「信越・北陸」

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相撲をこよなく愛する、石川県民の秘密

相撲をこよなく愛する、石川県民の秘密

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年5月17日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「なぜ石川は相撲が盛んなのか」調べていました。来週はいよいよ卯辰山相撲場で高校相撲が行われます。チアリーダーに吹奏楽。甲子園並みの応援に驚く人も多いこの高校相撲ですが、相撲王国石川ではこの時期見慣れた風景です。高校相撲の都道府県別優勝回数でも石川県は団体、個人ともにダントツです。生活の中に溶け込んでいる石川県相撲連盟の方の話によると、高校相撲は大正4年から始まった、日本一古い高校の競技大会で、当時も約15000人の群衆が集まり大盛況だったそうです。現在でも高校相撲で優勝し、角界で活躍している関取も多数います。盛んな相撲文化が、大相撲の関取輩出にもつながる(Better Than Baconさん撮影、Flickrより)また、当時の副賞としては、西洋料理券3枚、大学ノート20冊、萬寿100個など、地元の人の提供で行われていました。そして、金沢だけでなく実は能登に行くと相撲場のある小中学校がたくさんあります。特に志賀町ではすべての小中学校に相撲場があります。これは「水なし、塩なし、待ったなし」で有名な羽咋市で行われる唐戸山神事相撲の優勝を目的としている子供たちが多いからです。昔から、この地域では祭りや神事相撲など、生活の中で相撲をとることが多かったのです。さらに地元に目標となる大きな大会があるので、相撲が根付いていきました。生活環境で自然に相撲好きな子達が増えていったのですね。ぜひ将来の横綱も生まれて欲しいものです。(ライター:りえ160)

石川県と「県鳥」イヌワシ、何の関係が? 実はある人の猛プッシュ

石川県と「県鳥」イヌワシ、何の関係が? 実はある人の猛プッシュ

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年5月10日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「石川県の県鳥はなぜイヌワシ?」という疑問を解決していました。イヌワシ(Toshihiro Gamoさん撮影、Flickrより)周りの県を見ると富山、長野、岐阜がライチョウと、ライチョウが意外と多いんですが、石川県は全国でも唯一の猛禽類であるイヌワシです。野鳥の会のルーツも金沢?野生の鳥や動物を観察でき、全国でも珍しい場所である白山市の「ブナオ山観察舎」では、10日に1回ほどの割合でイヌワシを見ることができるそうです。体長が75〜95cmで羽を広げると2mを超えるイヌワシがブナオ山の上を飛ぶ姿はとても勇壮です。イヌワシは岩山の断崖絶壁に巣を作り、人を絶対に近づけず巣を放棄するほど人を警戒します。白山では15羽のつがい、30〜40羽くらいしかいませんが、力強く鳥類の中では生態系の頂点に立ち、県の鳥にふさわしい凛々しさです。ところで、なぜイヌワシが県鳥になったかというと、野鳥の会の石川支部の強い推しがあったそうです。実は野鳥の会の創立者は金沢出身、「野鳥」という言葉もこの人が作ったそうです。他にもトキ、ライチョウ、石川県の「い」と「石」の別の読みである「せき」のついた「セキレイ」なども候補に挙がったそうなのですが、イヌワシの雄々しい姿と勇猛果敢な性格が県民の気質として勢いを広めるということで野鳥の会の推薦で選ばれました。今では、石川のシンボルとしてすっかり馴染んでいますよね。(ライター:りえ160)

「ソースは何使ってる?」 石川県民の回答は...

「ソースは何使ってる?」 石川県民の回答は…

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年5月10日放送の「主婦のホンネ」のコーナーで、「ソースは頻繁に使いますか?」という話題で座談会が開かれていました。とんかつソース、ウスターソースの他、こだわりのソースを自分だけこっそり使っている方もいらっしゃいました。買っても結局使い切れないウーマンスタイル調べによる石川県在住の20〜60代の女性103人に聞いた「どんなソースを使っていますか?」の質問には「ウスターソース」が25%、「中濃ソース」が24%、「とんかつソース」が21%、「お好み焼き、たこ焼きソース」が17%、「焼きそばソース」が3%、「ステーキソース」が1%という結果でした。画像はイメージです(Kousuke Sekidouさん撮影、Flickrより)「夫が味付けした料理にもソースをかけるので味覚を疑う」「三重県出身の義母は肉まんに中濃ソースをかける」などの意見や「手抜き料理に便利、味がごまかせる、隠し味に使う」などの主婦ならではの意見もありました。「ソースを使う頻度は?」の質問には、「月2〜3回」が最も多く40%、「週1回」が21%、「週2〜3回」が13%という結果でした。「市販ソースの不満」としては、「原材料や添加物の不安」が40人、「賞味期限」が39人、「使い切れない」が33人、「高い」が7人でした。ソースを買っても賞味期限内に使い切れない方がかなりいらっしゃることがわかります。また珍しいものを見つけるとついつい買って、冷蔵庫に眠っていることが多いようです。(ライター:りえ160)

