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住みタイム 東京都清瀬市
東京都の北東部に位置する東京都清瀬市は、武蔵野台地の原風景を残す緑豊かな都市。緑地面積は約40％で農地や公園がいたるところに見られます。東京都内でありながら地域密着の店舗も多く、住民たちのつながりが感じられる温かな街としての魅力も十分。東京都清瀬市で過ごす1日をのぞいてみましょう。
緑が多くのんびりとした時間が流れる東京都清瀬市。西武池袋線で池袋駅まで約30分とアクセスも良好です。東京都清瀬市の魅力を感じ取ることができる、とっておきのスポットを巡ってみましょう。
※掲載している情報は、2021年8月6日時点の情報です。
公園や農地を散策して
自然のパワーを全身で感じる
東京都清瀬市で過ごす1日は、通勤や通学で多くの住民が行き交うストリートの“青空ギャラリー”からスタート。清瀬駅の北口から北東に伸びる「けやき通り」の約1kmに渡り、国内外のアーティストによる彫刻作品24基が楽しめる「キヨセケヤキロードギャラリー」が展開されています。ハッと目を惹く作品や街並みに溶け込んだ作品など顔ぶれもさまざま。四季折々に変化する樹木の景観に、彫刻が彩りを添えています。
次は、東京都清瀬市民の憩いの場として親しまれている「清瀬金山緑地公園」に足を伸ばしてみましょう。約2万㎡の広さを誇る東京都清瀬市最大の都市公園には、ケヤキやクスノキ、コナラといった樹木、クマザサなどの野草が植えられ、雄大な武蔵野の雑木林が再現されています。園内には小川がせせらぎ、隣接する金山調節池はカワセミなど水鳥たちの社交場にもなっているようです。夏にはハナショウブ、冬にはスイセンが咲き乱れ、四季を通して自然が織りなす美しい景色に触れることができます。
朝の散歩を続けていると、東京都内ではめずらしい野菜の直売所を発見！ これも、農地の多い東京都清瀬市ではごく当たり前の光景です。なかでも今回お邪魔したのは、「東京の野菜を、東京に住む人へ」をコンセプトに、トマトや水菜、ほうれん草などの採れたて野菜を届けている「関ファーム」。ここではその時々の東京野菜をはじめ、オリジナルブランドのトマト「COCOTOMATO(R)」などを購入可能。地産地消の新鮮野菜を手軽に手に入れることができるのも、東京都清瀬市住民ならではの特典です。
豊かな自然に囲まれた東京都清瀬市の朝は、さわやかで穏やかな時間の流れに包まれています。時計を外していつまでも散歩していたい、そんな気分にさせられます。
8:30
10:00
11:30
武蔵野が育んだ
文化と歴史に触れる
お昼からは、東京都清瀬市の郷土文化を学びに行きましょう。まず向かった「清瀬市郷土博物館」は、東京建築賞最優秀賞を受賞した独特の佇まいが印象的な施設。ここでは“見て・触れて・体験して”をテーマに、武蔵野台地の成り立ちから近代の学校の変遷まで、清瀬の歴史を詳しく展示・解説しています。施設内には、茶摘みや染め物、機織りなど、東京都清瀬市の人々が受け継いできた文化を体験できる伝承スタジオや、芸術作品を鑑賞できるギャラリーなどもあり、見どころ満載です。
また、清瀬市指定有形文化財に登録されている「旧森田家」も武蔵野の文化に触れられるスポットです。幕末期には名主役をつとめた旧家である森田家の主屋であり、江戸時代中期から後期頃に建造されたといわれる歴史的な建造物。茅葺き屋根の古民家内部には農機具なども置かれており、当時の農家の暮らしを偲ばせます。
自然と文化を堪能したところで、東京都清瀬市内随一の人気菓子店「ボンボンガトー」でスイーツを補給。手作りにこだわったケーキは常時20種類ほどが揃います。「スイーツから季節を感じて欲しいんです」という店主・田中義徳さんの思いが詰まった、旬の果物を使ったケーキが自慢。フレッシュな素材とスポンジやクリームの相性が絶妙のバランスです。
また、散歩のお供にもぴったりな「クッキーシュークリーム」は、生クリームとカスタードを合わせたクリームをその場でクッキーシューに注入する“できたて”で提供。サクサクの食感と、甘過ぎず飽きのこない甘さが絶品と、多くの東京都清瀬市民を虜にしています。
豊かな自然によって培われた文化や、おいしいスイーツに、身も心もすっかり満たしてもらいました。
