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8畳の部屋レイアウト実例12選!部屋を広くおしゃれに見せる家具の配置方法

8畳の部屋をおしゃれに見せるレイアウト術を解説
都心部などで物件探しをしていると見かけることも多く、候補としても挙がりやすい8畳の部屋。特にワンルームや1Kといった、一人暮らし向けの物件などでは、よくある広さの部屋です。とはいえ実際に住んだことがないと、8畳がどれくらいの広さで、どのような生活環境なのか想像するのは難しいもの。初めて8畳の部屋に引越しをするのであれば、家具や家電などの各アイテムも、どう配置できるのか知っておきたいですよね。そこで今回は、8畳一間の部屋をおしゃれで快適にできるレイアウト術をご紹介していきます!

8畳の広さはどれくらい?

8畳の広さはどれくらい?
8畳の広さはどれくらい?

8畳といえば、どの部屋も同じ広さに思うかもしれませんが、厳密には地域によって面積が変わってくるケースもあります。実は地域ごとに畳の規格は異なり、1畳あたりの大きさにも差があるため、部屋の広さにも違いが出てきてしまうためです。

具体的な畳の規格として、大きく分けると、上記の4種類があります。京間は、かつての寺院や茶室に使われた、おもに西日本に流通する規格。江戸間は、江戸時代に生まれた木造家屋の建築様式に応じた規格で、関東エリアを中心に流通しています。また中京間は、江戸間のあとに登場した、東海エリアをはじめとした各地で使用される規格です。少し性質が異なるのは団地間で、高度成長期ごろに公団住宅用につくられました。

なお現在では、各規格のだいたい中間サイズにあたる、江戸間を基準とするのが一般的。ちなみに不動産業では、1畳=1.62平米で算出した面積を表示するルールがあります。そのため8畳と表示されている場合、13平米程度の広さになるのが目安です。

8畳間取りは、正方形・長方形・L字型の3タイプに分かれる

物件ごとに部屋の形状には違いがありますが、一般的なのは正方形・長方形・L字型の3つ。それぞれの形状によって空間の使い方が変わってくるので、まずはどのような特徴があるのか見ていきましょう。

正方形の間取りの特徴

何かと使い勝手のよい正方形の間取り
何かと使い勝手のよい正方形の間取り

正方形の間取りでは四方がすべて同じ長さになり、家具を壁に寄せたレイアウトにすると、中央の空きスペースが広くなりやすいのが特徴。例えば壁に沿わせて並べずに、対角向きの斜めや、部屋を仕切るような垂直方向などにも家具が置きやすい間取りです。ちなみに8畳で考えるなら、大まかには3.6m×3.6m(12.96平米)となり、各辺の長さは比較的短め。なるべく四方に分散させて配置したほうが、家具が置きやすい間取りなので、空間を4つに分けて各生活スペースをつくっていくのもおすすめです。

長方形の間取りの特徴

奥行きがあるため広く見せることもできるのが長方形の間取り
奥行きがあるため広く見せることもできるのが長方形の間取り

長方形の間取りは、奥行きがつくりやすく、比較的シンプルな家具配置がしやすいのが特徴。長辺側2面の壁に寄せたレイアウトにして、居室の入口付近と奥側の2つに生活スペースを分けた、オーソドックスに使いやすい部屋づくりができます。仕切りがなくても、きちんと部屋のなかの空間を切り替えた使い方がしやすい間取りです。

L字型の間取りの特徴

L字型はワンルームに多い間取りです
L字型はワンルームに多い間取りです

L字型の間取りは、部屋の一部がせり出したような形状で、それぞれで生活スペースを分けて使いやすいのが特徴です。例えばL字型の長辺側はリビング・ダイニング、短辺側はベッドスペースというように、空間の切り替えがしやすく、こちらも比較的シンプルなレイアウトができる間取りでもあります。なおL字型は、キッチンとの仕切りがない、8畳ワンルームの部屋でもよくある形状です。

8畳の部屋をレイアウトするコツ

8畳の部屋に家具をうまくレイアウトするには?
8畳の部屋に家具をうまくレイアウトするには?

