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住みタイム 東京都葛飾区

住みタイム
東京都葛飾区

江戸時代からの下町情緒あふれる東京都葛飾区は、映画『男はつらいよ』の舞台としても知られた観光エリア。一方で比較的閑静な環境とあって、住む街としても人気のあるエリアです。荒川、中川、江戸川と3つの川にはさまれているため、街も人もゆったりとした雰囲気。変わらない暮らしやすさと豊かな自然、そして小さなワクワク感にあふれた東京都葛飾区の魅力をご紹介します。

川や水郷公園など自然スポットのほか、「寅さん記念館」などの観光スポットにも恵まれた東京都葛飾区。このエリアならではの魅力が詰まった場所を訪れてみましょう。
※掲載している情報は、2021年7月19日時点の情報です。

Morning

水辺スポットで過ごす
朝のひととき

江戸時代は、将軍家が鷹狩りを楽しむための「鷹場」だったという東京都葛飾区。下町ながら建物が密集するようなエリアは意外と少なく、駅前も開けた風景が広がっているのが特徴です。

まずはJRと京成線、2つの路線が隣接している金町駅へ。降りると駅を囲むようにしてスーパーや病院があり、「住みやすそうな街だな」という印象。広々とした駅前ロータリーは、コーヒーを片手に駅へと急ぐ会社員や朝の散歩途中と思われるおじいさん、保育園へと向かう親子…さまざまな人が行き交い、朝の活気にあふれています。

ここからバスに乗り、東京都内最大の水郷公園として知られる「水元公園」を訪れてみます。園内は端から端まで歩くと1時間ほど。秋の見どころは生きた化石として知られる「メタセコイアの森」です。葉が真っ赤に染まった木々は息をのむほどの美しさ! 葉ずれの音を聞きながらベンチでひと休みしていたら、心地よさについうとうとしてしまいました。園内には子ども用の遊び場はもちろんバーベキュー場もあり、週末に家族でレジャーに訪れる人も多いとか。公園の端にあるハス池では可愛いカモの親子が泳いでいたりと、のどかな風景を眺めながらくつろぐにもぴったりです。

自然の中で元気をチャージしたら、さらに歴史ある水辺スポットへ。矢切駅から江戸川土手へと進み「矢切の渡し」へと向かいます。江戸初期に幕府が設けた「渡し場」の中で、都内に現存するのはここだけという貴重な場所。渡船料を払っていざ、乗り込みます。ギーコ、ギーコと手で舟を漕ぐ音が響く中、ゆらゆらとゆれる小船…聞き慣れない鳥の声に周囲を見回すと「あれはヒバリですね」と船頭さんが教えてくれました。新鮮な体験に、江戸時代にワープしたような気分に!

池に映るメタセコイアの紅葉を眺めたり、貴重な渡し船に乗ったり…。見どころ満載の水辺スポットをめぐって、身も心もリフレッシュできました。

9:00

  • 水元公園
  • 水元公園
水元公園
東京都葛飾区水元公園3-2
園内自由
※現在、バーベキュー場は使用休止中

10:30

  • 矢切の渡し
矢切の渡し
東京都葛飾区柴又7-18先
10:00~16:00頃
※冬季(12月~3月上旬)は土・日・祝日、庚申の日のみ運航。雨天荒天時は運休の場合あり
料金:大人200円、子ども100円(ともに片道)
Daytime

「寅さん」スポットと柴又帝釈天へ
粋な下町ムードを味わう

歩いているうちに、気がつけば昼どき。一路、ランチの場所を求めて「アリオ亀有」へ。こちらは東京都葛飾区の人々が足繁く買い物に訪れる御用達スポット。雑貨や洋服などのショップはもちろん、映画館や料理やデザートが食べ放題のランチビュッフェが人気のレストランもあります。土曜のお昼どきとあって、家族連れがたくさん! なにか楽しそうなことに出合えそうな雰囲気で、歩いているだけでもワクワクしてきます。カフェで歩きながら飲むためのドリンクをテイクアウトして、午後の準備は万端です。

東京都葛飾区でおなじみのキャラクターといえば、映画『男はつらいよ』の寅さん。その聖地へ行ってみましょう!「柴又駅」で降りると、さっそく銅像がお出迎え。これは旅立つ寅さんが妹・さくらを振り返るシーンをモチーフに、地元商店会と観光客の募金によって建てられたものだとか。像の前で待ち合わせする子どもや学生の姿も見られ、まさに「地元のシンボル」といった雰囲気です。

駅から7~8分ほど歩いたら、いよいよ「葛飾柴又 寅さん記念館」に到着。『男はつらいよ』のメイキング映像や小道具をじっくり鑑賞します。映画の舞台「くるまや」のセットには「この風景、見たことある!」と感動。セットに座って写真を撮ることもできるそう。昭和の街の風情を再現したジオラマなどを眺めているうちに、『男はつらいよ』のような、粋で温かい地域文化にふれてみたくなりました。

気持ちよく晴れた空の下、「帝釈天」の呼び名で知られる「題経寺」へ。ここは日蓮上人が刻んだ板仏を本尊とし、400年近くの歴史があるお寺。「わたくし生まれも育ちも東京葛飾柴又です。帝釈天で産湯をつかい…」という寅さんの前口上でも有名です。きちんとお参りを終え、気持ちを新たにしたところで、参道へ。草団子や甘酒を売るお店のほか、古い木造の天ぷら屋や老舗の川魚料理屋などが立ち並びます。江戸時代に一時、行方不明になった帝釈天の本尊が見つかったのが1779年の「庚申の日」であったことから、今も年に6回ある「庚申の日」には、昔ながらの縁日が開かれ、いっそうにぎわうのだとか。参道に「いらっしゃい、いらっしゃい!」と威勢のいい声が響く様子は、まさに昭和の映画世界のよう。

