受け継がれる「変えねばならぬ。変えてはならぬ」 酒蔵応援プロジェクト、第1弾は「白馬錦・薄井商店」

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(Jタウンネットより) 日本酒の勢いが、このところ少し弱い。アルコールそのものの消費が停滞する中で、焼酎などライバルにも押され気味だ。

日本酒、好きですか? 日本酒、好きですか?

だが、海外からの「SAKE」への注目の高まりなど、好材料もある。Jタウンネットが実施中の「日本酒と焼酎、どちらが好きか」アンケートでも、現時点では日本酒が優勢を占める。 なにより、各地にはまだまだ、元気に頑張っている酒蔵がある。

酒蔵の人々が自ら語る、取り組みと課題

そうした地方の酒蔵を支えるべく始動したのが、「酒蔵応援プロジェクト」だ。 ビッツ(東京・品川区)が日本地酒協同組合(東京・千代田区)と立ち上げたもので、各地の酒蔵にフォーカス、ウェブサイトなどを通じて、その取り組み、そして蔵の思いを掘り下げて伝えることを目指す。

薄井商店4代目代表の薄井朋介さん 薄井商店4代目代表の薄井朋介さん

2015年4月10日、その第1弾として取り上げたのが、創業110年、「白馬錦」などの銘柄で知られる長野県大町市の薄井商店だ。 その社是は、「変えねばならぬ。変えてはならぬ」。新たな商品開発に果敢に挑む一方、あくまで地元産の米を使った酒造りなどにこだわるその姿勢を、4代目代表である薄井朋介さんをはじめ、杜氏ら酒蔵の人々が自ら語る。 冒頭に挙げたように、日本酒をめぐる状況は必ずしも良いとは言えない。地元・長野の沈滞も含め、薄井商店が抱える課題も、サイトでは綴られている(その点、単純なPR企画とは少し違う)。だがそれでも、若い蔵人(くらびと)たちの存在が、未来への希望となっている。

買って応援、シェアで応援

このプロジェクトの特徴は、名前にもある「応援」を前面に押し出していることだ。酒蔵のストーリーを知り、その思いを応援したいという人に対し、その酒を「買う」という応援のみならず、SNSでの「拡散」や「シェア」「いいね!」もまた、応援の方法として位置づけられている。 企画のサブタイトルは、「この町で生まれた酒がある」。酒蔵の振興を通じて、その地元を盛り上げたいという願いが込められているという。

Jタウンネット読者にプレゼント

今回、酒蔵応援プロジェクトから、Jタウンネット読者に薄井商店の日本酒「信屋」を抽選で5人にプレゼントする。滑らかな口当たりの中に、透明感のある甘みと、ほのかな果実香が共鳴する、飽きの来ない軽快な一杯とのこと。応募はウェブフォームから。5月7日まで。

薄井商店の純米吟醸日本酒「信屋」をプレゼント 薄井商店の純米吟醸日本酒「信屋」をプレゼント

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