石川県の小学校は、なぜ「制服」のところが多いの?

石川県の小学校は、なぜ「制服」のところが多いの?

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年5月11日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「石川県では制服姿の小学生が多い?」という話題について調べていました。確かに大手制服メーカーによる全国規模での「小学校への通学時の服装の調査」によると私服が75.7%、制服が20.4%、体操服が3.9%と、私服が多いのに対して、県内には制服姿の小学生が多いような気がします。金沢は「制服」でなく「標準服」金沢市教育委員会によると、金沢市では制服でなく「標準服」と言われる市全体で標準として示した型の服があるそうです。この市共通のデザインの標準服を市内55のうち52校もの小学校が採用しています。      金沢市の制服メーカー「オートモ」の公式ウェブサイト  標準服が開始となった時期の記録はないのですが、導入が検討され始めたのは昭和38年。東京オリンピックで景気が上向きになり子供の服装が流行を追って華美になり始めたそうです。そこで保護者が学校に指導を要望し、安価で丈夫、衛生的な制服を導入してはどうかと、学校、保護者、デザイナーが協議を重ねて決められました。シングルイートイン服(襟なしブレザー)のデザインは、変わっていませんが、とっても軽くなり、袖丈を伸ばせたり、ボタンが取れにくいよう裏に力ボタンを付けるなど機能性は格段にあがっています。ちなみに県内19市町村のうち、100%制服を導入しているところが14市町村もあり、石川県は制服導入率が高いと言えます。着るものを選びませんし、皆と同じものですし、保護者も子供にもメリットが多いのではないでしょうか?(ライター:りえ160)

金沢でよく見る、「軒下に吊るしてあるとうもろこし」ってあれ何?

金沢でよく見る、「軒下に吊るしてあるとうもろこし」ってあれ何?

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年5月4日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「金沢ではよく軒下にとうもろこしが吊るしてある」ことについて調べていました。画像はイメージです(Ozzy Delaneyさん撮影、Flickrより)見たことのない人も多いようでしたが、確かにひがし茶屋街を歩くと次々と軒下に吊るしてあるとうもろこしを発見します。お店だけでなく一般家庭にもつるしてありました。「門守」という風習このとうもろこしは、昔から健康と商売繁盛のために、観音院で「四万六千日」という日に売られているのもで、毎年買いに行っているのだそうです。四万六千日というのは、観音院信仰の寺院の縁日で126日分のご利益があると言われています。とうもろこしはこの縁日の人気のものなのです。昔からとうもろこしは雷除けとされていましたが、それがこちらの地域では魔よけとなり、毛が多いほど儲けが多い、豆が多いほどまめまめしく健康に働けるとされています。金沢では、とうもろこし以外にも軒先に縁起物を飾る家庭が多く、アジサイやヒイラギ、ハリセンボンなどを飾っている家庭もあります。これは、「門守(かどもり)」と言われる風習で、日本人は境界に弱く外と内との境界である玄関先を守る風習があります。城下町であった金沢にはこうした昔ながらの風習を信じる人が多く、また身近に自然があり取り入れやすかったことからこの風習が根付いているのです。城下町を生きる人々が願いを託していた大切なお守りなのですね。(ライター:りえ160)

