「睡眠」

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睡眠に不満がある人は9割以上 8時間睡眠が理想だが・・・

睡眠に不満がある人は9割以上 8時間睡眠が理想だが・・・

 心身をリフレッシュさせるために必要な「睡眠」。あなたは質&量で十分な眠りを確保できてる? フジ医療器(大阪市)が、20歳以上の男女4,303人を対象に、睡眠についてアンケート調査を実施したところ、92.6%の人が自分の睡眠に「不満」があることが分かった。平均睡眠時間を尋ねると、平日は「6時間」が最も多く36.1%、次いで「7時間」(27.5%)だが、6割の人が6時間以下だった。休日になると睡眠時間は若干増え、「7時間」(33.4%)、「8時間」(23.8%)、「6時間」(23.6%)だった。 睡眠に不満を持っている人の割合は、第1回目(2011年)の調査から毎回90%を超えている。不満の理由を聞くと、「寝ても疲れが取れない」(19.3%)、「何度か目が覚める」(15.0%)、「朝すっきりと起きられない」(11.1%)、「なかなか寝付けない」(10.8%)が上位に。中でも、「寝ても疲れがとれない」と「朝すっきりと起きられない」は若い世代ほど多く、反対に「何度か目が覚める」は高齢になるに従い増える傾向にある。男女別では、女性の13.9%が「朝すっきりと起きられない」、男性の11.2%が「トイレが近い」という不満を抱えていることもわかった。 睡眠に不満がある原因について質問(複数回答可)すると、「ストレス」(52.8%)がダントツで、以下「手足の冷え」(24.7%)、「体調不良」(20.0%)、「仕事・勉強」(17.3%)、「枕」(15.8%)という順に。女性では「手足の冷え」(女性の34.2%)、男性では「体調不良」(男性の21.1%)や「仕事・勉強」(男性の20.5%)を原因に挙げる人も。 「快眠のために工夫していることは?」という質問(複数回答可)には、「入浴」(31.4%)が一番多かった。続いて「あたたかい飲み物を飲む」(19.1%)、「何もしていない」(18.7%)、「ストレッチをする」(17.8%)、「マッサージをする」(15.7%)という順に。効果があるものとして多くの人が挙げたのは、「より快適な掛布団・毛布を使用」(22.8%)や「より快適な寝間着を着る」(20.7%)だった。一方で、「温かい飲み物を飲む」や「ストレッチをする」が快眠につながったとする人は1割程度と少なかった。

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もしかしてあなたも隠れ「いびき」派? 放置しておくとヤバイかも

