新築一戸建てを買う場合
さまざまな業務・販売形態

販売形態もさまざまです。施工会社が直接販売しているケースの他、販売代理契約を結んだ代理店が販売しているケース、第三者の不動産会社が仲介をしているケースなどです。
安定した品質のハウスメーカー

建築部材を工場で大量生産しているので、品質が安定しており工期も短め、洗練されたデザインにも定評があります。家の性能を高める新しい素材や設備などを積極的に取り入れた住まいが多く、それらを住宅展示場で家を紹介しているのは、ほとんどがこの大手ハウスメーカーです。
プランや資料を多く取りそろえているため、どんな家が建つのか、提案がわかりやすいのも購入者にはうれしいところですね。アフターサービスや保証が充実しているのも、大手ならではの特徴でしょう。
資金面でも、銀行などとしっかりした提携関係を結んでいるので、ローンが通りやすいなどのメリットがあります。
地元密着のハウスビルダーや工務店

広告宣伝量の違いから、両者とも知名度はハウスメーカーに譲りますが、日本で建てられる家の多くは、実はこのハウスビルダー・工務店によるものです。
広告宣伝費用をかけていない分、販売価格が低めなのが大きなメリットです。
会社ごとに独自の工法を打ち出していることが多く、工場から建材を出荷して組み立てるのではなく、現場で一棟ずつ建築していきます。ビルダー系の会社は、ハウスメーカーのようにシリーズ化した住宅を供給している場合もあります。特に地域密着度の高い工務店は、設計の段階で施主の細かな希望に対応する柔軟性があるので、独自の住み心地を追求したい人や細部にこだわりのある人にとっては、頼りになる存在です。