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LiVES
リノベーションで壁や天井を特別仕様に。最高の音に包まれるマンションに一新
オープンシェルフにはアナログプレーヤーなどを美しく並べている。フローリングには無垢材を使用
2018.08.20

リノベーションで壁や天井を特別仕様に。最高の音に包まれるマンションに一新

より上質な音で音楽を聴きたいと、都会のマンションをリノベーション。遮音や良好な音響を実現し趣味を堪能できる住まいへと生まれ変わらせた

TRIP
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「音楽のまち・かわさき」として地域づくりを推進し、世界水準の音響といわれる「ミューザ川崎シンフォニーホール」での演奏会や、市民合唱団の催しなど、数多くの活動が見られる川崎市。この地のマンションで昨秋、リノベーションしたWさんもまた、無類の音楽好き。こだわりのオーディオ機器をそろえ、家で楽しむのはもちろん、同ホールにご夫妻で訪れることもあるという。新築時から約20年が経ち、マンションをリノベーションすることになったときに重視したのが、より上質な音で音楽を楽しめる家にすることだった。

物件データ
物件データ所在地/神奈川県川崎市
面積/91.47m²
築年月/2017年10月
設計/フリーダムアーキテクツデザイン㈱ リデザイン www.rede.jp

ご夫妻で年を重ねるこの先の暮らしを見据えて、3LDKから1LDKに部屋数を減らし、寝室からウォークインクローゼット、洗面室、LDK、寝室と、回遊できる動線を計画。玄関とパントリーを直接結び、ゆったり使いやすいようにしている。そして最大のポイントが、音質向上のために施した、さまざまな仕掛けだ。

年を重ねる中で柔軟に使えるよう、出入口は引き戸に。ガラス戸は開放感が生まれ、自転車もインテリアに

リビングの壁は、音のバランスが取れるよう、厚みのあるフレームに吸音材を入れて遮音壁に。天井もウレタンフォームと石膏ボードを取り付け、音を逃さない防音仕様にしている。さらに、残響が出にくくなるよう、リビング側の垂れ壁に傾斜をつける工夫も。もともと窓は二重サッシで、騒音を遮断する効果があったが、壁の内部にファンを組み込み、24時間換気に。最善の音質と快適な空調のもと、音楽に没頭できる。 壁には色鮮やかなブルーをペイント。ダークブラウンのオープンシェルフに並べられたオーディオは、インテリアとしても映えている。

衣服はウォークインクローゼットに収納し、寝室はすっきりと。そのまま洗面室に抜けられるつくりは、身支度がスムーズにできて便利
柄入りのベージュのタイルが華やぎを添える洗面室。椅子を置ける洗面台で、奥さまがくつろげるように

家具のように洗練されたアイランドキッチン。奥のパントリーにはキッチンからも玄関からもアクセスできる
採光性の高いダイニング。水回りと玄関は、同じ色合いの床タイルを採用し、統一感を出している

Wさんのもう一つの趣味は自転車。奥多摩や秩父まで自走するなど、週に300〜400㎞は走るという。 自転車も満喫できるよう、玄関は広めに設計。天井に耐久性を持たせて、自慢の自転車を吊るして収納できるようにしたほか、道具をしまえる棚を設置。ガレージのようなこの空間で、アプリを使って映像を見ながら自転車をこいだり、メンテナンスをしたり…。 「思い描いた環境を手に入れて、家での時間をより楽しめるようになりました」と、余暇をますます充実させている。

6台ほどの自転車が収まる広めの玄関は、オレンジがテーマカラー。上がり框を曲線にしてデザイン性を高めている
text_ Makiko Hoshino photograph_ Akira Nakamura

HOMETRIP Styles of living

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