【ランキング】譲れない!失敗しないための賃貸物件こだわり条件BEST10

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2020年2月28日更新

【ランキング】譲れない!失敗しないための賃貸物件こだわり条件BEST10

記事の目次

  1. 賃貸物件選びは妥協とこだわりのバランスが重要!みんなはどう選んだ?
  2. 絶対に譲れない!こだわり条件ランキングBEST10
  3. 譲れない…と思っても、住んでみたら意外といいかも?
  4. まとめ

賃貸物件選びは妥協とこだわりのバランスが重要!みんなはどう選んだ?

賃貸物件を初めて選ぶ場合、「どこをポイントに選んだらいいか分からない」「本当にこの物件でいいの?」となかなか決めることが出来ません。
そこで今回は、経験者たちに「ここは譲れない!」というこだわり条件についてアンケートを実施いたしました。物件選びの先輩たちが大切にする「こだわりの条件」は、一体どんなものなのでしょうか?
これから賃貸物件を探す皆さんに、ぜひ参考にしていただきたいランキングです。

絶対に譲れない!こだわり条件ランキングBEST10

賃貸物件選びで絶対に譲れないポイントを、コメントとともにランキング形式で紹介します。

第1位 日当たり(10.5%)

「日当たりが良い立地。洗濯物を外で干したいのと、家庭菜園をしたいため。」(24歳/女性)

「日当たりが良すぎない 。今は夏場は蒸し風呂状態なので…。」(33歳/女性)

「日当たりの良さ。今の部屋も悪くはないが、もう少し洗濯物をしっかり乾かしたい。」(50歳/女性)

日当たりの良い物件は、洗濯物を干すのに適しているので人気です。
特に南向きの物件は日当たりが良く乾きやすいため、午後からでも洗濯物を干すことができます。
日が差すので日中に電気をつける必要がなく、室内が暖まりやすいという特徴もあります。また太陽の光を感じられるため、生活のリズムが取りやすく、健康面でもプラスとなります。

ただ、日中は仕事や学校で留守にしがちで、土日も出かけたりすることが多い場合、日当たりの良さはそこまでメリットにならないかもしれません。洗濯物も、部屋干しやコインランドリーを利用される方は気にならないでしょう。
ご自身の生活リズムを考えながら南向き以外の物件を選ぶのも一つの方法です。

第2位 バス・トイレ別(9.1%)

「トイレは個室でほしいから、バストイレ別がいい。」(23歳/女性)

「バストイレ別にこだわる。トイレの床が濡れているのは嫌なので。」(21歳/女性)

お風呂とトイレが別であることは、衛生面やプライベートな空間の確保の点から非常に重要視されています。
「トイレと風呂が一緒」の物件の場合、風呂場を使用した後に床が濡れてしまい、使用するたびに床を拭く必要があります。
「広い風呂場でゆっくり湯船につかりたい」といったような希望がある場合、トイレとお風呂は別であることが条件となるでしょう。

一方、「トイレと風呂が一緒」である物件を好む方もいらっしゃいます。
この場合、家賃は低めで、掃除がまとめてできるメリットもあります。一人暮らしでシャワー中心の生活をする方には向いていると言えるでしょう。

なお、築年数が古い物件ではトイレと風呂が別になっているケースが多いですが、リフォームされていない場合は設備に満足できないかもしれません。総合的に判断して選ぶといいでしょう。

第3位 駅からの距離(7.1%)、立地(6.6%)

「女性一人暮らしなので、駅近である程度広い通りに面した立地は安心する。」(31歳/女性)

「今の家を出て賃貸を探すなら、70歳位の時だと思うから…絶対駅近!」(58歳/女性)

駅近であることも人気の高い物件に見られる要素の一つです。
駅周辺は、生活に必要なスーパー、飲食店、美容室、書店などの商業施設が揃っているだけでなく、他の街にも行きやすく便利。
ただ、駅近であるほど家賃は高くなりますので、駅までの距離と家賃のバランスで決めなければなりません。