バスを降りるとき、「ありがとう」って言う都道府県

バスを降りるとき、「ありがとう」って言う都道府県

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年5月3日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、石川県民はどこでも「ありがとう」を言うことが指摘されていました。画像はイメージです(Orin Zebestさん撮影、Flickrより)バスを降りるときお金を払って「ありがとう」を言う光景は都会では珍しいそうです。お互い様の精神が根強く残る県民性金沢市のコミュニティバス「金沢ふらっとバス」では、回数券を購入した老夫婦やバスから降車する高校生などほぼ100%の人が「ありがとう」を言っていました。皆さん「子供のころからありがとうを言うのが当たり前」すぎて特に意識していない様子です。また地域のスーパーのレジでも精算の後「ありがとう」を言う人が多く見受けられました。この「ありがとう」は、路面バスよりもコミュニティバス、大型スーパーよりも市場のお店、と規模の小さいものの場合にいう傾向が多いようです。市場でネギを購入した方は「おいしいネギを選んでもらって、包んでもらってお礼を言った」と言っていました。もともとこの「ありがとう」の文化は日本中にあったのですが、都会から順に西洋のチップ文化に移行し、田舎ではまだ残っているところが多いそうです。特に石川県では雨の日が多いので、傘をさして細い道をすれ違うときにお互いに傘を傾けることが多く、その際にお互いに譲り合いの精神で「ありがとう」が自然に出る地域性があるようです。受け継ぎたい素敵な精神ですね。(ライター:りえ160)

とろろ昆布とおぼろ昆布の違い、あなたは説明できますか?

とろろ昆布とおぼろ昆布の違い、あなたは説明できますか?

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年4月27日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「とろろ昆布とおぼろ昆布は違うの?」ということについて調べていました。石川県は昆布文化が浸透している地域。とろろ昆布のおにぎりをコンビニが売られているのは全国でも一部の地域だそうです。しかし、とろろ昆布とおぼろ昆布の違いについては知らない人がほとんどです。どこが違うのでしょうか?作る工程、見た目も違う!昆布が石川県に根付いている理由は、明治時代に北海道から北前船で運ばれてきたからで、その寄港地ごとに昆布屋ができました。石川県もそのひとつということです。明治6年に創業した七尾市の「昆布海産物處 しら井七尾店」では、昆布じめ用の広昆布、出汁を取るための利尻昆布などたくさんの昆布を扱っています。そして、利尻昆布を包丁で削りおぼろ昆布をつくる、職人による実演もおこなっています。そうです。おぼろ昆布は人の手で昆布を削ったものを指します。職人の技による厚さ0.1mmの昆布です。一方でとろろ昆布は、おぼろ昆布を削ってできた昆布の芯の部分をブロック状にしてプレスして機械で削ったものを指します。昆布を無駄なく使い切るためにできたものです。こちらは「とろろ昆布」(Hiroshi Ishiiさん撮影、Flickrより)おぼろ昆布は表面が黒っぽく、とろろ昆布は、昆布の芯の部分なので白っぽいことが多いです。また、おぼろ昆布でも芯に近いものを削ったものは白く、これは太白おぼろ昆布と言われています。これからは、「とろろ」か「おぼろ」か、注目してみたいですね。(ライター:りえ160)

ブランド物のダウンジャケット、クリーニング屋に持ち込んだら断られた...そんな人が全国から集まるお店が石川県にあった

ブランド物のダウンジャケット、クリーニング屋に持ち込んだら断られた…そんな人が全国から集まるお店が石川県にあった

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年4月13日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、高級ブランドのクリーニングで注目を集める店が野々市市にあることを紹介していました。        そのお店は「Hanakoya(はなこや)」。主にルイヴィトン、シェネル、エルメスなどの高級ブランドの壊れたバッグや財布などを修理してくれるお店なのだそうですが、一番依頼の多いのがダウンジャケットのクリーニングなのです。まさにブランド品の駆け込み寺特に多いのがブランド「モンクレール」のダウンジャケット。年間5000着もが、全国から集まってきます。買うと30〜40万円もするこのダウンジャケットは、普通のクリーニング店では断られることが多いそうです。そのクリーニング方法は、まず、部分的にブラシで洗います。丁寧な手作業でしっかりと汚れを落としてくれます。そして、その後はドライクリーニングでななくウェットクリーニングで洗います。この工程は企業秘密なのですが、驚きはその仕上がりです。ピカピカと光沢があり、ふわふわふっくらボリュームのある新品のような仕上がりになります。秘密は洗剤で、洗剤メーカーと協力しダウンジャケット専用のものを開発したのです。この仕上がりが口コミで広がり、全国から注文が殺到している状態なのです。そして、全国でも珍しいダウンジャケットの染め替えもおこなっています。変色したダウンも新品のようになり、また気分も一新できると評判です。思い入れのあるダウンジャケットを大切に使い続けたい人には、おすすめのサービスですね。クリーニングは7000円〜、染め替えは15000円〜で行っているそうです。(ライター:りえ160)

