街のコト

その発想はなかった…「呼子のいか」を再現した変わり種ようかん

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(Jタウンネットより)

大自然に囲まれた佐賀県は、海の幸に恵まれた食の宝庫だ。
県北部の玄海灘で獲れる呼子のイカは、「日本一美味しい」と魚好きから絶賛されている。水揚げされたイカは素早く調理され、透き通るように美しい。食感はプリプリッとしていて、ほどよく甘い。コラーゲンやたんぱく質を含み、最近は若い女性の間でも人気だ。

2015年6月16日、そんな呼子のイカを模した羊羹(ようかん)「呼子のいか」が発売された。

ようかん「呼子のいか」(伊藤けえらんの許可を得て転載)
ようかん「呼子のいか」(伊藤けえらんの許可を得て転載)

製造・販売元は唐津市浜玉町の老舗和菓子店「伊藤けえらん」。構想から実現まで10年かかったという渾身の商品だ。

海中を泳ぐイカの特徴を見事に捉えている。被り物みたいな三角のヒレ、ゆらゆら動く10本の足(正確には腕)、つるっとした肌触りの皮膚――。羊羹の表面を寒天でコーティングすることで、本物に近い質感を出すことに成功した。

こだわりは見栄えだけではない。
中心が白餡(しろあん)、その周りが羊羹となっている。その両方で使われているのが、豊臣秀吉が築いた名護屋城跡が目の前にある、地元の加部島で収穫された甘夏だ。
甘夏をピューレにして、それぞれ練り込んでいる。いかの外観がオレンジ色なのはそのせいだ。
餡を練るときに機械を使う以外、職人が手作業で作っている。

食べるときは包丁で輪切りにするとよい。柑橘系の匂いが漂い、口に含むと甘酸っぱい味が広がる。

6月中は記念価格で買える。通販にも対応

通常価格は税込み950円だが、6月30日まで記念価格800円で売り出している。市内にある伊藤けえらんの3店舗で扱っているほか、通信販売にも対応している(送料は別途発生)。

公式サイトの「通信販売」をクリックすると、お取り寄せサイト「47CLUB」にジャンプする。ページの右下に「呼子のいか」の写真がアップされており、画像をクリックすれば商品説明ページにたどり着く。

伊藤けえらんの公式サイト
伊藤けえらんの公式サイト

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