また、物件から会社や学校までの距離も重要です。会社や学校が都心にある場合、その近くに物件を借りると家賃が上がってしまうため、通いやすい範囲を考えて物件を選ぶことになります。 一方、会社や学校に近すぎると生活の切り替えがしにくくなるため、あえて距離をとることでプライベートな住環境を確保するという考え方もあります。

第4位 キッチン・台所(6.2%)

「キッチンが広いこと。汚れや破損もしっかりチェックしたいキッチンが広いことは外せない。また、汚れや破損もしっかりチェックしたい。」(36歳/女性)

「シンクの高さが今の住居では合っていないので腰痛になりやすい。次はキッチンにもこだわりたい。」(48歳/女性)

料理を頻繁にする方にとって重要なポイントとなるのがキッチンでしょう。
キッチンが広ければ食器や食材の管理がしやすく、2口コンロであれば手際よく料理することができます。また、システムキッチン(コンロとシンクの一体型)や魚焼きグリル付き・オーブン付きキッチンなど、設備が整っているほど料理の幅が広がります。
キッチンを充実させるにはそれなりの広さが必要で、家賃もその分上がる傾向にあります。特にキッチンはこだわりのポイントも人それぞれ。自分のライフスタイルや好み、今住んでいる物件で解消したい不満などに応じて探してみましょう。

第5位 セキュリティ(6.0%)

「立地と、オートロックやセキュリティを重視します。」(42歳/男性)

「モニターつきインターホン、これじゃないと不安。」(28歳/女性)

第3位までは生活の利便性が中心でしたが、セキュリティ面も非常に重要視されていることがこの結果から分かります。

オートロックは、マンションの共用エントランスから出るときに自動的に施錠され、入るときに鍵や暗証番号が必要になる仕組みです。
オートロック付きの物件であれば、集合ポストにある郵便物を第三者に見られる可能性は低くなり、またモニター付インターホンであれば営業訪問などに対応せずに済みます。

しかし、オートロックが付いているからといって完全に安全だとは限りません。鍵を持っていなくても、他の住人が出ていくときを見計らってマンション内に入ることは可能です。
共用部分に監視カメラが備え付けられていたとしても、防犯に対する最低限の心構えは持っておきましょう。

第6位 騒音や治安(周辺環境)(5.5%)

「安心して暮らしたいので、周囲の治安の良さは譲れない。」(30歳/女性)

「高い遮音性にこだわる。まだまだ10年以上、子供の騒音に気を遣う。楽しそうに遊んでいるところを怒りたくないので、鉄筋コンクリートで探すかな。」(34歳/男性)

どんなにお部屋が希望通りでも、周辺環境が悪ければ快適な生活は送りにくくなります。また、大通り沿いの物件では夜中でも外から声やエンジン音が聞こえる可能性があります。アパートやマンションでは、上の階や隣に住む方の話し声や足音、テレビの音などが聞こえることも。

こうした騒音や治安は内覧時だけでは確認できないこともあります。
入居を検討する時点で、時間帯や曜日を変えて周辺の様子を確認しておくといいでしょう。

第7位 間取り、階数(5.1%)

「今の部屋は2LDKだが、しきりがすりガラスでほぼ1LDKなので、次はきちんと部屋が仕切られているかどうかチェックしたい。」(28歳/女性)

「間取りは重要。家族が大きくなってきて広い場所が必要と感じるので…。」(37歳/女性)

家族構成によってニーズが変わる物件の間取り。一人暮らしをする場合はメインのお部屋の広さで物件を選ぶことが多いですが、家族やパートナーと同居する場合にはそれぞれの生活リズムや要望も取り入れながら間取りを考えてみましょう。

階数は、防犯や窓からの眺めなどに加えて「災害時にスムーズかつ安全な非難ができるか」という問題とも直結します。
最近は台風や地震による被害が多くなっていますので、近くの河川があふれた時や大きな地震が起こった際など、災害発生時に避難しやすいか、万が一部屋に取り残された場合でも安全が確保できるかは気にすべきところです。

第8位 収納(3.5%)

「収納が沢山あって使いやすい物件がいい。収納が少ないので物がちらかりやすくて困っているから。」(44歳/女性)

「洗面台下の大きな引き出し式の収納。使い勝手も良く、洗面台に物が散乱することもなく見栄えがいいので気に入っています。」(34歳/男性)