新高岡駅の発車メロディーにも...「おりん」の音に癒される

新高岡駅の発車メロディーにも…「おりん」の音に癒される

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年4月12日放送の「旅とも」のコーナーで、高岡の伝統工芸「鋳物」に触れる旅をしていました。北陸新幹線開業から1年。駅のある高岡も注目を浴びる観光都市になりつつあります。「おりん」がいたるところで鳴り響くJR新高岡駅の発車メロディーは、仏壇の前で鳴らす「おりん(鈴)」の音。高岡では、「おりん」などの仏具が9割以上作られている鋳物の街で、高岡駅には自由に鳴らせるおりんも設置しています。新高岡駅(inazakiraさん撮影、Flickrより)高岡市では、学校のチャイムもおりん。街中におりんの音色が鳴り響いています。おりんを仏具の枠をこえてメロディーとして広めたのが「山口久乗」です。そして、音の違うおりんを連ねた楽器「久乗編鐘」は、18年目に生み出され高岡を代表する楽器です。他にもおりんをドアベルなどとして使う商品なども開発されています。さて、この高岡市の金屋町は加賀藩主前田利長が7人の鋳物師を集めて鍋などの鉄器を作らせたのが始まりです。石畳には銅板がはめられており、ハート型・星型などもあり散策にぴったりです。ここにある高岡市鋳物資料館では、実際に鋳物を作る工程に触れることもできます。また大寺幸八郎商店では、手軽に金属を加工してアクセサリーを作る体験もできます。新幹線開業で、魅力を再確認できそうな町ですね。(ライター:りえ160)

富山市立図書館が、CDやDVDの貸し出しをストップする理由を聞いてみた

富山市立図書館が、CDやDVDの貸し出しをストップする理由を聞いてみた

「TOYAMAキラリ」内にある富山市立図書館(瀬口さん撮影、Wikimedia Commonsより)  「TOYAMAキラリ」という施設をご存じだろうか。富山市の中心部、西町にある地上10階、地下1階の建物で、建築家・隈研吾氏の設計により2015年8月にオープンした複合施設である。隈研吾氏といえば、新国立競技場のデザインを手がけることでも知られ、いまもっとも注目を集める建築家だ。隈氏が設計を担当した「TOYAMAキラリ」の外壁は、ガラスとアルミ、御影石など異なる素材を格子状に組み合わせた斬新なもので、立山連峰の峰々を表現している。内装は富山県産の木材の羽板をふんだんに使用した、螺旋のような吹き抜けが特徴だ。この「TOYAMAキラリ」の3階、4階、5階を占めるのが、富山市立図書館本館だ。同図書館から2016年4月15日に発信されたお知らせが、注目を集めている。それは「視聴覚資料貸出サービス終了のお知らせ」だ。いったいこれはどういうことなのだろう。Jタウンネット編集部は早速電話で聞いてみることにした。「公共の図書館としての一定の使命は果たした」      富山市立図書館開架書架(瀬口さん撮影、Wikimedia Commonsより)  電話に出てくれたのは、読書推進係の担当者だ。「今まで行っていた視聴覚資料貸出のサービスは5月末日で終了し、6月1日からは館内で視聴していただくことになります」とのこと。その理由について尋ねてみると、こう答えてくれた。「まずCDやDVDの管理のためには、ICタグのシール貼付が必要だったのですが、シールが劣化すると、家庭の再生機器から取り出せなくなるといったトラブルが多かったのです」と担当者は説明してくれた。「CDやDVDが破損して、聴けなくなるという苦情もありました」とのこと。もう一つの理由は、インターネット環境の変化だという。「ネットをとおして受けられる比較的安価なサービスが整ってきたことが挙げられます。とくに若い層にそういったサービスを利用する人が増えてきたようです」と担当者。CD・DVDの貸出数も減少の傾向にあるとのこと。「公共の図書館としての一定の使命は果たしたと考えています」。また「図書館での貸出サービスが民業圧迫になる懸念もあります」という話もあったので、「具体的に民間からそういった話があったのですか?」と聞いてみたが、「いえ、そういった話はとくに聞いておりません」とのこと。大手業者からの要望があったわけではないらしい。なお館内視聴ができる場所、利用案内については、同図書館公式ページをご参照のこと。

