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引越しは業者に頼まず自分でできる?メリット・デメリットを紹介

引越し会社に頼もうとした時、契約にともなう手間やコストを考えると、「自力でやったほうがいいかも?」なんて迷ってしまうこともありますよね。例えば荷物が少なかったり、転居先が近所だったりすると、わざわざ引越し会社に任せるほどでもないように感じるかもしれません。もちろん引越し会社に依頼するかは自由ですし、自分で荷物を運び出せるケースもありますが、安易に決めてしまうのは危険。引越しのプロではないからこそ、注意しておきたい部分もたくさんあります。
そこで今回は、自分で引越しをするメリット・デメリットをはじめ、自力で荷物を運ぶのに必要な準備や、確認しておきたいポイントなどを解説します。

【アンケート調査】自力で引越ししたことはある?

ではまず、自分で引越しをした経験者がどれくらいいるのか、アンケ―ト調査をした結果がこちらです。

引越しを自力でやったことがある人が半数以上という結果に(回答サンプル数:851)
引越しを自力でやったことがある人が半数以上という結果に(回答サンプル数:851)

アンケート調査によれば、5割以上が「自分で引越しをしたことがある」との回答でした。例えば「大型の家具や家電を持っていく必要がなかった」など、自力で引越しがしやすいパターンはいくつかあります。では実際に、自分で引越しをした感想はどうだったのか、以下からメリット・デメリットに分けて見ていきましょう。

【アンケート調査】自力で引越しをするメリット

ここからは自分で引越しをしたみなさんに、どのような点がよかったのか、アンケートで聞いてみました。結果は、次のとおりです。

順位 理由 票数
第1位 引越し費用が抑えられた 268
第2位 自分のペースでできた 56
第3位 気を遣わなくて済む 13
第4位 楽しい 10
第5位 不要なモノを整理できた

回答サンプル数:371(複数回答可)

自分で引越しをしたメリットとして、「費用を抑えられた」との声が多く挙がりました。引越しの際には、入居に向けた初期費用や家具・家電の買い換え代など、どうしてもコストがかかりやすい一面があります。そうしたなかでも、引越し料金は比較的まとまった金額になりやすく、自力でできればかなりの節約になりますよね。その他にも、自分で引越しをしたメリットがいくつか出てきているので、それぞれの詳しい内容を見ていきましょう。

引越し費用が抑えられる

「お金がかからなくてお得だった」という反面、「大きな荷物を運ぶのが大変だった」との声もいくつか挙がっていました。やはりコストが大幅に抑えられるのはメリットですが、家具・家電付き物件など、自分で引越しがしやすい物件でないと少し苦労する部分もあるようです。一人で運べないような大型の荷物がある時には、注意しておく必要があるといえます。

    みんなの声
  • 家具家電備え付けの物件だったので引越し会社に頼む必要がなかった。お金をあまりかけずに引越せたことと、引越し会社に頼む手続きなどに時間を取られなくてよかった。(20代/女性)
  • 近場なので自力でやりました。家電を運ぶのが、大変でしたが、安く済んだのでよかったです。(30代/女性)
  • 費用が抑えられる。冷蔵庫とかタンスとか大きいものは運んだりするのに大変だった。(40代/男性)

自分のペースでできる

引越し会社のスケジュールに合わせる必要がないので、時間のあるタイミングを見て荷物を運ぶなど、融通が利きやすいメリットもあるようです。ただし日程を分けて荷物を運びたい場合、旧居と新居のどちらにも出入りできる期間が必要。仮に賃貸物件だと、二重で家賃を支払う期間が発生します。例えば「賃貸からマイホーム」「実家から出て賃貸で一人暮らし」などのケースでないと、現実的には難しいかもしれません。

    みんなの声
  • 時間を気にせず片付けできたことが良かったです。(20代/女性)
  • 急かされない、ゆっくり準備できる、何日かに分けて移動できる。(30代/女性)
  • 時間や日数をあまり気にせず、自分のペースで荷造りや片付けができたこと。(50代/男性)

