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【実例】アウトドアリビングとは?メリットや後悔しないアウトドアリビングの作り方を徹底解説

アウトドアリビングとは?メリットやおしゃれな空間づくりについて徹底解説
何かと忙しい毎日を過ごすなかで、キャンプなどの自然から癒しをもらうアクティビティの人気が広まっている昨今。住まいにおいても、自然を身近に感じられる新たなスタイルとして、アウトドアリビングが高い人気を集めています。そこで今回は、アウトドアリビングを取り入れた住宅に注目し、メリット・デメリットや設置方法のポイントを解説。実際の参考事例も交えながら、アウトドアリビングのある住まいを検討する際に、知っておきたい基礎知識をご紹介していきます。

記事の目次

アウトドアリビングとは?

アウトドアリビングとはどのような空間のことでしょうか
アウトドアリビングとはどのような空間のことでしょうか

アウトドアリビングとは、室内にも接続した第二のくつろぎ空間を設けた中庭やテラスのような屋外スペースのことです。一般的には大きな掃き出し窓から出入りするウッドデッキやタイルテラスなどの屋外スペースを設置して、アウトドアリビングとして活用するケースが多々見られます。基本的には室内リビングの延長のようなイメージで、屋外ではありますが、ソファやテーブルなどの家具も配置することも。
通常の庭とは異なり、家族団らんやリラックスなどの目的で、外の空気を吸いながら比較的長めの時間を過ごす想定で取り入れる場合がほとんどです。このようにのんびり過ごしやすい空間としての観点から、よくある庭よりも高めのフェンスで囲ったり、屋根を付けたりしているアウトドアリビングも多くあります。

アウトドアリビングのメリット

アウトドアリビングにはどのようなメリットがあるのでしょうか
アウトドアリビングにはどのようなメリットがあるのでしょうか

実際に、アウトドアリビングを取り入れることで、どのようなメリットがあるのか詳しく見てみましょう。

開放感がある

室内のスペースから、屋外に突き出るようなアウトドアリビングを設けることで、一つの空間としての広がりが生まれやすくなります。アウトドアリビングは、室内と床続きになるような空間となるため、メインのリビングが広々とした雰囲気になるでしょう。また窓ガラス一枚で隔てることで、仕切り感がなくなり、より開放的な印象にできます。さらに室内のメインリビングとアウトドアリビングで、床材や天井材などの内装やインテリアを揃えておくと、統一感が生まれてより広いスペースに見えやすくなります。

さまざまな活用方法ができる

屋外かつリビングのようにくつろげる空間があることで、さまざまなライフスタイルが実現しやすいのも大きなメリットです。アウトドアリビングがあることで、次に挙げていくようなさまざまな活用方法を考えられます。

アウトドアスペース

気軽に外の空気や緑に触れられる空間となるため、日常的にキャンプ気分を味わうことも。バーベキューやグランピングなどのレジャー感を満喫したり、DIYや家庭菜園などの屋外で楽しみやすい趣味に集中したり、アウトドアスペースとして存分に活用できるメリットがあります。

リラックススペース

ソファやテーブルを置いてゆったりと過ごせるスペースとしても活用できます
ソファやテーブルを置いてゆったりと過ごせるスペースとしても活用できます

アウトドアリビングは、屋外スペースでありつつも、のんびり過ごす居室としての設備や機能性も備えた空間となります。長時間くつろげる環境を整えておくことで、心地のいい空気や風を感じながら、例えば読書したり、お茶したりなどの気分転換ができるのもメリット。ハンモックやソファなどを置いておけば、ちょっとしたお昼寝などもできるリラックススペースとして使えるでしょう。

子どもやペットが遊ぶスペース

室内とは別にのびのび動き回れるアウトドアリビングを設けることで、子どもやペットが遊べる空間にもできます。広さによっては子どもやペットが走ったり、ちょっとした水遊びをしたりも可能。また室内のメインリビングから目が届きやすく、子どもやペットを見守りながら、安全に遊ばせやすいのもメリットです。

ホームパーティスペース

アウトドアリビングとして、ゆったりできる空間を広めに確保しておくことで、比較的大人数でも招きやすい利点があります。メインのリビングと接続していることで、キッチンとの行き来がしやすく、ホームパーティなども楽しみやすい一面も。またアウトドアリビングを応接間のように使うことで、なるべく室内を見られたくない時でも、知人や友人を招きやすいメリットもあります。