「ウォークインクローゼットがあるとやっぱり収納しやすいし便利でした。」(27歳/女性)

洋服好きな方にとって、クローゼットなどの収納スペースは不可欠。十分なスペースがない場合は棚やタンスなどを置いて収納することになり、生活空間が狭くなります。
収納スペースに合わせて物を買うことも必要ですが、どうしても増えてしまう方は収納スペースが充実している物件を選びましょう。

第9位 駐車場・駐輪場(3.4%)

「大きな荷物を車に乗せるときに大変なので、駐車場が敷地内、できれば自分の部屋から見える位置にあることが条件。」(37歳/男性)

「駐車場が2台分あるかどうかが必須条件。」(30歳/女性)

「屋根のある駐輪場がほしい。」(32歳/女性)

車を所持している人にとって駐車場は必要不可欠なものとなります。
特に、夫婦がそれぞれ車を所有する世帯では駐車場が2台分必要となりますが、もし駐車場が1台分しかない物件の場合は付近の駐車場を借りなければなりません。
「家賃+駐車場代」を考えると、少し家賃が高くなっても2台分の駐車場を利用できる物件の方が家計の負担は軽くなります。

駐輪場に関しては、屋根があるかどうかを確認しておくといいでしょう。
自転車を雨ざらしにしておくと自転車の傷みが早くなり、買い替え時期が早くきてしまいます。

第10位 築年数(2.9%)

「築年数が古すぎると冷えがひどい…なるべく新しい家に住みたい。」(21歳/女性)

「築年数やリフォーム年数。きれいな家に住みたいし、引越ししてすぐに修理や交換等したくないから。」(31歳/女性)

基本的に、家賃は築年数が浅いほど高いもの。しかし、古い物件を選んでしまうと寒さや騒音などの面で快適な生活に影響をきたす場合があります。
ドアの隙間から風が入ってきたり、壁や窓ガラスが薄いため冬場に室温が下がることも。余分な暖房費もかさみ、家計面でも負担となります。

しかし、築年数だけで候補を絞ってしまうと選択肢が少なくなりがち。
古いけれどきれいにリフォームしている物件もたくさんあります。築年数だけで判断せず、条件や実際の様子を見て考えてみるといいかもしれません。

譲れない…と思っても、住んでみたら意外といいかも?

ここまで、賃貸物件に住むみなさんの「これだけは譲れない」と思うこだわりの条件を紹介しました。
自分の場合はどんな条件が譲れないかを考え、整理しながら物件探しを進めていきましょう!

一方で、条件に合う賃貸物件が見つからずに妥協した結果、「住んでみたら意外と気にならなかった」ということもあります。
こだわりの条件が多すぎると、そのぶん選択肢が少なくなり、家賃は高くなりがちです。住んでみないと分からないこともたくさんありますので、ぜひ広い視点で物件探しをしてみてください。

賃貸物件選びのランキングについては、「賃貸物件選び、妥協してOKな条件は?みんなの妥協ポイントBEST10」も併せてご覧ください。

まとめ

住みやすいお部屋や住環境を追求するためには、あらかじめ物件選びの条件を考えておく必要があります。
物件を選ぶ時には、最低でも更新までの2年間はそこに住む気持ちで物件を探すはず。ご自身に必要な条件に優先順位をつけ、家賃とのバランスを考えながら、理想に近い物件を絞り込んでいきましょう。

アットホームでは、あなたのこだわりに応じて様々な物件をご紹介しております。ぜひいろいろなこだわりポイントから物件を探してみてください。

調査概要

「【賃貸にお住まいの方】住まい探しの時は特に希望していなかったが、意外によかったと思うことはなんですか? 」
調査方法:インターネットリサーチ
回答サンプル数:609人
対象:18歳~59歳男女(全国)
調査期間:2019年1月23日~2019年1月30日

「次に住む【賃貸住宅】を探すときに、絶対に譲れないと思うことはなんですか? 」
調査方法:インターネットリサーチ
回答サンプル数:861人
対象:18歳~59歳男女(全国)
調査期間:2019年1月23日~2019年1月30日