新築マンション・分譲マンション(一年以上の未入居マンション含む)、新築タウンハウス・分譲タウンハウス(一年以上の未入居タウンハウス含む)が公開されています。

住みタイム 東京都台東区

住みタイム
東京都台東区

古き良き“下町”の風景が広がる東京のレトロエリア・東京都台東区。「浅草」や「谷根千」など、多くの名所や散策スポットがあり、1年を通して多くの人でにぎわいます。“観光地”として注目されることが多い街ですが、実は地域と住民のつながりが強い“昔ながらの住宅地”としても魅力的です。誰もが知る名所はもちろん、地元住民だけが知る隠れ家も多数。住むほどに楽しみが増す、奥深い暮らしをのぞいてみましょう。

世界中から観光客が訪れる「浅草」に、路地裏散策が楽しい「谷中」、料理好きなら一度は行きたい「かっぱ橋」など、人気スポットが点在する東京都台東区。古き良き“ご近所付き合い”を楽しみ、温かい下町カルチャーに触れる。「東京って、いいな。」と感じられる毎日が待っています。
※掲載している情報は、2019年9月11日時点の情報です。

Morning

ワクワクがはじまる
私だけの路地裏モーニングタイム

江戸時代から続く寺町であり、戦火を免れた古い建物が多く残る谷中。日中は多くの観光客が行き交うこの街も、早朝はひっそりと静か。細い路地を歩けば、家々がゆっくりと目覚める、生活の音が聞こえてきます。

路地の一角にあるのが、カフェやギャラリー、事務所、レンタルスペース、ホテルのレセプションが同居する「HAGISO」。築約60年の木造アパートをリノベーションした温もりある建物の1階にはカフェ「HAGI CAFE」があり、連日行列ができるほど人気を集めています。その「HAGI CAFE」による、地元の人たちに向けた朝の営業“HAGI morning”は近所でちょっとしたニュースになっています。
「窓から差し込む光で店内が最も美しくなるのは、やっぱり朝です。昼間はどうしても混み合ってしまうのですが、早朝ならゆったり静か。気軽に立ち寄ってほしいですね」と話すのは、店長さん。午前8時の店内は、朝日でいつも以上にきらきらと輝きます。モーニングメニューは「旅する朝ご飯」をコンセプトに、地域や季節の食材をいかした食事を提供。朝食を楽しんだり、新聞を読んだり、読書や勉強などの“朝活”をする人も多いとか。もちろん、ギャラリースペースでは作品を見ることも可能です。
「多分、日本で一番朝早い美術館だと思いますよ。」と、店長さん。1日の始めにコーヒーとアートに触れられるなんて、それだけでこの町に暮らしたくなります。

静かな裏通りから、にぎやかな声の響く商店街へ。散策スポットとして大人気の商店街「谷中銀座商店街」をのぞいてみると、昼間の活気ある呼び込みの代わりに、学校や会社に向かう人たちに向けた「いってらっしゃい。」というやさしい声が聞こえます。この住民同士の近さが、下町暮らしの魅力。和菓子専門店「和栗や」の竿代信也さんも、そんな下町の良さを実感しているそうです。
「都会では失われた人の温もりを肌で感じることができます。歴史ある街ですが決して閉鎖的ではありませんし、マンションに暮らす若いご家族も増えているみたいですよ」とのこと。多くの明るい声に「いってきます!」と返事をすれば、体の中から元気なパワーが湧いてきます。

東京都台東区随一の観光名所「上野恩賜公園」では、どんな朝の風景が見られるでしょう? 通勤ラッシュで大にぎわいの上野駅から一歩公園に入ると、気持ちよさそうにラジオ体操をしている人たちの姿が見えます。散歩する人や、ベンチで朝ごはんを食べる人。そして最も多いのは、目的を持って公園にやってきた人々です。それもそのはず、上野恩賜公園周辺には「東京国立博物館」をはじめ、20世紀を代表する建築家、ル・コルビュジェの作品として世界文化遺産に登録された「国立西洋美術館」などのアートスポットや「上野動物園」があり、年間で1000万人以上の人が訪れるというカルチャーの中心地なのです。
大人も子どもも、これから始まる1日を待ちきれない表情。朝のこの時間は、公園全体が高揚感に包まれます。

今日1日、どんな“ワクワク”に出会えるでしょうか?