ここからは、8畳の空間を上手に使って、居心地のいい部屋にするためのレイアウト術を解説していきます。

生活動線を意識する

家具の配置を決める際には、まず日常生活における動作を意識しましょう。雑多にレイアウトしてしまうと、部屋の中での動きが妨げられてしまうケースも。例えばダイニングとキッチンの間に大型家具があり、台所とテーブルの距離が離れてしまうと、お皿の出し入れが面倒になってしまいますよね。他にも生活動線を考えずに家具を置いてしまうと、出入り口までの通り道が狭い・収納やドアなどの開け閉めがしづらいなど、あとから不便に感じる部分が出てくる場合もあります。自分なりの家事のやり方や、普段のライフスタイルをイメージしながら、はじめに室内の生活動線を確保しましょう。

家具のゾーニングを意識する

8畳ほどの広さがあれば、室内で生活スペースを分けることが可能です。例えばリビングスペースと就寝スペースで区別したり、在宅で仕事をするならワークスペースを確保したりなど。家具の用途ごとにゾーン分けをしておくと、部屋の中に仕切りはなくても、しっかりと空間にメリハリを付けながら生活ができます。家具のゾーニングをしておくと、整然としたまとまりのある空間に見える効果もあります。

大型家具の配置場所を決める

家具のゾーニングがイメージできたら、次は大型アイテムの配置から決めていきましょう。ベッドやテーブルなどの大型アイテムは、部屋の面積の大部分を占めるうえに、使用頻度も高いものです。大型アイテムのレイアウトから始めれば、早い段階から全体のイメージが湧きやすくなり、他の家具の置き方も自然と見えてきます。また大型アイテムのサイズ感によっても、部屋のレイアウトは変わってきます。まずは必要性の高い大型アイテムの置き方と、それぞれのサイズを検討してみましょう。

ベッドのサイズ目安
自分の体にあったサイズを選びましょう
自分の体にあったサイズを選びましょう

ベッドサイズの目安は、一人暮らしの8畳一間なら、セミダブルまでの大きさが無難です。なるべくゆったり寝たいならセミダブル、できるだけ部屋を広く使いたいならシングルを選ぶのがベターでしょう。もし小柄な体格で、他にも置きたい家具が多くなりそうなら、小さめのセミシングルにするのもいい方法です。

ソファのサイズ目安
なかなか買い替えることのないソファはサイズ選びが重要です
なかなか買い替えることのないソファはサイズ選びが重要です

一人暮らしの8畳一間であれば、1人~2人用のソファでも十分に事足ります。1人用なら、だいたい横幅1m以内・2人用のソファなら横幅2m以内には収まるので、8畳の正方形の部屋でも余裕を持っておきやすいでしょう。なかには腰かけ部分の小さい浅型や、肘かけを省略したタイプなど、なるべく部屋の邪魔にならない種類もあります。もし来客が多いなら3人用があると便利ですが、横幅が2mを超えるので、特に正方形の部屋では窮屈に感じるかもしれません。また他にも置きたい家具が多い場合には、ソファベッドにしておけば就寝スペースも兼用できておすすめ。もしくはソファベッド+通常ベッドがあると、友人などが泊まる時にも使えます。

パソコンデスクのサイズ目安
8畳もあればパソコンデスクの置き場所に困ることもありません
8畳もあればパソコンデスクの置き場所に困ることもありません

パソコン用の作業スペースを作りたい場合には、専用のデスクがあると集中しやすい空間にできます。なお一人暮らしの部屋に置くデスクとしては、幅120cm・奥行き60cmのサイズ感を基準にしておくと、他の家具配置とのバランスも取りやすくなります。ちなみに天板の横幅は100cm~150cmの間で考えておくと、パソコンを設置するのにも、インテリア的にも不便しないサイズ感にできます。

8畳の部屋を広く見せるポイント

8畳の部屋を少しでも広くみせるポイントとは?
8畳の部屋を少しでも広くみせるポイントとは?