樹齢500年! 石川県「最高齢」の桜は能登町に

樹齢500年! 石川県「最高齢」の桜は能登町に

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年4月6日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「石川県で一番樹齢の高い桜」について調べていました。金沢では今年、平年よりも6日早く春爛漫となりました。例年咲き始めが3月20日頃なのですが、今年は暖冬の影響で2月20日と約1ヶ月ほど早かったということです。画像はイメージです(iyoupapaさん撮影、Flickrより)さて、石川には桜の名所がいくつもありますが、最も樹齢の高い桜はどこなのでしょうか?能登里山を彩る知る人ぞ知る桜の名所 桜の名所の一つ、白山市の林業試験場・樹木公園には800品種、約15000本の木があり、まさに樹木の博物館となっています。もちろん桜もたくさん植えられており、変わった品種も見ることができ、遅咲きの桜もあるため5月上旬まで楽しめるそうです。林業試験場の職員さんの話では、植物は生育環境で成長が異なるために、どの桜が樹齢が高いのかは判断しかねるそうですが、元林業試験場館長の「かがのと巨樹名木探訪」という書物によると、旧柳田村(現能登町)の「天狗平の御所桜」が最も樹齢が高いとか。その樹齢は約500年で、見事な枝ぶりです。残念ながら遅咲きのためまだ咲いておらず、例年4月20日ころだそうです。遠くからの観光客も訪れる知る人ぞ知る観光名所なんだとか。これは、満開の頃にぜひ行きたいですね。(ライター:りえ160)

電気代「節約したい」多いけど...「それくらいなら働いて稼ぐ」?

電気代「節約したい」多いけど…「それくらいなら働いて稼ぐ」?

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年4月5日放送の「主婦のホンネ」のコーナーで「光熱費、節約できてる?」という話題での座談会を行っていました。画像はイメージです(ume-yさん撮影、Flickrより)電力の自由化が最近の話題ですが、電気代はもちろんガス代、水道代などの各家庭の事情はどうなのでしょうか?パパの後のお風呂はイヤオール電化の家庭では、安い夜間電力を利用して節約に励む家庭が多いようです。しかし、いくら妻が頑張っても夫が自分の便利な時間帯に使ってしまい協力が得られないなどの不満もあるようです。また、タオルを干すパネルヒーターを使うとそれだけで月に1万を越える家庭、ガスコンロを良いものに変えたらガス料理が大好きになりガス代だけで月28000円ほどかかる家庭、お風呂に入る時間がバラバラで風呂を沸かし直す必要のある家庭もありました。ウーマンスタイル調べによる石川県在住の20〜60代の女性100人に聞いた「1ヶ月の平均光熱費は?」という質問に「1万円未満」が5%、「1〜2万円」が45%、「2〜3万円」が33%、「3〜4万円」が9%、それ以上や把握していない家庭もあるという結果でした。「光熱費の中で最もかかるものは?」の質問では、電気が78%、ガスが18%、オール電化の家庭が多いため圧倒的に電気代のかかる家庭が多いという結果でした。炊飯器を変えたら炊飯器の電気代が表示されるようになり節約意識がでてきた、電気代が気になってちょくちょくメーターを見に行く、それぞれ電気代がどれくらいかかるのかを確かめるためにその都度メーターを見て確認する、などという意見もありました。「最も節約したいものは?」という質問では、やはり1位が電気代で、その後通信費、食費と続きます。プランを見直してみる、家族全員で同じ部屋で過ごす、という意見の他にも「雨水を溜めて洗車や水やりをする」という雨の多い石川県らしい解答もありました。と、言っても冬は寒く、夏は蒸し暑い石川県。暑さ寒さは我慢せず、その分仕事で稼ごうと思う人も多いようです。「働き者」な県民性といわれる石川県民らしいといえばらしいですが......。(ライター:りえ160)