家族や友人とのコミュニケーションの場になる

快適なアウトドアリビングがあることで、休日のバーベキューのようなちょっとしたイベントの計画もしやすいメリットがあります。アウトドアリビングがあることで、家族や友人たちと過ごす予定も思い浮かびやすく、コミュニケーションの場としてどんどん活用できるのも魅力です。

おしゃれな雰囲気を演出できる

アウトドアリビングにより、カフェのような雰囲気やリゾート感が醸し出され、家全体をおしゃれなイメージにできるのも利点です。室内のメインリビングよりも開放感があり、ちょっとした非日常的な感覚にもなりやすいため、気分を変えてリフレッシュしたい時にも使える空間にできるでしょう。

アウトドアリビングのデメリット

アウトドアリビングのデメリットも確認しましょう
アウトドアリビングのデメリットも確認しましょう

アウトドアリビングには、住まいとしてのさまざまな魅力がある一方で、気を付けておきたい部分もいくつかあります。アウトドアリビングを取り入れる時には、次のような注意点も頭に入れながら検討しましょう。

初期費用が高い

アウトドアリビングは、リビングなどの延長として、ある程度の広さが必要なためその分施工面積が広くなります。また、快適にくつろげる空間にするためのエクステリア工事が必須です。例えばウッドデッキをはじめとした床材やフェンスなど、さまざまな施工が必要となるため、庭やベランダ・バルコニーに比べてコストがかかりやすい一面も。なおかつ心地よく過ごせる空間づくりとして、メインのリビングとは別に家具や照明などを設置する場合、何かと初期費用がかさみやすい点は頭に入れておきましょう。

メンテナンス費用がかかりやすい

雨風や日差しが直接入りやすい屋外スペースとなるため、例えば床材や家具などの劣化を防ぐためにこまめなお手入れが必要。砂やほこりが溜まらないように掃除したり、塗装などの定期的な修繕をしたりなど、日ごろからのメンテナンスが欠かせません。こうした管理に必要な、各種費用も手間もかかりやすい一面があります。

居住スペースが狭くなる

アウトドアリビングを設けることで、その分のスペースは物理的に取られてしまいます。限られた土地のなかで、アウトドアリビング分の空間を確保するため、室内の居室空間が圧迫されて狭くなるケースも。
また敷地の大きさに応じて建ぺい率や容積率には制限があり、建物の高さ・広さなどの床面積は、規定内に収めなければなりません。アウトドアリビングの設置方法やスペース感次第では、建ぺい率や容積率の関係から、必然的に建物全体を小さくしなければならない可能性も考えられます。アウトドアリビングを設ける際には、室内の居室空間とのバランスも十分に検討しておくことが欠かせません。

近隣の視線が気になる場合がある

アウトドアリビングの立地や設置方法にもよりますが、外部からの視線が入りやすく、プライバシー面の懸念が出てくる場合も。例えば家が密集した住宅街だと、アウトドアリビングと道路との距離が近く、すぐそばを通りかかるご近所の方や通行者の目線が気になるケースもあります。あらかじめ自宅周りの環境も確認したうえで、どのようなアウトドアリビングにしておくとよいのか十分に検討しましょう。

屋外空間ならではのさまざまな対策が必要

屋外に開放されたスペースとなる分、例えば家具なら雨風や日差しで劣化しづらいものを選ぶなど、耐久性も考慮したアイテムを導入していく必要があります。また屋外のため虫が入りやすく、きちんと対策しておかないと、害虫が増殖する原因にもなりかねません。屋外でも問題なく過ごせるように、家具の品質や虫除けなどの対策に配慮しておくことも重要です。

アウトドアリビングの取り入れ方

アウトドアリビングの取り入れ方について解説します
アウトドアリビングの取り入れ方について解説します

ここからはアウトドアリビングのある住まいの実現に向けて、設計やレイアウトなどで検討しておきたいポイントを解説していきます。

目的に合った場所に配置する

一般的には、リビングとつなげるように配置するケースが多く見られますが、その他にも、目的に応じてさまざまな場所にアウトドアリビングを設けることも可能。なおアウトドアリビングの代表的な配置としては、次のような例が挙げられます。