おしゃれな部屋づくりの大きなポイントとなるのは、できるだけ生活感が見えない、開放的な空間づくりです。部屋が広々と感じられるだけでも、どことなくセンスのある印象にできます。ではここからは、8畳の部屋を広く見せるためのコツをご紹介していきます。

ロータイプの家具を選ぶ

背の高い家具が多くなってしまうと、部屋の垂直方向の圧迫感が強くなり、室内に入る際の視界も妨げられるような印象になります。特にベッドやソファなどの大きめの家具は、ロータイプにしておくと天井までの空間に余裕ができて、開放的な雰囲気をつくることが可能。部屋のなかでも主要的なインテリア類は、背の低いタイプを中心に選んでおくと、全体がすっきりして見えておすすめです。

部屋に余白をつくる

先ほどもふれたような天井までの垂直方向の他、壁や床にも余白をつくっておくと、部屋全体の抜け感が出て広々として見えます。背の低い家具で揃えるのと同じく、壁面を埋めすぎない・床にモノを置きすぎないなど、空間に余裕を持たせる意識をしてみましょう。
また、壁の一面だけにインテリアを集中させず、四方を使って分散させる方法も。できるだけ床を空けるためにも、しっかりと整理整頓ができるように、収納を十分に確保するのも重要です。

デッドスペースを有効活用する

キッチン横などの狭いすき間や、柱や梁の出っ張りで家具を置きづらい部分は、どうしてもデッドスペースになりがちです。こうした少し使いづらい場所でも、つっぱり棒やツーバイフォー材などで棚をつくれば、ちょうどいい収納スペースになっておすすめ。デッドスペースをどんどん活用していくことで、収納などもしやすくなり、すっきりと整理整頓がされた部屋にできます。他にもカウンターキッチン・ベッド・ソファの下などは、デッドスペースなうえ広めに場所を取れる部分でもあるため、何かしら活用方法を考えてみるとよいでしょう。

ファブリックは膨張色を取り入れる

ソファカバー・クッション・ラグ・ベッドの布団やシーツなど、布製品のファブリック類では、膨張色を使うのがおすすめ。白系統の淡色や暖色をメインに取り入れていくと、膨張色効果で、部屋全体にも開放感が出ます。もちろん黒などのダークトーンを使用して、シックな雰囲気をつくるのもいい方法ですが、収縮色なので広々と見せるのは難しいことも。なるべく明るく広い雰囲気にしたい時には、収縮色はアクセント的に取り入れるのがおすすめです。

床が見えるようにする

前述でも少し出てきましたが、床の目に見える部分は点々とつくるのではなく、なるべくまとめて空きスペースを取ると部屋が広々として見えます。できるだけ家具や家電は壁付けにしておけば、部屋の中央部分が広く空いて、モノのない床面積も大きく確保できて開放的です。

家具などで窓を塞がない

外からの日光を取り込む窓付近には、できるだけモノは置かないようにして、しっかりと採光できるようにすると開放感も出やすくなります。部屋全体が明るいと、窮屈感のない広々とした雰囲気にでき、気分的にも心地のいい空間にできます。またベランダとの出入りも考えると、なるべく窓付近は空けておいたほうが、生活動線としても便利です。

鏡を置く

壁際などに大きな鏡を置いて室内を映し出すことで、部屋がまだ続いているように見せることが可能。視覚トリック的に、部屋が広々として感じられる効果があります。また窓の近くに鏡を置いておくと、外からの日光が反射して明るさが増し、より開放的な印象にもできておすすめです。姿見や壁かけの鏡が一つでもあると、視覚的に部屋を拡張する演出ができて、身だしなみチェックにも使えます。

8畳部屋のレイアウト事例10選!

ではここからは、実際の8畳ワンルームや1Kの部屋で、おしゃれなインテリアを実現している例をいくつかピックアップしてご紹介します。

築3年:ワンルームのレイアウト

玄関の横にあるクローゼットが目隠しとなっているので、急な来客時も安心です
玄関の横にあるクローゼットが目隠しとなっているので、急な来客時も安心です

こちらは、奥行きのある8畳ワンルームの間取りとクローゼットによる仕切りを活かして、生活スペースをうまく切り分けた部屋になっています。またコンクリート打ちっぱなしの壁に合わせて、全体的に薄めのグレーやアイアンを使った家具を取り入れ、インダストリアルテイストのシックな雰囲気を演出。キッチンスペースが比較的広めになっている分、リビングスペースは少し小さめですが、淡いカラーリングと低めのベッドで圧迫感のない空間づくりができています。