2016秋、東急ハンズが北陸初出店!「金沢店」オープン

2016秋、東急ハンズが北陸初出店!「金沢店」オープン

2016年秋、石川県金沢市の香林坊東急スクエアに「東急ハンズ金沢店(仮称)」の出店が決定したことを、東急ハンズが2016年4月11日に発表した。北陸エリア初の出店となる。      東急ハンズ金沢店(仮称)のイメージ図  東急ハンズはハウスウェア、ヘルス&ビューティ、ステーショナリーなど幅広い商品を扱う総合専門小売業者だ。多様な品ぞろえのほか、スタッフによる実演販売「ヒント・ショー」を通して商品の楽しさや便利さを伝えたり、体験型の手づくりイベントを開催したりと、店頭で驚きや発見の提供もしている。「東急ハンズ金沢店(仮称)」は、北陸鉄道バス・西日本ジェイアールバス「香林坊」下車で徒歩1分。店舗面積は約1800平方メートルで、取扱商品カテゴリーやアイテム数は未定とのこと。

長野市最大級の夏祭「びんずる」と、嵐ライブがバッティング? 日程変更論も出るが...実行委員会に聞いてみた

長野市最大級の夏祭「びんずる」と、嵐ライブがバッティング? 日程変更論も出るが…実行委員会に聞いてみた

昨年の第45回「長野びんずる」(画像提供:長野びんずる実行委員会事務局)  長野県のタクシー業者団体が長野市の夏祭り「長野びんずる」の日程変更を実行委員会事務局に要望したと、2016年3月25日、信濃毎日新聞が伝えた。というのは、あの「嵐」のコンサートが、8月6日18時からと翌7日12時からの2回、長野市内のエムウェーブで行われる予定だからだ。例年8月第1土曜日に開催されていた「長野びんずる」が、もし同日になった場合、市内中心部では交通規制も行われるため、交通状態が混乱する恐れがあるという。ツイッターには、次のような投稿もあり、話題となっている。長野市最大のお祭り、びんずるまつり。嵐魂とかさなるので開催日変更になるかな?私は、自転車で行くから大丈夫だけどね!(*?艸?)?* pic.twitter.com/qLwUWbY8iw- ひろぴー〜ただ、君を愛している〜 (@gaya_hirorin) 2016年3月24日「嵐魂とかさなるので開催日変更になるかな?」というコメントが添えられている。そこでJタウンネット編集部は、実行委員会事務局宛にメールで取材を申し込んでみた。実行委員会から返って来たメールには?長野びんずる実行委員会事務局からは、メールによるアンケート形式の取材ならOKという返事だった。そこで日程のことはもちろん、そもそも「長野びんずる祭り」とはどんなお祭りなのかを質問してみた。実行委員会から返って来たメールをもとに、「長野びんずる」とは何かを解説してみよう。「長野びんずる」は、長野市民自らが企画・参加・運営できる「市民総和楽・総参加」のお祭りとのこと。神社やお寺の祭礼ではなく、市民祭なのだ。歴史も1971年誕生というから、祭りとしてはかなり新しい方だ。長野青年会議所を中心に組織された実行委員会が主催している。もっとも人気あるイベントは、「前日に開催される前夜祭から始まり、市民が一丸となって踊る正調踊り」だという。「連」と呼ばれるグループを作り、しゃもじを打ち鳴らしながら踊るのだ。したがって前夜祭とお祭り当日は、市内中心部は交通規制され、歩行者天国となる。      「びんずる男選び」(画像提供:長野びんずる実行委員会事務局)  また「びんずる」という名称は、長野市内の善光寺に祀られている「びんずる尊者」にちなんだもの。「びんずる尊者」はお釈迦様の弟子、十六羅漢の一人。善光寺参りの参拝者がその神通力にあやかろうと手で触っていくため、つるつるに光っている。元気なお祭り男を選ぶ「びんずる男選び」というイベントも、祭りのハイライトの一つだ。さらに今年は、とくに子どもたちのためのイベントが企画されているという。詳細は4月下旬〜5月上旬に公開するとのこと。そしてもっとも肝心な質問、日程については、「総会前ですのでお答えできません」ということだった。4月18日に開く総会で決まる予定とのこと。残念ながら、それまで待つしかない。歩くのも苦労するレベルだから車なんて...ツイッターには、気をもむ長野市民の声が殺到している。んっ?嵐のコンサートが長野びんずるにかぶるんか?ってことは松本ぼんぼんにもかぶるって事だよね?いや〜そりゃ無理だ、キャパオーバー。(長野県最大の祭り二つ)- 福良雀 (@fukurafuku) 2016年3月24日長野夏祭りびんずる さん、大変なことになってるんだね(´・_・`) RT やっぱりライブとかが日程重なると交通機関の問題があるよね...- すぬ?ARASHI (*'◇') (@1224sunu) 2016年3月25日@OrangeArisa 長野市下最大の夏祭り、かな。お昼からイベント色々やるし、夜はびんずる音頭踊る大行列で駅の周辺はずーっと歩行者天国になるんだよ。歩くのも苦労するレベルだから車なんて何をいわんや。- 海 (@ausfliessen) 2016年3月25日他の祭りとさらに日程が重なるのでは、という危惧、祭りの混雑を知る人の「歩くのも苦労するレベルだから車なんて何をいわんや」というコメントもある。嵐が長野に来る日とびんずるかぶってるから、びんずるの日をずらす案出てるらしい(;゜∀゜)去年の関ジャニで交通網麻痺で野宿者沢山いたからね、、長野の伝統的なお祭りの日をずらすって、、ホントにこうなったらすごいことだな。- みっぴー (@mirimaya) 2016年3月26日もしびんずるの日程も変更できたのなら、当日トラブルなくスムーズに出来るといいなぁ。去年の関ジャニの件で長野が悪く言われてるの見て正直悲しくなるんだわ。地元だもん。もう2度と行かないとかこっちだってもう来て欲しくないし みたいな - みあ (@nnkz062317ak) 2016年3月27日8月6日松本のホテルが全滅の件同日に、松本ぼんぼん、長野市で嵐のコンサートと長野びんずるがあるので、松本のホテルまで波及している。- mintpops (@mintpops1) 2016年3月28日過去の関ジャニ∞のライブでも大変だった、という証言や、もう「松本のホテルまで波及している」という報告も......。長野市びんずる開催日 日にち動かすという噂入手!!- sayuri (@SouchanWanko) 2016年4月1日噂もいろいろ飛び交っているようだ。今年の日程がどうなるか、4月18日の総会の結果を、長野市民は固唾をのんで見守っている。      昨年の第45回「長野びんずる」ポスター(画像提供:長野びんずる実行委員会事務局)