LDKの延長線上

LDKに接続するアウトドアリビングは、家族団らんのくつろぎの場が開放的に見えやすい魅力があります。また調理などの家事をするスペースに近く、より幅広い用途で使いやすいのが特徴。例えば、バーベキューやホームパーティなどで料理を出したり、家事をしながらお子さんが遊ぶ姿を見守ったりもしやすい利点があります。
1階に洗濯機を置く場合には、アウトドアリビングに出して乾かすなどの家事動線もスムーズでしょう。ただし1階のLDKから延長させる際には、敷地外の道路と近い配置になるケースもあり、外から見えないような工夫が必要です。また室内のLDKと一体化させて使うことで、荷物が雑多に置かれるなど生活感が出やすい一面も。おしゃれなアウトドアリビングにこだわりたい時には、生活感が見えないような収納やレイアウトなどに気を付けるのも大切です。

庭・テラスを利用

LDKとは分断させて、庭やテラスに独立的なアウトドアリビングを設ける方法もあります。周囲を植木で囲うなど、自然のなかに溶け込むようなアウトドアリビングにしやすいのが特徴。ただし室内から離れる分、LDKの開放感は演出しづらく、行き来を面倒に感じてしまうケースもあります。また敷地が狭く庭に広さがないと、アウトドアリビングとしてもあまり面積が取れず、思うような広々とした空間にしづらいパターンも。敷地とのバランス感には注意が必要です。

バルコニー・ベランダ

洗濯物を干すだけでなく家族のリラックススペースに
洗濯物を干すだけでなく家族のリラックススペースに

2階以上に設置するバルコニーやベランダを広めにして、アウトドアリビングとして設置する方法も考えられます。位置が高くなる分、周りの景色がきれいに見えやすく、地上から遠くなるため目隠しがなくても比較的プライバシーを守りやすい利点もあります。また屋根を付ければ、雨もしのぎやすく、インテリアの濡れ防止などの対策もしやすいでしょう。
ただし地上から離れるので、水はけが悪かったり、耐久性の関係から広さがあまり取れなかったりする部分も。強風の影響も受けやすいため、すぐに片付けやすいインテリアに限られるなど、使い方が制限されやすい一面もあります。どちらかといえば、眺めを楽しみながらのんびり過ごす空間にするのが向いているでしょう。

屋上

アウトドアリビング分を確保できない土地の広さの場合、屋上をアウトドアリビングにする方法もあります。バルコニーやベランダと同様に、地上から高い位置にあるため、プライバシーを守りながらも眺望を楽しみやすいのが特徴。さらに屋上を使う分、バルコニーやベランダに比べて面積が広く取りやすいメリットもあります。またバルコニーやベランダと同じく、水はけ・耐久性・強風などの関係から、配置できるインテリアや設備が限られやすい点には注意が必要です。

照明や電源を設置する

比較的長い時間を過ごすことを想定するなら、アウトドアリビングにも照明や電源を取り入れるのがおすすめ。照明があれば、暗い夜の時間帯でも、アウトドアリビングの空間を存分に楽しめます。さらに電源があれば、バーベキューなどで家電を使ったり、タブレットやスマートフォンを充電しながら操作したりも可能。なおアウトドアリビングで電気を使用する際には、漏電や火災などの危険を防ぐための水濡れ防止カバーが必須。また屋外に電源があることから、盗難の被害に遭うリスクも考えられるため、盗電対策も欠かせません。

屋根やタープ・東屋を設置する

天井を完全に開放したアウトドアリビングも多く見られますが、強い日差し・雨対策としては、屋根やタープなどで保護できるようにしておくのも一つの方法です。タープなら、必要に応じて開放しながら使うことも考えられるでしょう。もしくは公園の休憩所などで目にする、屋根と柱のみの東屋を設置したり、パラソルを取り入れたりなどもおすすめ。東屋やパラソルなどを使えば、アウトドアリビングのスペース内で空間をゾーニングできる効果もあります。

目隠しをしてプライベートを確保する

特に1階のLDKの延長や庭などに設置するアウトドアリビングは、外部からの目線が気になりやすく、フェンスや塀で目隠ししておくのが無難です。こうしたプライバシー保護のためには、フェンスや塀の高さにも注意が必要。高さが足りないと、結局は視線が入ってきてしまうケースもあります。きちんと目隠しができるように、施工段階であらかじめ考慮しておきましょう。