築29年:ワンルームのレイアウト

収納が少ないので、ウォールラックを設置。見せる収納でおしゃれにレイアウト
収納が少ないので、ウォールラックを設置。見せる収納でおしゃれにレイアウト

こちらはL字型の8畳ワンルームの間取りを大きく2つに分けて、キッチンとリビングスペースを設けた部屋になっています。ほぼ正方形型になったリビングスペースでは、広い中央部分を活用してテーブルとチェアを置き、ゆったりとしたリラックス空間を実現。また明るい白ベースの内装に、あえて黒のアイテムをメインに取り入れることで、開放的ながらも引き締まった印象になっているのがポイントです。

築30年:ワンルームのレイアウト

水回りは玄関に集中。バストイレの壁が張り出ているのでキッチンと居住スペースを分けてくれています
水回りは玄関に集中。バストイレの壁が張り出ているのでキッチンと居住スペースを分けてくれています

こちらでは、淡いカラーリングの内装に合わせて、全体を白に統一することで上品かつ開放的な雰囲気を演出しています。台形型の特殊なワンルームですが、浴室のせり出した壁を活かして、生活スペースを分離。三角形部分をキッチン、ほぼ正方形になった部分をリビングにして、広々とした空間活用を実現しています。さらにすべてのアイテムを壁付けに配置して、部屋の中央部分には何もモノを置かないことで、生活感のないハイセンスな雰囲気を醸し出しています。

築30年:ワンルームのレイアウト

玄関から室内が丸見えになってしまうので、目隠しとしてラックを設置
玄関から室内が丸見えになってしまうので、目隠しとしてラックを設置

こちらは正方形型の8畳ワンルームを2分割にして、キッチンとリビングの空間にしっかりとメリハリを付けた部屋になっています。天井まで届く背の高いラックを目隠し的に活用して、キッチンと明確に切り分けたリラックススペースを実現。またアイアンタイプのシックな家具をメインに取り入れつつ、テーブルやベッドなどの大型品はロータイプに統一し、大人な落ち着いた雰囲気ながらも開放的な空間に演出できています。

築34年:ワンルームのレイアウト

大きな出窓があるので採光もバツグン!玄関から真っ直ぐ続くL字の間取りです
大きな出窓があるので採光もバツグン!玄関から真っ直ぐ続くL字の間取りです

こちらはキッチンが中央にあるタイプのL字型ワンルームで、縦長の奥行きを活かして、広々としたリラックススペースを実現しています。キッチン部分には収納棚とキャビネットを置き、リビングとのスペースを切り替え。さらに玄関前のデッドスペースに収納を集めることで、リビングをすっきりとした開放的な印象にしています。ヴィンテージ風味の落ち着いた雰囲気と、ゆったりくつろげる空気感を両立した部屋です。

築40年:ワンルームのレイアウト

収納スペースは玄関側に統一しておくことで広々使えます
収納スペースは玄関側に統一しておくことで広々使えます

こちらは横長タイプのワンルームで、クローゼットを軸として、おもに3つの生活スペースに切り分けているのが特徴です。クローゼットから向かって左側はキッチン、真正面はリビング、右側には本棚を含んだワークスペースを設置。またベッドをソファ風に活用することで、家具を省略して広々とした空間を実現しています。さらに白やグレーの無彩色でまとめることで、シンプルかつスタイリッシュな雰囲気にもつながっています。

築7年:1Kのレイアウト

一番長い時間を過ごすソファを二人掛けにすることでリラックス空間を確保
一番長い時間を過ごすソファを二人掛けにすることでリラックス空間を確保

こちらは、正方形型の間取りを活かして、趣味感をたっぷり醸し出した部屋づくりをしています。作業用のデスクやベッドは両端に寄せて中央部分を広く確保し、部屋のほぼ中心にソファを置いて、リラックススペースを大きく確保。またソファのすぐ裏にはプロジェクターを設置し、映画鑑賞をたっぷり満喫できる空間になっています。広々とした雰囲気のなかで、ゆったり趣味を充実できるインテリア実例です。