もしかしてあなたも隠れ「いびき」派? 放置しておくとヤバイかも

 実はひそかに「いびき」に悩んでいる・・・・・・そんな女性は意外に多いのかも。「いびき」をかくのは、太った男性というイメージがあるが、実は女性の3人に1人が「いびき」に悩んだ経験があるという調査結果が出た。 日本人の快適な睡眠をサポートするため研究を重ねているフランスベッドは、20代〜60代の男女1,000人を対象に「いびきに関する実態調査」を実施。それによると、「いびき」に悩んだ経験がある人は男性で42.5%、女性で33.8%だったのだ。 体形との関係性を尋ねると、「いびき」に「非常に悩んでいる」人のうち、自身を「太っている」と回答した人は36.9%。次いで「やや太っている」(29.2%)、「標準」(23.1%)、「やや痩せている」(10.8%)という結果に。一方、「少し悩んでいる」人では、「やや太っている」(39%)、「標準」(34.2%)、「太っている」(14%)、「やや痩せている」(9.2%)、「痩せている」(3.5%)となった。つまり、「いびき」に悩んでいる人は必ずしも「太っている」人ばかりではないようだ。 「いびき」経験者に自身の「いびき」を誰かに相談したか尋ねると、「相談した」と答えた人は、わずか13.9%。8割以上の人が悩みを誰にも相談しておらず、1人で悩んでいることになる。具体的な悩みを聞くと、最も多かったのは「一緒に寝ている人の迷惑になる」(51.7%)だった。「誰かと一緒に寝るのが恥ずかしい」(32.8%)も含めると、誰かと一緒に寝ることを気にしている様子がうかがえる。そのほかの悩みでは、「口や喉が乾燥する」「病気ではないかと不安になる」などがあった。 では、「いびき」をかく人はどんな対策(サンプル数381・複数回答)を取っているのだろう。最も多かったのは「何もしていない」で47.2%。続いて、「一人で寝るようにした」(19.7%)、3位「まくらなど寝具を替えた」(19.2%)、「寝姿勢を変えた」(17.6%)という結果となった。「何もしていない」人になぜ対策しないのか聞いてみると、「何をしたらよいのかわからない」という人が65%で最も多かった(サンプル数180・複数回答)。 「いびき」はかくだけでなく、聞かされるのも悩みの種になる。家族・恋人・友人など自身以外の「いびき」に悩んでいるかという質問に対して、「悩んでいる」「気になっている」などと回答した人は4割を超えている。そう答えた人たちは自分の睡眠に満足できているのだろうか。そこで「睡眠満足度」を調べてみると、自身以外の「いびき」に「悩んでいる」人の24%が「とても不満」、40.6%が「不満」と答えている。自身以外の「いびき」が「気になっている」人では7.6%が「とても不満」、51.2%が「不満」だった。 自分以外の「いびき」に悩んでいる人はどんな対策(サンプル数414・複数回答)を取っているのだろう。トップ3は「特にしていない」(38.2%)、「別室で寝るようにした」(24.9%)、「声かけやつつくなどして起こした」(21.5%)だった。 このアンケート結果について専門家の意見を聞いてみよう。医療法人徳洲会札幌徳洲会病院循環器内科の後平泰信(ごひら・やすのぶ)医師のコメントを要約すると次のとおり。 「女性の『いびき』は増えている印象。恥ずかしさや忙しさはあるだろうが、自分一人で悩まず改善への一歩を踏み出してほしい。 また、『いびき』は怖い病気『睡眠時無呼吸症候群』のサインとしても重要。日本人は同体重の海外の人に比べて『いびき』をかきやすいので、医療機関を受診するなど積極的な行動が大切」 「いびき」は、何の対策もとらないと一緒に寝る人の睡眠をおびやかしたり、(起こされて)自身が睡眠不足になったりするだけでなく、病気の放置ということにもなりかねない。別室で寝るというのは他人に迷惑をかけない手っ取り早い方法だが、「いびき」そのものがなくなるわけではない。寝具や寝姿勢に気を使うなど、「いびき」をかかないようにする根本的な対策をとる必要がありそうだ。

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あなたの眠り足りてる? 睡眠不足による経済損失は・・・なんと15兆円!

あなたの眠り足りてる? 睡眠不足による経済損失は・・・なんと15兆円!

 一日の約3分の1を占める睡眠。でも、一般的に日本人は働きすぎだといわれ、成人の約4割は睡眠時間が6時間未満であるという調査結果もある。博報堂生活総合研究所が行った調査によると、「2017年に力を入れたいこと」として1位に挙がったのは「睡眠・休息」だった。多くの人が日ごろ、疲れを実感しているということだが、あなた、そしてあなたの周りは、十分な睡眠を確保できてる? 人の心身をリフレッシュさせる眠りは、不足すると体に不調を起こすだけでなく、死亡リスクを高めたり、仕事の生産性を低下させたりする。従って、個人にとっても社会にとっても、きちんと睡眠を取ることが重要だ。実際に、アメリカのシンクタンク「ランド研究所」が2016年11月に発表した調査では、日本人の睡眠不足を原因とした国家レベルの経済的損失は、国民総生産(GDP)の2.92%にあたる1,380億ドル(約15兆円)に達するという研究結果が出た。日本は調査対象の5カ国(アメリカ・ドイツ・イギリス・カナダ・日本)のうち、GDP比で考えると最も損失が大きい計算だ。今まで以上に会社や社会全体で、就労や休みのあり方について考える必要がある。 そして睡眠を考える際、十分な時間を確保するのと同時に大事なのが、その「質」に注意することだ。快眠セラピストの三橋美穂さんは「良い睡眠を取るためには温度は16〜26℃、湿度は40〜60%に維持するのがいいといわれています。が、それは空気がキレイであるということが前提」と話す。空気が汚れた空間では、人は無意識に呼吸が浅くなるらしい。寝室の換気や掃除をこまめに行い、時間・質ともに“良い”睡眠を取ることを心がけよう〜。

