左官とは さかん

建築物の壁や床の表面の仕上げ等の左官工事を行なう職種。

使用する代表的な道具は持ち手の先にへら状の金属板のついた「こて(鏝)」と「こて板(鏝板)」であり、こて板に漆喰等の素材を乗せてこれをこてでこねて壁等に塗る。

見習工として修業するほか、職業訓練校などでも技術を学ぶこともできる。職業能力開発促進法に基づく技能検定の対象であり、1~3級および基礎級が存在する。表面の仕上げであることから繊細・美術的な素養も必要であり、熟練を要する。

左官工の数は、国勢調査によれば1985(昭和60)年に22万人超であったものが、2020(令和2)年には約6万人程度と減少。高齢化も進んでいる。

情報提供(株)不動産流通研究所「R.E.words

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