8:00

  • HAGI CAFÉ
  • HAGI CAFÉ
HAGI CAFÉ
東京都台東区谷中3-10-25 HAGISO1階
営業時間:12:00~21:00(LO 20:30)、morning 8:00~10:30(LO 10:00)
休み:不定休

8:30

  • 谷中銀座商店街
  • 谷中銀座商店街
谷中銀座商店街
東京都台東区谷中3-13-1(谷中銀座商店街振興組合)

9:30

  • 上野恩賜公園
  • 上野恩賜公園
上野恩賜公園
東京都台東区上野公園・池之端3
Daytime

知れば知るほど奥深い
観光エリアの“暮らし”方

昼の東京都台東区は、東京観光にぴったりのスポット。しかし、観光だけで通り過ぎてしまうにはもったいないほど、奥深い魅力があるようです。

観光で絶対に外せないのが、江戸情緒残る浅草。国内のみならず世界中から多くの旅行客が訪れるこの街には、大きな赤い提灯でおなじみの雷門に仲見世通り、日本最古の遊園地の浅草花やしきなど、超が付くほど有名なスポットばかり。日中になると、連日多くの観光客でごったがえします。街のことは、街で暮らし、働く人に聞くのが一番。そこで、人力車で浅草ガイドを行っている「えびす屋」のマネージャーに話を聞きました。
「僕もこの近くに住んでいるのですが、なんといってもおいしいお店が多い。表通りはもちろん、地元の人たちが行くような裏路地にも、たくさんの名店が集まっています。老舗も新しくてオシャレな飲み屋も、さまざまなジャンルでレベルの高いグルメが楽しめます。もちろん観光名所もたくさんありますが、とても暮らしやすい街でもあるんですよ」とのこと。知れば知るほど、新しい魅力を発見できるのだそうです。

ほかにも、現代の女流作家の道を切り開いた文豪・樋口一葉の代表作「たけくらべ」の舞台となった竜泉エリアにある「一葉記念館」は、一葉の小説の草稿や短冊など貴重な資料を見ることができる文化スポット。さらに東京都台東区内には日本最大の調理道具専門商店街「かっぱ橋道具街(R)」もあり、どちらも地元住民、観光客にかかわらず大人気です。これらの“地域密着型”といえる東京都台東区の名所が、最近は伝統を守るだけではなく“人にやさしく”変わってきているのだそう。そう考えるのは「かっぱ橋道具街(R)」にある「元祖食品サンプル屋 合羽橋店」の中島いずみさんです。
「昔懐かしい風情はそのままですが、老舗の間におしゃれなカフェがオープンしたり、休憩スペースができたりしていますよ。買い物する人でなくても、過ごしやすい町になってきましたね。」と話します。
伝統の魅力を保ちつつ、現代のライフスタイルに合わせたスポットが生まれている街。ガイド誌ではなかなか見つけられない暮らしのエッセンスが、路地のあちこちに散りばめられています。

12:00

  • えびす屋 浅草店
  • えびす屋 浅草店
えびす屋 浅草店
東京都台東区浅草1-20-4イーストビル3F
営業時間:9:30~日没(時季によって異なる)
休み:無休

14:00

  • 一葉記念館
  • 一葉記念館
一葉記念館
東京都台東区竜泉3-18-4
営業時間:9:00~16:30(最終入館16:00)
休み:月曜(祝日の場合は翌日休み)、年末年始、特別整理期間
入館料:大人300円、小中高生100円

15:00

  • 元祖食品サンプル屋 合羽橋店
  • 元祖食品サンプル屋 合羽橋店
元祖食品サンプル屋 合羽橋店
東京都台東区西浅草 3-7-6
営業時間:10:00~17:30
休み:無休
Night

日本人でよかった……。
江戸の風景が蘇る夜

お寿司、天ぷら、ソバ……東京都台東区は日本を代表する伝統料理の老舗が集まる街です。今夜はそんな中から、明治22年創業という天丼の老舗「土手の伊勢屋」にお邪魔しました。
かつての遊郭である吉原の近くに居を構えるお店は有形文化財にも登録されており、まるで映画のセットのような趣のある佇まいです。開店直後にもかかわらず店内は満席。天ぷらが揚がる香ばしい音と、天丼をかきこむカツカツという音が聞こえます。話し声が少ないのは、みんな夢中になって頬張っているからでしょう。定番のメニューは、エビにキス、イカのかき揚げが入った「天丼イ」(1500円)。サクッと軽い天ぷらに、江戸っ子好みの濃いタレは相性抜群で、夢中になって一気に食べてしまうのも納得です。
老舗とはいっても、肩肘張らないアットホームなお店。1日がんばったご褒美に、家族や仲間とみんなで訪れてモリモリいただきたいものです。