これが燕三条の職人技! 金属板の文字が「消える」精密加工に驚き

これが燕三条の職人技! 金属板の文字が「消える」精密加工に驚き

職人の町、新潟県燕三条にある武田金型製作所にて動画が配信され話題になっている。まるでマジックのように、1枚の金属の板から「mgn」という文字が浮き上がり、その文字を人差し指で押すと、スーと下がっていき、やがて消えてしまう。

街のコト
日本有数の寿司好き県・石川が生んだ、今や常識になった回転寿司用設備は?

日本有数の寿司好き県・石川が生んだ、今や常識になった回転寿司用設備は?

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年3月30日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、石川県の回転寿司事情について調べていました。外食でお寿司を食べる1世帯あたりの年間支出額が2万3248円と全国1位の金沢市。回転寿司でもいろいろなこだわりがあるようです。より新鮮なものをより早く食べられる最新型コンベア回転寿司のコンベア機を1000台以上も製作している白山市の石野製作所松任工場は、自動給茶装置つき寿司コンベアを日本で始めて開発した工場です。今では当たり前の自動給茶ですが、初めて作られたのは石川県なのですね。画像はイメージです(Grey Worldさん撮影、Flickrより)そして、この工場は日本の寿司コンベアのシェア6割強を占めており、世界へも出荷しているそうです。一番シンプルなものは、おなじみのうろこのコンベアがついたチェーンタイプ、そのほかにもうろこのチェーンがなく、皿とレーンについた磁石で動くチェーンレスタイプもあります。しかし、最近は回っているお寿司を取らずオーダーしてお寿司を食べる人が多く、そこで開発されたのが注文品を運んでくれる装置、特急レーンつきコンベアです。子供が喜ぶ新幹線などの形をして、テーブル横でトレイがとまってくれて便利ですよね。そして、さらにパワーアップしたものが、いち早く「海天すし押越店」に導入されています。テーブルの目の前までレーンが延びお寿司を運んできてくれるコンベア。トレイを回収する手間も省け、お寿司も取りやすく、時間の短縮になっています。しかもレーンは2段式。上の通常レーンには一品料理やさしみなどが運ばれてきます。レーンが混み合う心配もなく、より便利に新鮮なお寿司が食べられるようになりました。寿司好きの県民性を理解して、コンベアもどんどん進化していますよね。(ライター:りえ160)

