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全年代で「住まいの買いどき感」低下/リクルート住まいカンパニー調査

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(株)リクルート 住まいカンパニーは2日、2016年9月度の「『住まいの買いどき感』調査」の結果を発表した。住宅購入・住み替えを検討している・しないにかかわらず、一般生活者を対象に、「買いどき(住宅の購入、建築・リフォームのタイミング)感」について聞いたもの。大都市圏の20歳以上70歳未満の男女が対象で、有効サンプル数は5万6,203件。

一般生活者のうち「買いどき」と感じている人は17.4%(16年6月調査比0.9ポイント減)。前年同月の15.9%と比較すると1.5ポイント上昇した。買いどき感については、前回調査比で全年代において低下。都市別で見ると、札幌を除く6都市圏で低下している。

住み替えやリフォームを検討している人の買いどき感も、42.2%(同4.0ポイント減)と低下。検討住宅タイプ別では、「注文住宅計」が41.5%(同1.8ポイント減)、「新築分譲マンションの購入」が40.2%(同4.7ポイント減)、「新築分譲戸建ての購入」が40.9%(同4.6ポイント減)、リフォーム検討者が53.5%(同3.8%減)となり、特に「中古一戸建て計」が40.5%(同6.7ポイント減)、「中古マンション計」が35.4%(同8.0ポイント減)と、大幅に低下している。

一方で、「買いどき」と感じている人の中で何らかの検討行動をとった人は45.8%(同0.7ポイント増)となった。

なお、買いどきと感じる理由については、「消費税の引き上げが予定されているから」「お金が借りやすいから」「今のほうが住宅ローン減税など税制優遇のメリットがありそうだから」が上位を占めた。

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