アウトドア用の家具を取り入れる

屋外に設けるアウトドアリビングでは、配置する家具も、日光や雨などで傷んでしまいやすい一面があります。通常の室内用だと、すぐに見た目が悪くなったり使えなくなったりする可能性もあり、アウトドアで使っても問題ない家具を選ぶようにしましょう。
また非日常感のある、おしゃれなアウトドアリビングにするためには、インテリアの取り入れ方にも工夫が必要です。例えば、LDKとつなぐ際には室内のテイストに統一して開放感を出したり、収納はできるだけ目隠しできるタイプに揃えて生活感を抑えたりなど。インテリアによって、センスのある空間演出をしていくことで、こだわりのスペースにできるでしょう。

植物を取り入れる

アウトドアリビングは植物を育てやすい屋外であり、目で見て楽しめる緑を取り入れることで、外で過ごしづらい真夏や真冬などの時期にも空間を活用できます。また道路側に高めの樹木などを植えておくことで、目隠し代わりにできる効果もあります。自然とのふれあいがしやすいアウトドアリビングにこそ、植物を取り入れることで、より特別感のあるスペースにできます。

水道や排水溝などの設備も検討する

用途次第ではありますが、アウトドアリビングで水を使うケースでは、水道や排水溝などの設備もあると便利です。例えば、お子さんがプールや水遊びしたり、家庭菜園の水やりがしやすかったりする利便性も。またシンクがあると、アウトドアリビングで食事をする際の準備や片付けもスムーズです。あらかじめアウトドアリビングでの過ごし方をイメージしながら、必要な設備を検討してみましょう。

アウトドアリビングで後悔しないためのポイント

アウトドアリビングを設置して後悔しないためのポイントを解説します
アウトドアリビングを設置して後悔しないためのポイントを解説します

アウトドアリビングは、室内スペースと比べて特殊な空間となるため、日ごろの取り扱いや過ごし方には十分な注意が必要。「結局使いづらくてあまり活用できていない」など、後悔しないためにも、以下のような対策にも配慮しておきましょう。

メンテナンスを怠らない

アウトドアリビングを楽しむためには、日常的なメンテナンスが不可欠。きちんとこまめにお手入れしておかないと、外観の問題だけでなく、シロアリなどの害虫被害による建物全体の腐食や空間全体の劣化が進んでしまう危険もあります。特にアウトドアリビングで重要なのが、日ごろからの雨風対策。水に濡れてしまうと、どうしてもインテリアなどが傷みやすいため、雨が止んだらすぐに拭いて水分を取り除くなどのケアが必要です。
また防水の塗装なども、日が経つにつれて落ちてきてしまうので、定期的に塗り直してしっかり保護できるようにしておきましょう。

天気を考慮する

強い日差しや雨への対策だけでなく、強風や台風などの悪天候にも十分な注意が必要。特に強風や台風の場合、アウトドアリビングに置いているものが飛ばされてしまい、他の家にぶつかるなどのご近所トラブルにもなりかねません。例えばロープやシートなどで据え付けたり、各種アイテムを収納できる場所を用意したり、周囲への危険を防ぐ備えも不可欠です。

家具は動かしやすいものを置く

前述の雨や風などの悪天候の対策として、すぐに移動させられる家具にしておくのもおすすめ。簡単に動かせるものなら、自宅のなかに片付けて水濡れや飛散を防ぐことも可能です。また動かしやすい家具にしておくと、床などのメンテナンスや掃除をする際にも、移動の負担を軽くできて便利です。

虫対策をおこなう

アウトドアリビングではどうしても虫が入ってきてしまうので、虫除け対策は必須。ガーデニングや家庭菜園に虫が集まってしまうケースもあり、蚊やハエなどの羽虫に限らず、ハチなどの危険な害虫が寄ってくる場合もあります。駆除剤や忌避剤をはじめ、つるし型の防虫剤・捕虫器など、十分な虫除け対策も必要です。