最後に、東京都台東区のとっておきの夜の景色をご案内。夕暮れとともに神田川や隅田川にぽつりぽつりと明かりが灯り、やがて水面を美しく彩る…夜の東京の川を彩る「屋形船」です。
水面から見る東京の街は、見慣れた風景からガラリと印象を変えます。隅田川からレインボーブリッジに向かったり、スカイツリーを間近に見上げたり、自分が暮らす街の夜景の美しさに息を飲んだりと、新鮮な発見の連続です。もちろん、船上でいただく料理やお酒は格別。春は船からお花見、川から見上げる夏の花火大会も風情があります。まさに大人のための、優雅な夜の時間です。

猛スピードで変わりゆく東京の街で、長年地元の人たちに愛されて守られ続けている味。伝統に敬意を払いながらも進化を続ける、新しくて懐かしい風景。
「日本人でよかった……。」
東京都台東区での暮らしには、そう感じられる瞬間が満ちあふれています。

17:00

  • 土手の伊勢屋
  • 土手の伊勢屋
土手の伊勢屋
東京都台東区日本堤1-9-2
営業時間:11:00~14:30
休み:水曜、第4火曜

19:00

  • 屋形船 三浦屋
  • 屋形船 三浦屋
屋形船 三浦屋
東京都台東区浅草橋1-1-10
Information

東京都台東区の暮らし情報

交通
東京都台東区内には東京の玄関口でもある「上野」や「浅草」などの名所が多く、JRをはじめ東京メトロ、都営地下鉄、東武鉄道、つくばエクスプレスなどが利用可能。東京都台東区内の循環バス「めぐりん」も地元住民たちの足として親しまれています。
買い物・散歩
浅草寺や谷中銀座、上野公園など、国内のみならず世界中から多くの人々が訪れる観光地として有名。寺院も数多く残っており、散策や行楽には事欠きません。新しい商業施設もありますが、長い歴史を誇る個性的な商店街も数多く残っています。
医療・健康
休日やお盆、年末年始でも診療を受けられる「台東区準夜間・休日こどもクリニック」を、医師会や薬剤師会と行政が協力して永寿総合病院内で行っています。また、東京都台東区民を対象にした病気や健康に関するセミナーも積極的に行っています。
子育て・教育
東京都台東区内に3カ所ある「子ども家庭支援センター」では、乳幼児~小学6年生までの子どもの一時預かりや親子向けイベントの開催などを実施。また、台東区教育委員会の施策を中心に、学校教育や教育関係事業を東京都台東区民に分かりやすく紹介する「台東まなびタイムズ大輪」を発行しています。
コミュニティ
東京都台東区は11の地区に分類されており、町会の数は199。地域の町会を中心に運動会や青少年活動、ファミリーレクレーションなどさまざまな催しが行われています。集会、文化・スポーツ活動などを通じて知り合った人々が、学校周りの清掃や登下校の見守り、防災訓練などさまざまな地域活動を展開する「コミュニティ委員会」も活動中です。
イベント・行事
初夏に行われる浅草神社の「三社祭」や、夏の風物詩である隅田川花火大会、1年の締めくくりを飾る酉の市など、1年を通して全国的にも有名な行事が行われます。上野公園は桜の名所としても有名で、春の季節は大勢の人々が訪れるそうです。

アットホーム 新築マンションの住みタイム 東京都台東区のページです。東京都台東区の街を網羅した豊富な街情報をビジュアル重視のページでわかりやすくご紹介します。アットホーム 新築マンションでは、ひとり暮らしやDINKS向けのコンパクトマンションからファミリーにおすすめな大規模マンション、おしゃれな高級マンション、タワー・低層マンションなど幅広い物件情報を掲載しています。東京都台東区で人気の新築分譲マンションをお探しの方は、こまめに物件の情報をチェックすることをおすすめいたします。新しいマンションの情報をいち早く受け取りたい方は、新着お知らせメールをご登録ください。アットホーム 新築マンションはあなたの物件探しをサポートいたします。

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