築14年:1Kのレイアウト

ダイニングテーブル以外をロータイプの家具にすることで奥行きが生まれます
ダイニングテーブル以外をロータイプの家具にすることで奥行きが生まれます

こちらは、奥行きのある縦長の1Kで、広々としたシンプルな空間を実現している部屋です。部屋の入口のすぐそばに脚の長いテーブルを置き、奥にはロータイプのテレビボードとベッドを設置。家具の高さが手前から階段状になるようにレイアウトすることで、視覚的な遠近感を使って部屋を広く見せています。またやわらかい色合いのウッド家具や白を基調としたカラーリング、観葉植物をうまく取り入れることで、ナチュラルで品のある雰囲気を醸し出しています。

築14年:1Kのレイアウト

収納袋をソファの代わりに。ワークペースも確保できているのでテレワーク時も安心
収納袋をソファの代わりに。ワークペースも確保できているのでテレワーク時も安心
ダイスケさんのお部屋「観葉植物と古着が似合う日差しが抜群ROOM」
ダイスケさんのお部屋「観葉植物と古着が似合う日差しが抜群ROOM

こちらでは、カラフルな個性派のインテリアをメインに取り入れつつ、背の低いロータイプの家具を中心に活用して開放的な空間を演出しています。圧迫感のないアイテムを使うことで、ポップながらも雑多に見えない、広々とした印象になっているのが特徴。また部屋の内側に突き出たベランダにより、L字型になった形状を活かして、作業に集中できるワークスペースも設けているのがポイントです。

築14年:1Kのレイアウト

柱も梁もない使いやすい間取り。やや重めのゆったりとした一人掛けソファを置いても余裕があります
柱も梁もない使いやすい間取り。やや重めのゆったりとした一人掛けソファを置いても余裕があります

こちらは、ナチュラルテイストのアイテムとロータイプ家具を存分に活用した、温かみと開放感のある空間を実現している部屋です。居室の入口すぐそばには、アーチ状の大きな姿見を置き、広々とした印象を演出。またソファやチェストはコンパクトにして、ベッド前のリラックス空間を広く取ると同時に、作業もできるデスクスペースも確保しています。さまざまなアイテムは多いものの窮屈感はなく、おしゃれにまとまっているのが特徴です。

築30年:1Kのレイアウト

テレビスタンドを使うことで床も見え部屋が広々とするだけでなく掃除もしやすく◎
テレビスタンドを使うことで床も見え部屋が広々とするだけでなく掃除もしやすく◎

こちらはオーソドックスな縦長タイプの1Kで、リビングスペースと就寝スペースをきれいに分けた、シンプルな空間活用を実現している部屋です。白系統をベースに、全体を淡いカラーリングでまとめることで、明るく開放的かつモダンな雰囲気を演出。テレビ前の部屋の中央部分を広く空けることで、かなりすっきりとした印象につながっています。

築31年:1Kのレイアウト

ベッドを部屋の手前に設置し、日の当たる部屋の奥をリビングとして活用
ベッドを部屋の手前に設置し、日の当たる部屋の奥をリビングとして活用

こちらは、家具の高さによってスペースを分けつつ、開放的かつカフェのようにおしゃれな空間演出をしている部屋です。居室入口のすぐそばには、背の高いダイニングテーブルを設置。その正面には少し低めのベッド、そして窓際にはもう一回り低い大型の家具を置き、広々とした奥行き感と生活空間の切り替えを実現しています。またナチュラル感のあるウッド調のアイテムと観葉植物を取り入れることで、ゆったりくつろぎやすい温かみのある雰囲気にもつながっています。

まとめ

8畳の部屋は一人暮らしなら比較的ゆとりのあるレイアウトもしやすい広さがあり、上手に家具を取り入れていくことで、きちんと生活スペースを分けつつも開放的な空間にできます。もちろん使用する家具のサイズ感や配置方法によって変わりますが、今回ご紹介したようなコツさえ押さえていけば、おしゃれで広々とした部屋づくりが可能。また実際に、デザイン性の高い8畳一間のインテリア実例もピックアップしたので、ぜひ引越しの際は参考にしてみてください。ここまでに見てきた基本のポイントをもとに、センスのあるすてきな部屋づくりをしていきましょう!

執筆者

たけなつ

2019年よりフリーで活動しているWebライター。
広告会社でのコピーライターを経て、現在は幅広いジャンルのコラム記事などを執筆。
愛知・東京・北海道と各地を渡り歩き、19歳からの10年で7回引越しを繰り返す好奇心旺盛人。

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