近隣に配慮する

アウトドアリビングは、屋外に設置されるため、音や明かりが周りのご近所に漏れやすい一面があります。騒音や光害にならないためにも、夜遅くまで騒がない・使わない時には電気を消すなど、特に夜間の過ごし方には注意が必要。またバーベキューの煙でご近所トラブルになるケースもあるため、例えば無煙式のコンロや鉄板・ホットプレートを使うなど、できるだけ周りに影響しないような配慮も欠かせません。

【実例】おしゃれなアウトドアリビング6選

以下からは、参考にしたいアウトドアリビングの実例を厳選してご紹介。おしゃれなこだわりのアウトドアリビングにしたい場合には、ぜひチェックしてみてください。

多目的に活用できるアウトドアリビング

アウトドアリビングのある家(出典:(有)フィールフォレスト)
アウトドアリビングのある家(出典:(有)フィールフォレスト

こちらのアウトドアリビングは、L字型のLDKから延長するように設置されている実例です。目隠しのフェンスや床材、家具もすべてウッド調に統一し、ナチュラルな雰囲気を演出。室内のLDKも含めて、全体として温かみのある印象になっているのがポイントです。

人目を気にせず楽しみ広がるアウトドアリビング

アウトドアリビングの家(出典:(株)ウンノハウス)
アウトドアリビングの家(出典:(株)ウンノハウス

こちらは、庭の一部を使ってアウトドアリビングを設置している実例です。周囲には芝生や植木による緑をふんだんに取り入れることで、自然に囲まれたキャンプの雰囲気を醸し出しているのが特徴。ナチュラル感はありつつも、間接照明をアクセント的に使うことで、よりハイセンスな印象になっています。

屋根付きのアウトドアリビング

【シンプルモダン/2階建て/30坪台/理想の間取り】屋根付きアウトドアリビングのある住まい(出典:(株)トスコ)
【シンプルモダン/2階建て/30坪台/理想の間取り】屋根付きアウトドアリビングのある住まい(出典:(株)トスコ

こちらはLDKの延長上に、ガレージのようなアウトドアリビングを設けている事例です。インナーガレージ風のアウトドアリビングにすることで、しっかりとした屋根付きの空間を実現。またコンクリート調がベースになっていることから、都会的でスタイリッシュな印象になっています。

リゾートのようなアウトドアリビング

【浦安市/36坪/2階建/テラス付き】(出典:(株)bondhome)
【浦安市/36坪/2階建/テラス付き】(出典:(株)bondhome)

こちらはLDKに接続した、カフェテラス感のあるアウトドアリビングになっている実例です。室内の大きなガラス窓やオープン階段など、開放感のあるテイストに合わせて、パラソルや観葉植物を取り入れることで南国リゾートのような雰囲気を演出しています。

こだわりのオープンに過ごせるアウトドアリビング

【平屋/ガレージハウス】五感を満たすアウトドアリビング(出典:トモノ建築設計事務所 (株)トモノ)
【平屋/ガレージハウス】五感を満たすアウトドアリビング(出典:トモノ建築設計事務所 (株)トモノ

こちらは、平屋の屋根とLDKを伸ばしたような形で設置されているアウトドアリビングです。広々とした庭を眺められる、フェンスのないアウトドアリビングになっており、周りの大自然の風景を満喫しながらくつろげる空間になっています。

用途を限定しない約30坪のアウトドアリビング

こちらは、建物前方の広い庭を使って、アウトドアリビングを取り入れている実例です。大きな芝生に、六角形のユニークなウッドデッキを設けることで、個性的な雰囲気を演出。さらにウッドデッキ上には、あえて家具などのアイテムを置かずに広々とスペースを取ることで、柔軟に活用しやすい空間にしています。

まとめ

アウトドアリビングは、日常的に癒しや楽しみを増やせる特別な空間で、住まいに取り入れることでさまざまな過ごし方や活用方法が考えられるスペースです。住まいとしての機能性はもちろん、家全体のおしゃれな雰囲気にもつながりやすく、自宅の空間演出にこだわりたい場合にもおすすめ。自宅でのくつろぎ時間を充実させたい場合には、ぜひ本記事も参考に、アウトドアリビングの設置も検討してみてください。

執筆者

たけなつ

2019年よりフリーで活動しているWebライター。
広告会社でのコピーライターを経て、現在は幅広いジャンルのコラム記事などを執筆。
愛知・東京・北海道と各地を渡り歩き、19歳からの10年で7回引越しを繰り返す好奇心旺盛人。

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