地元の人々に愛されている「寅さん」の世界、そして古くから続く街の文化を知り、歴史ある「粋な下町」の魅力が見えてきました。

13:00

  • アリオ亀有
アリオ亀有
東京都葛飾区亀有3-49-3
営業時間:10:00~21:00(※映画、カフェ、レストラン、その他一部店舗は営業時間が異なる)

14:30

  • 柴又駅
柴又駅
東京都葛飾区柴又4-8-14

15:00

  • 葛飾柴又 寅さん記念館
  • 葛飾柴又 寅さん記念館
葛飾柴又 寅さん記念館
東京都葛飾区柴又6-22-19
営業時間:9:00~17:00(入館はなるべく閉館30分前まで)
定休日:第3火曜(祝日・休日の場合は直後の平日)、12月第3火・水・木曜
利用料金:一般500円(小・中学生300円、 65歳以上400円)

16:00

  • 柴又帝釈天
柴又帝釈天
東京都葛飾区柴又7-10-3
開門時間:5:30頃~19:00頃(庭園および彫刻ギャラリーの拝観は 9:00~15:00)
※帝釈堂は16:00頃に閉堂、現在は入堂を規制中
Night

星空を眺めたあとは
下町グルメの聖地、立石へ

日が暮れてきたら、ここからは大人の時間。お花茶屋にある「葛飾区郷土と天文の博物館」に立ち寄ってみましょう。東京都葛飾区の郷土資料が展示されているほか、プラネタリウムで満天の星を楽しめます(平日は1回、土日祝は各2回上映)。落ち着いたムードのBGMと共に始まる上映は、プラネタリウムには珍しくすべてオリジナルの番組。解説は専門的で主に大人向け中心の内容になっています。世界最新のデジタルプラネタリウムを導入しているだけあり星の美しさも格別で、何とも贅沢な気分に…。時間が空いたときに、ひとりでも訪れたくなります。

星を眺めたあとは夢見心地のまま、本日の締めくくり・下町グルメスポットへ。1946年に作られた「立石仲見世商店街」は、惣菜店のほか、立ち飲み屋やおでん屋などがひしめきあっています。「実は、飲み屋が増えてきたのはここ10年くらいなんですよ」と語るのは、創業50年以上の老舗「鳥善商店」2代目の柴崎光さん。飲み屋街のイメージが強い立石界隈ですが、地元では、お惣菜目当てに来る人も多いそう。「どのお店もわりと種類が豊富なので、毎日違う手づくりのお惣菜が買えるのが喜ばれているようですね」(柴崎さん)。確かに見回してみると、煮物に和え物、フライにコロッケと「何でもあり」の品揃え。「鳥善商店」で買った焼き鳥は少し甘めのタレでどこかなつかしい味つけ。忙しいときの夕食やおつまみ調達には、昔ながらの商店街が強い味方になってくれそうです。

無料で楽しめることが意外なほどの自然豊かな公園、安くておいしい総菜が買える商店街…。東京都葛飾区には、驚くほどコストパフォーマンスの高い「普通の暮らし」がありました。この街に住めば、日々がより楽しく、愛おしくなることでしょう。風来坊の寅さんが、どこへ行っても必ずこの場所に帰ってくる理由が分かるような気がしました。

16:30

  • 葛飾区郷土と天文の博物館
  • 葛飾区郷土と天文の博物館
葛飾区郷土と天文の博物館
東京都葛飾区白鳥3-25-1
開館時間:9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月(休日の場合は開館)、第2・4火曜(休日の場合は翌日休み)
入館料:大人100円、小・中学生50円、幼児無料 ※プラネタリウム観覧は別料金

18:00

  • 立石仲見世商店街
  • 立石仲見世商店街
立石仲見世商店街
東京都葛飾区立石1丁目付近
Information

東京都葛飾区の暮らし情報

交通
JR総武線・常磐線、京成線が通っており、JR新小岩駅や京成高砂・青砥駅などが交通の中心。京成線は浅草線に乗り入れているので、品川方面へのアクセスも便利。押上駅から地下鉄が通っていて、渋谷方面へのお出かけもスムーズです。
買い物・散歩
青戸方面から無料送迎バスが出ている「アリオ亀有」には映画館、ショップ、レストランがあります。また、新小岩駅前の「ルミエール商店街」、金町の「ヴィナシス金町プライドコート商店会」、青砥駅直結の「ユアエルム青戸」などの商店街や駅前ショッピングセンターも充実しています。
医療・健康
青戸の「東京慈恵会医科大学葛飾医療センター」、金町の「金町中央病院」などの総合病院が点在。また、義務教育修了までの子どもに対して、保険診療でかかった医療費の自己負担額を東京都葛飾区が助成する「子ども医療費助成制度」を実施しています。
子育て・教育
0~3歳の乳幼児と保護者を対象にした「子育てひろば」や、外出時におむつ替えや授乳などを行える「赤ちゃんの駅」が設置されています。また、相談事業や就学援助、奨学資金の貸付・融資制度があり、一時保育、休日保育などの保育サービスも充実しています。
コミュニティ
東京都葛飾区内には19地区の連合体、239の町会・自治会があります。防犯や防災のためのパトロール、環境美化活動、連合自治町会の「ふれあいまつり」などさまざまな活動を行っています。
イベント・行事
6月には水元公園と堀切菖蒲園で「葛飾菖蒲まつり」が開催され、菖蒲が咲く美しい風景を見に多くの人でにぎわいます。また、例年7月に行われる「葛飾納涼花火大会」や9月の「立石フェスタ」など、年間を通じてさまざまな行事・イベントがあります。

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