気を遣わなくて済む

自分だけで引越しするのは大変ですが、他人の目がないのは気楽ですね
自分だけで引越しするのは大変ですが、他人の目がないのは気楽ですね

引越し会社に依頼すると、基本的には他人に荷物を任せることになるため、なんとなく気持ちが落ち着かない一面もあるでしょう。こうしたストレス感の少なさやプライバシー保護から考えると、自分で引越しをしたほうがメリットに感じやすい部分もあります。
特に女性の一人暮らしでは、防犯の意味でも、できれば自力で引越しができると安心かもしれません。とはいえ引越し会社に頼む場合も、レディースパックなど、女性スタッフが対応するプランを活用する方法もあります。

    みんなの声
  • 人に触れて欲しくないものや見られたくないものを守れる。(30代/女性)
  • 気楽 融通が利く 荷物整理しながら作業できる。(30代/女性)
  • 他人が家に入らない。(40代/女性)

楽しい

ある程度の荷物があると、家族や友人と協力して引越しをすることになるため、みんなで賑やかに作業ができる楽しさもあるでしょう。気心の知れた家族や友人と力を合わせて無事に引越しが完了できれば、大きな達成感にもなります。ちょっとした苦労も、あとから思い出話になりますし、人が集められる時には自分で引越しをするメリットも大きいといえます。

    みんなの声
  • 家族でわいわいと協力できたのが楽しかった。(30代/女性)
  • 友達に手伝ってもらって高速を一晩かけて移動。楽しかった。(50代/男性)
  • 学生時代 終了後友人と飲み会した。(60代/男性)

不要なモノの整理ができる

運ぶものを最低限にしたいという気持ちから、本当に必要なモノだけを残せます
運ぶものを最低限にしたいという気持ちから、本当に必要なモノだけを残せます

自分で引越しをするなら、できれば運び出す荷物は最小限にしておいたほうが楽なので、断捨離をするきっかけにもなります。本当に必要なものだけが残るように、荷物の整理ができるため、なかには「新居の部屋も片付きやすい」との声も。例えば「家財がどれも古くなってきている」などの場合、転居前に大幅に処分して、自分で引越しを済ませるのもいいかもしれません。

    みんなの声
  • 本当に必要なものだけを持ち込めた。車一つでするのが大変だった。(20代/女性)
  • 不用品の分別もできるから引越し後部屋が片付く。(20代/女性)
  • 自分で運ぶことを考えて、最低限の家財に絞り、不要な物は大胆に処分したので、身の回りがすっきりしました。(60代/男性)

【アンケート調査】自力で引越すデメリット(大変だったこと)

ここからは反対に、自分で引越しをした経験のなかで、大変に感じた部分をアンケートで聞いてみました。結果は以下のとおりです。

順位 理由 票数
第1位 大きい・重いモノの運搬 170
第2位 疲れる・大変 74
第3位 旧居と新居の往復 49
第4位 荷物の梱包 40
第5位 時間がかかった 26

回答サンプル数:418(複数回答可)

アンケート結果では、「大きい・重いモノの運搬で大変だった」との声が多く、やはり荷物の運び方で苦労しやすい傾向にあります。何人がかりかで運ばなければならない荷物がある際には、本当に自力で運搬できそうなのか、十分に検討する必要がありそうです。では自分で引越しをする時、気を付けておきたい大変な部分について、次から詳しく見ていきましょう。

大きい・重いモノの運搬

荷物の大きさや重さはもちろん、運搬する作業環境にも注意が必要。みなさんの体験談にもあるように、エレベーターのない集合住宅や運びにくい部屋の配置など、ダンボールの荷物を運搬するのも大変に感じるケースがあります。また組み立て家具などの場合、通路や玄関が通れないサイズになっていて、分解しなければならない手間が発生することも。旧居・新居で各荷物をどう運べるか、あらかじめシミュレーションして計画的に運搬するようにしましょう。

    みんなの声
  • 荷物を車にいっぱい詰め込んで移動したから荷物を部屋に入れるのが1番大変だった。部屋が2階の角部屋、しかも階段から1番遠いところだった。(20代/女性)
  • 大変だったのは車に重い荷物を何往復も運ぶ作業と車に載らない家具類を知り合いの軽トラに梱包して運び引越し先にエレベーターがなかったので階段で自力で持って上がったこと。(20代/女性)
  • 冷蔵庫を2階に運ぶのが大変。(30代/男性)