12:00
開館時間：9:00～17:00
休館日：月（祝日の場合はその翌日）、12月29日～1月3日
13:30
15:00
営業時間：11:00～19:30
定休日：月
子育てママ必見スポットの後は
しっとり新鮮なレバニラに舌鼓
夕方になると、学校帰りの子どもたちでにぎわうのが児童センター「ころぽっくる」です。子育て支援に力を入れている東京都清瀬市では、0歳から18歳までが夢や希望を持って育つようにさまざまな事業を展開しています。センター内にある子ども専用のスペースには、学習室や卓球コーナー、バンド練習もできる音楽スタジオなどの設備が整っており、東京都清瀬市内の子どもたちが日々勉強や課外活動に励んでいます。ほかにも、大人が利用可能なホールや会議室も完備。市民の文化・芸術活動の場としても親しまれています。
東京都清瀬市の1日のクライマックスは、「レバニラ定食 kei楽」で夜ご飯にしましょう。「レバーが苦手な人でも、うちのレバーだけは食べられると喜んでくれるお客さんが多いです」と店主の秋元修さんが話すレバニラは、国産の新鮮なレバーを丁寧に下処理して提供するこだわり品。臭みがなくてしっとり滑らか、ガツンとパンチのある味付けにご飯が進みます。またここでは、毎月特定の日にエゾシカやダチョウといった珍しいレバーを味わうことができるそう。遠方からのリピーターが多いというのもうなずけます。
派手さはなくとも、毎日食べたいスイーツや懐かしいグルメ、安心して食べられる地元の野菜、そして雄大な森の空気を享受できる東京都清瀬市は、家族がのびのび暮らせる東京都のオアシス。都心とはひと味違う、体に優しい“武蔵野暮らし”を実践できそうです。
17:00
開館時間：9:00～21:00（月は17:00まで）
休館日：火（祝日の場合、翌日も臨時休館日）、12月29日から1月3日
18:00
営業時間：11:30～14:00、17:30～22:00
定休日：日
東京都清瀬市の暮らし情報
- 交通
- 西武池袋線清瀬駅から池袋駅まで約30分と、都心部へのアクセスは良好。東京都清瀬市内の移動には、清瀬駅を起点に東京都清瀬市内各所を運行する西武バスや、清瀬駅と隣接する秋津駅を結ぶコミュニティバス「きよバス」が便利です。
- 買い物・散歩
- 清瀬駅周辺には商業施設が充実。清瀬駅北口から空中歩廊で繋がる「西友 清瀬店」や、清瀬駅南口からすぐの「オーケー清瀬店」など、生活者目線のスーパーが並びます。また東京都清瀬市内には約10カ所の商店街があり、それぞれ地域密着型の店舗を展開しています。
- 医療・健康
- 国立病院である東京病院や、武蔵野総合クリニックなどの医療機関が豊富。東京都清瀬市が健康づくりを支援する「健康ワンポイント」では、毎月定期的に各種測定や栄養・健康相談を実施。健康センターを中心にさまざまな健康教室が開催されています。
- 子育て・教育
- 育児支援ヘルパーやショートステイなどの利用に使える「清瀬市子育て・キラリ・クーポン券」を配布。5歳児まで、子ども1人に対して年度内に6,000円分の事業券と4,000円分の商品券が発行されます。地域の人たちが子育ての不安を専門分野のスタッフに相談できる「子どもの発達支援・交流センター とことこ」など、子育てのサポート体制が整っています。
- コミュニティ
- 東京都清瀬市全体のコミュニティ振興に役立たせようと、旧都立清瀬東高等学校を「コミュニティプラザ ひまわり」としてリニューアル。調理室や美術室、音楽室などの部屋をはじめ体育館やグラウンド、テニスコートを提供し、さまざまな年代の東京都清瀬市民に利用されています。また東京都清瀬市内には約180の自治会があり、道路や公園の清掃、消火訓練、お祭りの開催など活動を展開しています。
- イベント・行事
- 春は「きよせさくらまつり」や「きよせカタクリまつり」、夏は広大な農地に10万本のひまわりが咲き誇る「清瀬ひまわりフェスティバル」などを実施。「きよせ市民まつり」や「きよせの環境・川まつり」など、年間を通して地域ごとにさまざまなイベントが開催されます。
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