中古マンション・中古一戸建てを買う場合
中古物件での不動産会社の役割
不動産会社は売りたい人と買いたい人とを結びつけるため、販売価格を決めるための物件査定、その他売買条件の確定、物件の宣伝・紹介から売買契約までを行います。そして、成約した時には、成功報酬として仲介手数料を得るわけです。
この他、不動産会社が売主から物件を買い取って、販売するケースもあります。多くの場合には、リフォームしたり建て替えたりすることで、物件の価値を高めて販売しています。マンションでは「リノベーション」といって、躯体以外は室内を全面的につくり変え、中古でありながら新築と遜色ない住戸として販売する手法もあり、人気を集めています。
売買仲介が得意な不動産会社を見つける
中古物件を探すなら、やはり売買仲介を主業務にしている会社を選ぶのがおすすめです。主業務にしているということは、仲介依頼件数が多い、つまり多くの物件情報を持っているということになります。
アットホームサイトでは、「アットホーム加盟店を探す」ページにて、全国の不動産会社を探すことができます。各不動産会社の紹介ページから、取り扱っている物件を一覧で見ることができるので、不動産会社と物件を同時に探せます。
会社によって違う得意エリア
また電鉄系の不動産会社では、その鉄道の路線沿いについては、他よりも細やかな情報網を持っている傾向があります。
ある程度広い範囲を考えているなら大手、住みたい地域が決まっているなら地域密着型、利用したい路線が決まっているなら電鉄系、というように、ニーズに合わせて選ぶのもいいでしょう。
新築物件であれば、あらかじめ開発情報などをキャッチできることもありますが、中古物件はいつ市場に出るかわかりません。不動産会社に連絡を取っておくと、その時に希望通りの物件がなくても、条件に合う物件が出た時には、いち早く連絡をもらうこともできます。