シャベルとスコップの違いは...石川県内のお店ではバラバラ

シャベルとスコップの違いは…石川県内のお店ではバラバラ

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年3月29日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「シャベルとスコップの違いは?」という話題について検証していました。どっちがシャベル?スコップ?(Koziro Hasegawaさん撮影、Flickrより)雪の多い石川県、雪かきには大活躍しましたがその役目も終え、春に向けての畑や園芸に使用する方も増えてきたのではないでしょうか?謎の地域差があるが確かな違いがあった県内、県外の方にインタビューすると、西日本は大きいものをシャベル、小さいものをスコップという人が多く、東日本はその逆という傾向がありました。また、どちらもスコップ、シャベルのみ、と言う人もおり、石川県はその混在型でした。実際に県内のホームセンターに行くとスコップのコーナー、シャベルのコーナーがありましたが、サイズはバラバラ。各メーカーの表記に従って販売しているそうで、その区別はわからないそうです。シャベルは英語、スコップはオランダ語、また広辞苑や大辞泉での説明にも違いがあり、はっきりとはわかりませんでした。しかし、JIS規格によると「足をかけられるような形がシャベル、それ以外がスコップ」なのだそうです。つまり、同じような大きさのものでも、四角い形がシャベル、なで肩の足がかけられないものはスコップ、となるのです。我が家の雪かき用にもシャベル、スコップ両方ありました。ぜひ今日から言い方に気をつけたいものです。(ライター:りえ160)

「Angel Beatsの聖地って金沢大学なんだ! 進学しよ!」→

「Angel Beatsの聖地って金沢大学なんだ! 進学しよ!」→

金沢大学(Genppyさん撮影、Wikimedia Commonsより)  入学時の金沢大学のイメージと実際の金沢大学――こんなツイートが2016年3月8日に投稿され、話題になっている。左:入学時の金沢大学のイメージ右:実際の金沢大学 pic.twitter.com/4tSQkxpye2- まつイカ (@matsu_iidx) 2016年3月8日これは、金沢大学の学生が投稿したツイートだ。1枚目の画像は、金沢大学を舞台のモデルとした「Angel Beats!」の一幕。ファンの中には、この作品に憧れてこの大学に進んだ人もいたかもしれない。だが実際の大学の様子は、学内を鹿が闊歩する、なんとものどかな(?)環境であった。確かにこれは、「聖地巡礼」気分で進学した学生はあ然とするかもしれない。それにしてもイメージとのギャップもそうだが、学内を鹿が歩いている大学というのもすごい......。(ライター:長谷川オルタ)

石川県内の校歌に、一番登場するスポットはどこ?

石川県内の校歌に、一番登場するスポットはどこ?

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2016年3月21日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、石川県の小中学校で歌われる校歌によく出てくるシンボル的な言葉について調べていました。卒業シーズン真っ只中。今年度は県内の小中学校で2万603人が卒業を迎えます。卒業式でも歌われる校歌には、土地名であったり周辺の場所名が必ず登場しますよね。地域の誇りと成長を願う石川県内の公立小中学校302校の校歌について、市町村名を除き場所名などをカウントすると、第5位が「浅野川」「医王山」の15校、第4位が「手取川」の21校、第3位が「加賀平野」の25校、第2位が「日本海」の27校、そしてダントツ1位が「白山」の96校という結果でした。白山(tsudaさん撮影、Flickrより)やはり標高2702mというその雄大な姿が見守られているという存在感があり、歌われている理由でしょうか。そして、「白山」が歌われている学校で一番遠いところが志賀町の志加浦小学校でした。歌詞に出てくるということは、実際に見えるのかというと、天気の良い日にはしっかりと拝むことが出来るそうです。そして、白山からもこちらを見てもらい守ってもらおうという想いも込められているそうです。残念ながらこの小学校は今年度で閉校となり、最も遠いのは羽咋市の粟ノ保小学校となります。地域の誇りや成長を願う思いが詰められた校歌、学校だけでなく校歌もなくなってしまうのは寂しいですね。(ライター:りえ160)