プレカット(工法)とは ぷれかっと(こうほう)

主に木造建築物の部材を工場であらかじめ指定された寸法や形状に切断・加工する技術や工法。また、加工してから施工現場に持ち込むこと。

従来は、施工現場で加工することが一般的であったたが、これを工場で行なうことで、一括大量生産による経済性をはじめ、部材の品質を安定させるとともに、現場での加工作業や廃棄物処理作業の軽減および工期の短縮など工程の効率化が図られる。

現在ではむしろ主流となっており、(一社)全国木造住宅機械プレカット協会の調べによれば木造軸組工法の9割で採用されている。

CADComputer Aided Design)で設計された図面をもとにCAM(Computer Aided Manufacturing)で加工指示をしてプレカットするなど、本工法を採用することによって、設計・積算、部材の加工、現場への供給という一連のプロセスのDX化が進んでいる。

情報提供(株)不動産流通研究所「R.E.words

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