疲れる・大変

引越しを自力でするなら、足腰に負担がかかる心構えをしておきましょう
引越しを自力でするなら、足腰に負担がかかる心構えをしておきましょう

力仕事をする機会がないと、引越しによる身体的な疲労も大きくなりやすく、場合によっては日常生活に支障をきたすケースも。なかには、「翌日の仕事にも影響した」との声も挙がっていました。普段から体力を使う活動をしていればさほど気にならないかもしれませんが、多少なりとも足腰には負担がかかる心構えをしておいたほうがいいかもしれません。

    みんなの声
  • 友人に車を出してもらい、自力でやりましたが、想像以上に大変だったのでもう二度と自分たちではやりません。(30代/女性)
  • 経費が安くなったが体はしんどかった。(40代/男性)
  • あまく見積もりすぎた。翌日、腰が痛くて仕事にならなかった。(50代/男性)

旧居と新居の往復

例えば「想定よりも荷物が多くて車に載せきれない」などの場合、旧居と新居を行き来して運搬しなければなりません。何度も往復して、さらに毎回荷物の積み下ろしをしていると、かなりの時間がかかってしまうことも。予定どおりに作業が進まないと、「退去時間に間に合わない」などのトラブルにつながってしまう可能性もあります。自力で引越しをする際には、自分の運転できる範囲で、なるべく多くの荷物が積める車両の用意も必要です。

    みんなの声
  • 思っているより荷物が多くて新居と何往復もしなくてはならなかった。(30代/女性)
  • 金がかからなかった点はよかったがいくら近くとはいえ荷物を運ぶのに何往復もしたので疲れた。(40代/男性)
  • 大変だったのは、近場だったが引越し先まで何往復もしないといけないこと。(40代/女性)

荷物の梱包

引越し会社に依頼すれば、基本的には一通りの梱包材も用意してもらえますが、自分で引越しをする場合は何から何まで自分で用意することになります。ダンボール・ガムテープ・緩衝材など、安全に荷物を運べるように準備して、なおかつ荷造りもしなければなりません。特に荷物が多い時には、何かと手間になりやすい部分にも注意が必要です。

    みんなの声
  • 荷造りと大量の荷物の宛名書きが大変だった。(30代/女性)
  • 荷造り用のダンボールをスーパーなどでもらってくる手間。(50代/男性)
  • 自分で荷物を全部整理しないといけないので大変だった。(60代/男性)

時間がかかる

やはり引越し会社はプロなので、荷物を運ぶノウハウがあり、運搬作業も効率的。どう運ぶのがスムーズなのか、しっかりと段取りをして作業をしてもらえるので、自力で引越しをするのとスピード感にも違いが出てきます。特に荷物の量がある時には、できるだけ余裕を持ったスケジュールにしておくのが無難でしょう。

    みんなの声
  • すべて自分でするので時間がかかる。(30代/女性)
  • 引越し屋さんに依頼するよりは安く済んだことはよかったのですが慣れていないので手際が悪く時間がかかったことが大変でした。(40代/女性)
  • 手間と時間がかかったのが大変でした。(50代/男性)

家や家具家電を傷付けるリスクがある

家具家電の運搬は、やはりプロに任せた方が安心です
家具家電の運搬は、やはりプロに任せた方が安心です

こちらはアンケート外となりますが、荷物の運搬に慣れていないと、壁や建具にぶつけてしまうリスクも。例えば賃貸物件で建物を傷付けてしまい、原状回復費がかかってしまう可能性もあります。家具や家電などの大きな荷物は、運ぶのに失敗しやすいので要注意。誤って荷物を落として、故障やケガをしてしまうなどの危険もあります。

車代と謝礼で意外と高くつくことがある

また、上記以外においてもレンタカーを借りる必要があったり、友人や知人に手伝ってもらったりして、意外に費用がかかってしまうケースもあります。こうしたレンタカー代や謝礼を合計してみたら、結局は引越し会社に依頼した料金とさほど変わらなくなる場合も。コストが気になる際には、引越し料金の相場なども、あらかじめ調べておくといいかもしれません。

