッキン劣化の発見にもつながり早めに防げるため、住まい全体の印象と寿命も守れます。
窓の主な汚れは?
窓周りには外側にホコリ・砂・花粉・水垢・排気ガス、内側に手垢・油汚れ・たばこのヤニ・カビが付きやすいです。汚れの種類に合わせて乾拭き、水拭き、洗剤を使い分けると効率よく汚れを落とせます。
窓ガラスの掃除方法は?
窓ガラスは乾いた状態でホコリを払い、外側から内側の順で掃除をすると拭きムラが出にくくなります。ガラス用洗剤や中性洗剤を少量使い、最後に乾拭きで仕上げましょう。
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