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睡眠不足は肥満になりやすい!? 空腹感が増加、エネルギーバランスに影響

睡眠不足は肥満になりやすい!? 空腹感が増加、エネルギーバランスに影響

 健康のためには早寝早起きを、とよくいうけれど、肥満防止にもしっかりと睡眠時間を確保することが重要らしい。花王と早稲田大学の共同研究グループは、睡眠時間の短縮が、食欲抑制ホルモンの減少や空腹感の増加などの食欲に影響し、肥満リスクを増加させるメカニズムを突き止めた。 研究では、決まった食事の生活をする中で、2週間の休止期間をはさんで、睡眠時間の異なる2つの試験条件をランダムな順番で行った。ひとつは睡眠時間7時間の生活を、もうひとつは睡眠時間がその半分の3.5時間の生活をそれぞれ3日間続けてもらい、3日目以降の48時間の代謝(エネルギー消費量、基質利用量、深部体温)などを測定した。その結果、睡眠時間の短縮は食欲抑制ホルモンであるPYYを減少させ、1時間ごとに測定した空腹感を増加させた。また、直腸の深部体温が低下し、日内リズムに影響することも分かったという。 疲れを回復させるだけではなく、健康な体を維持するためにも、睡眠時間はきちんと確保して毎日を過ごそう〜。

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3時間睡眠のための枕  ナポレオンピロー

3時間睡眠のための枕  ナポレオンピロー

 フランスの皇帝、ナポレオン。睡眠時間は3時間だったという逸話が残っているが、現代の日本人も超多忙なようで、ついにナポレオンの名を冠した枕が出た。3時間睡眠の人のための枕、「ナポレオンピロー」だ。 自身が超多忙な産婦人科医が、医療機器メーカーとコラボして開発。最大の特徴は上から下と左から右の二方向に傾斜があることと、上半身の半分を乗せられるほどのビッグサイズであることだ。この形状により、枕にゆったりと上半身を預けながら、身体を傾けて眠ることが可能となる。  開発した稲垣医師によれば、気道を広げることにより呼吸が楽になり、睡眠時無呼吸になりにくくなる、左側の心臓の位置を少し高い位置にすることで、心臓にかかる負担を減らすことができる、胃から十二指腸へなだらかな傾斜をつくることで、胃の内容物がスムーズに腸へ移ることを助けることができる。 ただし、この枕はあくまで短い睡眠時間しか取れない人向け限定で開発されており、睡眠時間の目安は3〜4時間。寝返りが制限されるため、それ以上寝る場合は身体が痛くなる場合があるのでご注意を、とのこと。仕事や授乳などで、どうしても睡眠時間がまとまって取れない時期が続くけど熟睡したい、という場合に、仮の枕として使うのが良さそうだ。

自分にぴったりの枕を探そう〜 オーダーメイド枕の店が検索できる「まくらる。」

自分にぴったりの枕を探そう〜 オーダーメイド枕の店が検索できる「まくらる。」

 人は1日の4分の1近くを寝て過ごす。睡眠の良し悪しは日常生活に大きな影響を与えるから、寝具もきちんとしたものを選びたい。枕が合わなくて肩こりがする、よく眠れないという人は、自分にぴったりの枕をオーダーメイドしてみては?

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