ここまでに見てきたように、安く済ませやすい金銭面や自力ならではの柔軟さを考えると、自分で引越しをするメリットも多くあります。単純な引越し料金だけで見てみれば、自力のほうが節約はしやすいでしょう。
しかし引越しの荷物を運ぶのは、思ったより大変になる場合も多々あり、さまざまなリスクもあります。よほど荷物が少ないということでなければ、基本的には引越し会社に任せたほうが安心です。今回ご紹介したメリット・デメリットも参考に、幅広い視点から、自分でも引越しができそうか判断するようにしましょう。

自分で引越しをするために準備するモノ

自分の車がなければ、大きめのレンタカーを借りる必要があります
自分の車がなければ、大きめのレンタカーを借りる必要があります

では実際に、もし自分で引越しをするとなったら何が必要なのか、最低限は用意しておきたいものを整理していきます。

運搬用の車

引越しの荷物を積める車があれば問題ないですが、荷台が小さかったり、そもそもマイカーがなかったりする時にはレンタカーを借りる必要があります。特に予算が気になる場合には、どのような利用方法なら安くなるのか、事前に調べて把握しておきましょう。

大まかな目安として、一般的な軽トラックなら、6時間で5,000円~6,000円前後。当日の朝10時から借りて、夕方16時までに返却できればリーズナブルに済みます。また24時間でレンタルして、翌日返却になると7,000円~1万円程度になるのが相場です。なお、乗り捨てになると距離にもよりますが、関東圏内などの近接エリアなら1万円~2万円、さらに遠方なら数万円ほど上乗せになるケースもあるので注意しましょう。

梱包材

荷物をまとめて運ぶのに、ダンボール・ガムテープ・緩衝材など、各種梱包材も欠かせません。ダンボールは、スーパーやドラッグストアなどのお店で無料配布されているので、荷物が少なければ比較的簡単に調達することも可能。ただし10箱単位で必要そうなら、ホームセンターなどで購入したほうがいいでしょう。また、緩衝材はエアークッションタイプのシートを用意しておくと、小型家電などさまざまなアイテムの保護に使えて便利です。

お手伝いをしてもらう人と謝礼

もし知人や友人にお手伝いを頼むなら、協力者の目安人数は一人暮らしなら少なくとも1人、ファミリーなら3人前後は集めるのがベスト。また1人ずつへの謝礼を用意しておくのがマナーです。できれば1人につき、1万円程度は謝礼を渡せるようにします。引越しの予算として、必ず謝礼も含めて検討しておきましょう。

自分で引越しをするために準備しておくこと

自分で引越しをするために準備しておくことを紹介します
自分で引越しをするために準備しておくことを紹介します

自分で引越しする際にも、当然ながら荷物を無事に運べるように、あらかじめ準備をする必要があります。どのような作業が発生するのか、以下から簡単に見ていきましょう。

家電の準備

例えばパソコン・プリンター・テレビなど、壊れやすい精密機器を運ぶ際には、緩衝材やダンボールで梱包して保護しましょう。もし購入時の外箱が残って入れば、そのパッケージで梱包するのが、より安全なうえに手間も省けます。また冷蔵庫や洗濯機は、運搬時に内部から残った水が漏れ出てくることがあるので、事前に水抜きをしておきましょう。詳しくは、以下の記事でもご紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

荷造り

引越し会社に頼む際には、さまざまな専用の梱包材を用意してもらえます。例えば、洋服をたたまずに運べるハンガーケースや、食器や靴などを入れられる運搬ボックスなど。基本的にはひとつずつ丁寧に梱包する必要があり、引越し会社に依頼するより、荷造りに手間がかかる可能性もあります。とはいえ時間を省くために梱包を雑にしてしまうと、荷物が壊れたり傷んだりするリスクもあるので注意しましょう。なお引越しの荷造り方法は、以下の記事でも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

引越し会社に依頼したほうがいいケース

引越し会社に依頼したほうがいいケースを紹介します
引越し会社に依頼したほうがいいケースを紹介します

ではここまでに出てきた、自分で引越しをする際のメリット・デメリットや準備内容をふまえて、プロに任せたほうが安全なパターンをまとめていきます。

大型の家具家電が多い

大型の家具や家電が多い場合、大きめのトラックがないと運べない可能性が考えられます。また、搬出・搬入にも非常に手間がかかりやすく、自分たちだけで運ぶのはあまり効率的ではありません。特に大型家電のような、重量があって取り扱いも難しい荷物は、きちんと故障しない積み方で運搬しないと壊れてしまうリスクも。その他にも、手運びする時にぶつけたりケガをしたりする危険性が高いので、引越し会社に依頼したほうが安全です。

引越し先が遠い

引越しの移動距離が遠いと、荷物が1回で積みきれない場合何度も往復する必要があります。特にレンタカーを借りる時には、車両を使える時間も制限されるので、遠方の引越しでは間に合わせるのが難しい可能性も。荷物がかなり少ない、もしくは車の積載量が多く一度に運びきれるなら問題ないかもしれませんが、遠方への引越しを自力でするのはあまりおすすめできません。

人手が足りない

例えば「ダンボールの荷物しかない」など、自分だけでも運べそうなら人を集める必要はないかもしれません。ただしソファや冷蔵庫などは、少なくとも2人は人手がいないと運搬するのは難しいでしょう。どうしても手伝ってくれそうな人が確保できない時には、引越し会社に任せるようにします。

マンションの管理規約で禁止されている

マンションなどの集合住宅では、建物の保護や安全確保のため、自力での引越しを禁止しているケースもあります。仮に禁止されているにも関わらず、荷物の運搬で何か破損させてしまうと、損害賠償を請求されるリスクも。集合住宅の場合は、あらかじめ管理会社などに確認しておいたほうが無難でしょう。

仕事や家事が忙しくて引越し準備ができない

引越し会社に依頼しない場合、プロに頼める作業を自分たちで対応することになるため、スケジュールにも余裕が必要です。引越しの準備にあまり手をかけられないと、どんどん作業が後ろ倒しになってしまい、退去日に間に合わなくなってしまう可能性もあります。急ぎの引越しだったり、忙しくて時間が取りづらかったりする時には、引越し会社に頼るのが安心です。なお以下の記事では、引越し作業を丸ごと代行してもらえるプランについても紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

まとめ

では最後に、自分で引越しをする際に、知っておきたいポイントをおさらいしていきます。

引越しは自力でできる?

自力でもできないわけではありませんが、荷物の量や移動距離などによっては、引越し会社に頼んだほうがいいケースもあります。例えば、持って行く荷物・運ぶ際の作業環境・集められる人数・旧居と新居の場所など、総合的に見て自力で引越しをするか検討しましょう。

自分で引越しをするために準備するモノは?

自分で引越しをするには、荷物を積める車両(必要ならレンタカー)と梱包材は、最低限必要です。また知人や友人に引越しを手伝ってもらうなら、大体1人あたり1万円程度の謝礼も用意しておきましょう。

引越し会社に依頼したほうがいいケースは?

大型の家具や家電が多い・新居が遠方にある・人手が集まらない・準備の時間がない、といった場合は自分で荷物を運ぶのが難しいので、引越し会社に任せたほうが安全です。また集合住宅では、自力での引越しが禁止されているケースもあるので、引越し会社に依頼するようにしましょう。

自分で引越しをするのは、金銭的に考えればメリットは多いかもしれませんが、意外と事前準備にも手間がかかります。引越し当日の負担も大きくなりがちなので、ある程度の荷物量になる際には、やはりプロに依頼したほうが安心でしょう。
なおアットホームでは、なるべく安い料金で引越しができる、一括見積もりサービスに対応しています。もし予算面で自力の引越しをお考えなら、まずはアットホームの一括見積もりで、費用をチェックしてみてください。

執筆者

たけなつ

2019年よりフリーで活動しているWebライター。
広告会社でのコピーライターを経て、現在は幅広いジャンルのコラム記事などを執筆。
愛知・東京・北海道と各地を渡り歩き、19歳からの10年で7回引っ越しを繰り返す好奇心旺盛人。

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